鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第594回】 上海の食生活

2012年08月16日 | 住宅コンサルタントとして
上海でマッサージにはまっている鬼山です。

結局、上海滞在3日間、毎日通ったマッサージ店をすっかり気に入ってしまいました。

さすがに3日間、連続で通うと、スタッフの方たちも顔を覚えてくれ、
私の顔を見るなり、手を振ってくれました。

上海の若い方は、皆さんとても気さくでいい感じです。

さて、昨日は船井総研時代の悪友が教えてくれた、上海で現地の方が通うお店に行ってきました。

そのお店の名前は、「上海№1」。

観光客が行かないお店なのか、日本語メニューも英語のメニューもありません。

こういう現地の方が普段、行くお店に行きたかったので、
入店した際は「ラッキー!」と思ったのですが、メニューを頼もうにも、
感じだらけでしかも意味がよく分からなく、オーダーできずに困っていました。

すると、若い女性スタッフ(おそらく10代後半)の方が、写真付きのメニューを持ってきてくれ、
何とかオーダーすることが出来ました。

実際頼んだのは、ふかひれスープ、小龍包、春巻、アワビ入りのおかゆ、ビールで、
これだけ頼んで実際支払った金額が148元。
日本円にして1800円。





ふかひれ、メッチャ入ってて、しかもスープもものすごくおいしかったんです。
で、ビールも飲んで、ご飯ものも頼んでこの金額。

現地の方が通うお店って、ホント、安くてうまいんです。
(ただ、お箸や食器は汚いので、おしぼりできれいに拭く必要があります)

基本的に食べて飲んで、2000円使おうと思ったら大変なのではないでしょうか?

また、上海のスーパーやコンビニで売られている食品もチェックしましたが、
日本のメーカーのモノが大半を占めていました。

また流行しているファッションビルの中にあるお店で、
日本のラーメンや日本食、てんぷら、寿司店などもかなりあって、
日本の食べ物や食文化が中国にかなり受け入れられているようです。

スナック菓子と清涼飲料水なんて、本当にコンビニにあふれていて、
中国人で腹が思いっきり出ているオッサンと子ども(女性も結構いましたが・・・)の比率が高いのは、
この食生活のせいではないか、と個人的に思ったくらいです。

食のボーダレス化ですね。

これも現地に来ないと、分からなかったと思います。

3日間、中国に滞在して感じたことをまとめます。

・若い中国の方は、非常に愛想も良く、親切で好感が持てた。
・車のマナーの悪さは、ちょっと異常。歩行者が横断歩道を渡っていても関係なく、突っ込んでくる。
クラクションが1日中鳴り響いていて、落ち着かない。
・食べ物は文句なくおいしいし安い。
・治安は本当に良い。車が速度を落とさずに歩道に突っ込んでくる以外は。
・建設中のビルの数は数えきれないほど多い。ただ、新しいビルでも空きテナントは多く、
近い将来のバブルの崩壊を感じさせられる。
・メイン道路から一本裏に入ると街は本当に汚い。また下水のにおいが充満しているエリアもあった。
・ショッピングに関しては、あまり向かない。ハワイや韓国、ヨーロッパの方が楽しい。

こんな感じでしょうか。
でも、本当にいろんな発見があった3日間でした。

というわけで、本日日本に帰ります。

明日からはまた仕事三昧。
楽しみです。
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【第593回】 過ぎたるは猶及ばざるが如し

2012年08月15日 | 住宅コンサルタントとして
上海生活を満喫しまくっている、鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

ちなみに私は、海外に行く際には、宿泊先のホテルに関して、お金を惜しみません。

アクティブに活動される方にしたら、ホテルは寝るだけのスペース、と言えるかもしれませんが、
年間150泊以上はホテル暮らしの私にとって、どこで寝るのか、どこで過ごすのかという問題は
とても重要なのです。

