先にも書いたが、もう7月半ば。岡山高齢協が主催する今年の「高齢者主張大会」の、「高齢者の主張」の締め切り日が近づいてきている。
少子高齢化の中で、高齢者の占める割合は次第に高くなっている。そんな高齢者だが、老々介護で苦しみ、時にはお荷物と呼ばれたりもている。社会保とか障費を若い世代のために削減するとして、「高齢者の医療費を全て3割負担に」「終末医療費を自己負担に」と、声高に主張する政党もある。
かって、国は、「老人は、多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、かつ、豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものとする」と、老人福祉法」(第2条)で定めていた。私は、いつもこの条文を心の中で唱えて生活している。
「豊富な知識と経験を有する者」として、今声を上げることが求められている。ロマンに満ちた生き様を、そして世の中への抗う声を、さらには趣味や健康法など、あなたの声を届けてほしい。1600字以内にまとめて投稿して欲しい。
現在までの投稿者で最高齢の方は、99際の方がいらっしゃる。老いて、ますますお元気だ。年齢を重ねたからだけで老いるのではない。「心はいつも青春」、前を向いて歩くさまを、是非とも文章に。
応募作品の中から、最優秀賞1編(賞金1万円)、優秀賞5編(賞金5千円)が決定し、受賞作はご自身の手で、11月15日(土)開催の「岡山県主張大会」で発表していただく。生きてきた証として書き記し、発表してほしい。投稿された方には、全ての投稿を冊子にしてお届けする。元気の詰まった一冊だ。
「高齢者の主張」の締め切りは7月18日(金)だ。少しだけなら遅れてもも可だ。是非とも投稿していただきたい。あなたの玉稿を待っている。