私:えーッ、知らないって、どういうこと?
銀座のホステス(33歳だとおもう):知りません。どなたですか。ナイナイじゃないですよね。
私:岡村ちゃん、いや岡村さんだよ。
銀座のママ(54歳):私、知っています。聴いたことありますし、〇〇さんから以前ご本人さんについて聞いています。
私:さすがだね。私と同世代だからねママは。
と言う具合に、同世代でも6割近くは恐らく知らないであろう、アーティスト岡村靖幸氏。
この天才的なアーティストを私が知ったのは、1989年、彼がデビューして5年も経っていなかったらしいけど、すでに
アルバムが出ていた気もするし、渡辺美里や誰だか忘れたが、所属事務所の流行歌手、グループと合同コンサートを
やっていた。
私は、大学の仲間が、突然毎回ドライブに彼の曲を聞かせるものだから、私もすっかり洗脳されて地元に帰省する車内で
聴くようになって、早、33年。
日本の歌手、作曲家に多くのファンを持っている岡村さん。
私は、岡村ちゃん、とはいいたくない。
ずっと近寄り難い、その不気味さが好きだからだ。
だから、岡村さん。でいい。
岡村さんの曲を最初から聴け、とはいわない。
せめて、10年ほど前からの楽曲を試しに聞いてほしい。
できれば、フランクミュラーのトノーカーベックスを着けて聞いてほしい。
「ぶーしゃかLOOP」を視聴していると、トイレに行きたくなるのはなぜだろうか。
私は、本日は彼の〝成功と挫折〟〝インテリア〟を聞きながら、金無垢のトノーカーベックスを着けて
仕事を中断して投稿している。
ちなみに今日の私は三岸好太郎の絵画と、岡村靖幸の曲に波動を受けて鼓舞されているのだ。