で、今回宿泊しているのは、パークハイアット上海というホテル。
現在、世界で一番高い位置に部屋があると言われているホテルで、
私が泊まっているのも82階なのです。

ちなみに、ホテルの窓からの景色は、昼と夜でこんな感じです。





部屋も広く、バスルームやアメニティーも充実していて、すこぶる快適です。

さて、昨日は上海のメインストリートおよびその近郊を散策してきました。



今現在も、上海のいたるところでビルが建設されていて、
これ以上、開発しても大丈夫かなぁ、と個人的に感じてしまいました。

というのは、上海でここ1~2年の間で建ったと思われる、最新のファッションビルを何件か回ったのですが、
その最新のビルの中のテナントですら、結構空きがあるのです。

特に3階以上のテナントでは、約半数のテナントが空いているビルもありました。

それでもまだまだ建設ラッシュは止まりそうにありません。

この状況を見て、中国経済も決して順風満帆では無い、ということが分かります。

これで中国バブルがはじけたら(というか、はじけるでしょうが)、世界にどんな影響が及ぶのか、
考えなくてはならないと感じました。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということわざがありますが、
上海の開発ラッシュに関しては、当てはまります。

また、昨日は上海の観光スポットで有名な、豫園にも行ってきました。

豫園の中にあった、おもちゃ屋さんを除いたのですが、
日本のキャラクターグッズが所せましと並んでいました。



そんな中で、こんな耳付きのアンパンマンが!



やっぱ、この辺は中国なんですね。
バッタモンだらけなんです。

どこからどう見ても、私は日本人(=カモ)に見られるらしく、
何故かどの集団に紛れていても、私にピンポイントで呼び込みのオッサン・オバハンが
怪しい日本語で話しかけられます(笑)。

さて、実質今日が上海をプラプラできる最終日。
明日は日本に帰るだけなので・・・。

今日もいろいろと散策して来ようと思います。

皆様も良い休暇を!
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【第592回】 現地に足を運び、体感することの重要性

2012年08月14日 | 住宅コンサルタントとして
昨日から上海に来ています。

何故、上海に来たのかという理由は以前のブログでも書きましたので割愛しますが、
正直、たった数時間滞在しただけで、上海が早くも好きになってきました。

上海の浦東空港に到着して、すぐに携帯とi-padの電源を入れたら、
フェイスブックが普通に起動したので、

「何や!巷の話(=フェイスブックは中国で使えない)と現地ではやっぱ違うな~」

と思っていたのですが、しばらく立つと確かに使えなくなりました。

という、こうした事実も現地に来ることで確認が出来ます。

浦東空港から滞在先のパークハイアット上海までタクシーで移動したのですが、
40キロ超の道のりをタクシーで移動して、その料金が何と154元。
日本円にして2000円という安さにまずビックリしました。

更にパークハイアット上海は、世界で最も高い位置にあるホテルらしいのですが、
ホテルの部屋からの夜景、更にはこの浦東新区周辺の高層ビル街にもビックリしました。

タクシーで来る途中、本当に汚い街もありましたし、
このオフィス街の中心に来ると超・近代的な都市ですし、
貧富の差が本当に激しいんだろうと思いました。

また、上海を走っている車で圧倒的に多いのは、どのメーカーだと思いますか?

実は上海の車は、圧倒的にフォルクスワーゲンが多いのです。
これも現地に来なければ分かりませんよね。

そしてホテルに着いてチェックインし、ホテル周辺を散策したのですが、
上海では英語が話せる方が思っていた以上にいて、
私の片言の英語である程度、コミュニケーションが出来るのです。

夜、小龍包が名物の中華料理屋さんで食事をしたのですが、
そこの店員さんたちはみなさんすごく愛想が良く、
ビールも接ぎに来てくれたり(瓶ビールしかないのです)、
いろいろと話しかけてくれたりと、接客もとても素敵でした。

小龍包にしても、炒飯にしても、本当においしかったー。

そしてビルの中をうろうろしていたら、マッサージ店があったので迷わず入店。
135分のコースで、しかも個室でオイルも使って全身コースで8000円でした。
安い!

ただ、店員さんが言ってくれた英語を私が正しく理解できず、
本能の赴くままにリアクションするのですが、そのリアクションがどうも天然らしく、
中国の女性にウケまくっていました。

施術の間、いびきをかいていたようです(汗)。

そして施術そのものの技術も最高で、特に足裏なんかは日本のどこで受けるよりも
この上海のお店の方が全然上手でした。
全てツボにあたるというか、本当に最高だったのです。

これまで、メディアや周囲の方から耳にした情報だけで、中国を嫌いでしたが、
実際に来て交流してみると、結構いいんです、中国の方。

こっちが笑顔で話せば、ちゃんと笑って下さるし、
品のある方ももちろんいらっしゃいますし・・・。

日本でも、頭の悪い人、ルールを守らない人、常識のない人はいますし、
これは日本も中国も変わりないなぁ、と思います。

いずれにしても、たった数時間でかなり上海、というか中国が好きになりました。

今日は、またどんな出会いがあるのか、とても楽しみです。

現地に足を運び、直接体験することの大切さを改めて感じた1日でした。
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【第591回】 感動体質

2012年08月13日 | 住宅コンサルタントとして
映画を見たり、スポーツの試合を見て、感動することがありますか?

