来年の第27回こんぴら歌舞伎大芝居」は幸四郎・染五郎の親子出演、楽しみだ
年賀状の受け付けが始まった。この頃になると、年末の片付けに加えて年賀状書きもあるのに、連日の忘年会でそれもままならず、焦る日々を過ごすのが現役時代の常であった。現役を終えて、年賀状を失礼することとし、かつ忘年会のない身となり、その意味では、いつもと変わらない日々を過ごしている。 そんな年末の恒例となっているが、一昨日・15日に、来年の「第27回四国こんぴら歌舞伎大芝居」の日程、そして出演者と演目が発表された。今年も少しだけ発表が遅かったように思う。
昨年は、片岡愛之助が出演し、大いに賑わったところだが、今年は幸四郎・染五郎の親子出演だ。歌舞伎でなければ、幸四郎の娘の松たか子も出演するのにと、いささか悔しい。
さて、今年も日程は昨年と同じで、開幕が少しだけ遅い。4月9日(土)~24日(日)までとなっている。以前は琴平の満開の桜を楽しむことができたのに。
ともあれ今年の出演者&演目は、昼の部が染五郎の「熊谷陣屋」、幸四郎の「河内山」となっている。そして、夜の部は幸四郎、梅玉の「鈴ヶ森」、芝雀の「藤娘」、染五郎の「鯉つかみ」となっている。
私が最初に「こんびら歌舞伎」を観たのは、第4回であり、もうずいぶんと長い時間が流れている。毎年観るのは、頑張っている私へのご褒美という側面もある。
そんな「こんぴら歌舞伎」の観劇で、今年は私も参加している「歌舞伎・観る会」で、ツアーバスを出そうかとも考えたりする。ともあれ、また今年も「こんぴら歌舞伎の季節」が近づいてきた。ワクワクの日々だ。