6月12日 (月) ─
東海地区が梅雨入りしたのが6月7日。梅雨期になって最初のIKOIウオーキング となったのは重い雲が垂れ込める池地区の田圃と紫陽花ロードを歩くこと。
この時期によく似合うのは三方を緑深き山々に囲まれたこじんまりした池地区の里山である。
山の緑を映す水を張った早苗の田圃は静寂に包まれ、古代日本の原風景を連想させる風情にはこころが和む。「郷愁」という言葉の響きが思い浮かぶ。
山間から流れ下り田に水を灌ぐ鳴沢川(対島川)に沿って紫陽花の咲く道が続く。だが、紫陽花の花が路端を全面に飾るのはまだ先のこと。時期が少し早すぎた。
田圃に引水したため水量の減じた鳴沢川の澱みにはヤマメが群れをなしていた。こんなに魚影が濃いいのは初めてみる。この川には結構魚がいるのだ!
平成22年4月に天皇皇后がこの地を訪れこの風景を楽しまれた。その記念碑が最近池の山神社の近くに建てられている。
私が戦中に、疎開先の田舎を、
今、思い出しました。この池地区と
そっくりさんです。四国香川県の
山奥でした。讃岐は川が少なくて
ため池の多い所ですが、校歌にも
なっている、香東川の南上でよく
遊び、泳いでいました。素潜りで
川魚を、手掴みしたものです。
今は、その特技でサザエの密漁を
やった事もありますが、池地区の
ヤマメは、見逃しています。
ホタルは、楽しみです( ^ω^)・・・
落ち着いた雰囲気に心が安みました。
晴れ渡る空も良いですが
時にはしっとりした空気もよいですね。
皆様は元気ハツラツのウォーキングと思いますが・・
元気にも過ごしております。
消えゆく世代のセンチメンタル・トリップでなくとも池の里山風景は世代を超えて人をひきつけるものがあるように思えます。