
昨日の山陽新聞に、表町に登場した「正夢書房」など4店舗のオープンの広告が大きく掲載されていた。「正夢書房」は小説など、そして他の三店舗は、育児・ファッション、趣味・旅行、美術・芸術とジャンルの違う書籍が販売され、店名も異なる。
その広告の「表町ルネサンス」店主の古市大蔵さんのご挨拶を読んで何だかわくわくした。「表町は人生の豊かさを享受する『おもてまち』」のフレーズに込められた古市さんの「表町」に対する強いこだわりと愛に共鳴もした。
思えば、表長には老舗の本屋が並んでいた。吉田書店や細謹舎があった。いずれも古い歴史があった。この本屋には、よく通ったものだ。周辺には歴史ある古本屋もあった。表町は商業の街であったが、文化の街でもあった。
今活字離れが進み、電子書籍の登場等も含めて、本が売れなくなっている。そうした中で、次第に書店が消えていき、個性ある古書店もなくなっている。本好きとしては、寂しい限り。
そんな中での、あえてというべきか、4つの書店をオープンさせる心意気を、私は市民の一人として正面から受け止めたいと考える。頑張って欲しい。明日にでも、行ってみようと思う。
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