「おかやま文学フェスティバル」が一昨日からオープンした。二日目の昨日は、平松洋子講演会が県立図書館で開催され参加した。会場はこうした文学講演会には珍しく満席。参加できなかったいらっしゃるとか。
ところで、正直に告白するが、私はこれまでに一度も平松洋子さんの作品を読んだことがない。ホント、恥じ入るばかり。ただ、岡山県が毎年開催している「内田百閒文学賞」の表彰式にはほぼ毎年参加しており、選評は聞かせていただいてきた。
さて、昨日は第一部は平松洋子さんのご講演、そして第二部は市立図そして県立図の司書の方、加えて書店の方と三人と平松さんとのトークショー。と言っても、実質は三人が質問し平松さんが答えるという内容。
質問のほとんどは今月1日に発売された『ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け』(新潮社刊)に関してのこと。この本には、大相撲やプロレスなども取り上げているようでそのお話はとても興味深く、昨日お話を聞かせていただいたこともありお礼という意味でも買って読んでみようという気になった。
ともあれ、岡山市がユネスコの「文学創造都市」をめざす中で、文学に関する取り組みが広がることはなんとも嬉しい。