「歌舞伎・観る会」STAFF会議を開催、原点に立ち戻って活動強化へ
今朝の山陽新聞に、4月10日~25日まで開催される「第26回四国こんぴら歌舞伎大芝居」の昨日の製作発表・記者会見の模様が報道されていた。座頭の中村翫雀丈、そして市川亀治郎丈、片岡愛之助丈の写真も掲載されている。記者会見には同席していないが、私も親しくさせていただいている上村吉弥丈も出演される。昨年は、岡山大学へ検査入院しており、行くことが出来なかった。今年はと、楽しみにしている。
そんな昨日、私も役員をさせていただいている「おかやま・歌舞伎・観る会」のSTAFF会議を開催し、今後の「観る会」の活動について語り合った。1997月10日に、今や人気俳優と大きく成長した片岡愛之助丈に来ていただき、盛大に旗揚げした。そして、「歌舞伎鑑賞教室」、「備前おかやま歌舞伎」として、一年を除いて毎年岡山の地で、歌舞伎を主催したきた。その内二回は、「岡山城かがり火歌舞伎」として、岡山城天守閣前での「かがり火歌舞伎」も開催した。
ところが一昨年・昨年と二年続けて、歌舞伎公演を開催しないで過ごしてきた。そんな中で、今後の「歌舞伎・観る会」の活動をどうするのかが、中心的な議題であった。「是非とも歌舞伎公演を開催しよう」は、みなさんの思いの一致するところであった。
ただ、「歌舞伎鑑賞教室」だと、出演者が限定され、演目も数年に一回の同じ狂言となり、他の俳優さんの舞台が観たいとの声も少なくない。その一方で、日本の伝統芸能である「歌舞伎」を敷居の高いものとはせず、その魅力を知ってもらうためにも、出演者は限られていても、観劇し易い料金で継続して開催することに意義があるのでは、との意見も少なくなくあった。そうした開催意義の問題に加えて、公演料、それは観劇料に関わってくるのだが、その課題も横たわっている。
昨日は結論を出さず、もう少し議論を深めていくこととなった。いずれにしても、「観る会」発足の原点に立ち戻って、活動を強化したいと考えている。そして、来年は岡山の地での歌舞伎公演を再開できればと考えている。
そして同時に、今年の活動として、4月には「こんぴら歌舞伎 観劇・感激バスツアー」、また7月には「大阪松竹座 観劇・感激バスツアー」も繰り出すこととしている。その他、多彩な企画も検討中である。是非ともアナタも、「おかやま・歌舞伎・観る会」に参加して、歌舞伎を楽しみながら、学びませんか?。なお、バスツアーはいずれも会員限定(会費は、年間2千円)としている。