最近の若い方は、感動的な映画を見ても、素晴らしいスポーツの試合を見ても
なかなか感動出来ないタイプが増えているような気がします。

もちろん、感動の幅に個人差があってしかるべきだとは思うのですが、
感動出来ない体質は、お客様と接点を持つ職業の場合、ちょっと残念だと思います。

そもそも、今のお客様が何を求めているのか、というと、
私個人的には「共感」ということが最も大きいと思うのです。

お客様に共感していただこうと思えば、まずは自分から共感しなければなりません。

共感が出来るということは、人の感じ方や考え方を理解し、
それを「素晴らしい」「確かにその通り」と思えるということです。

要するに、自分の考え方以外のものを認められる、ということです。

他の方の意見を認めた時、その方の考え方がイケていれば、共感が芽生えてくるのです。

そして、自分の考え方や発言に共感してくれる方に対し、人はこれまた共感するのです。

そういう意味で、いろんな方の考え方や言葉に感動出来る感性を持っている、
ということは、それだけで十分素晴らしい特長を持っていると思います。

だから、人は感動体質にならなくてはならないのです。

皆さんは、個人的に感動体質ですか?
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【第590回】 目標設定をどこにするかで、チームづくりは変わる

2012年08月12日 | 住宅コンサルタントとして
オリンピックが始まった当初、生活のリズムが大きく狂いましたが、
今は自分のペースを守れている、鬼山です。

さて、今回のオリンピックで個人的に最も熱くなったのは、やはりサッカーでした。

オリンピック前、なでしこはメダルを獲得してくれるだろう、という大方の予想でしたが、
男子は当初の予想よりもかなり上振れしてくれました。

ホント、興奮させてくれました。

ただ、優勝したメキシコ、2位になったブラジルの決勝戦を見て、レベルの違いを感じました。
レベルは10年前と比較するとものすごく上がっていますが、
まだまだ世界のトップレベルとの差を感じた大会でもあったと思います。

これはあくまでも私の個人的な見解ですが、
日本のチームとしての戦略は、優勝するためのものではなかったと思うのです。

現在の日本のレベルで挑む、今回のオリンピックとしてはベストだったのでしょうが、
優勝を狙うチームとしての戦略を選択してはいなかった、ということです。

メキシコの準決勝、決勝の戦い方は、優勝するにふさわしかったと思います。

要は、2週間で6試合を見越した戦い方だったと思うのです。

一方の日本は、エジプト戦で力を使い果たしたのではないか、と感じました。
(あくまで私の個人的見解です)

前線からプレスをかけ、プレッシャーをかける。

これは、スケジュールに余裕があったり、ワンマッチであれば良いと思うのですが、
明らかにメキシコ戦以降は、動きが鈍かったような気がします。

更にパスサッカーは、グランドコンディションに大きく左右されます。

3位決定戦が行われた競技場は、ピッチコンディションがとても悪かったので、
韓国のロングボールからの一発のカウンター狙いの方が、理にかなっていると感じました。

もちろん、日本にもっと地力があり、当初からなでしこのように優勝を狙う立場であれば、
決勝戦を見据えて、全6試合でのパフォーマンスを考えた戦略もあるかと思います。

予選リーグもしくは決勝トーナメント1回戦の戦い方が変わってくるでしょうし、
メンバー選出の仕方も変わってくるでしょう。

でも、これは経営に関しても同じことが言えると思っています。

自社は市場、お客様からどう思っていただける会社を目指すのか?
最初から年間何棟、商圏エリア内のどのポジションを狙うのか?
それを達成するために、スタッフの採用時にこだわるべきポイントは何か?
どういう教育システムで、スタッフを育てていくか?
どういうマーケティングを市場内で展開していくべきか?
どういう商品開発をやらなくてはならないか?

ゴールイメージを明確にするからこそ、戦略も明確になってきます。
チームづくりも変わってくるわけです。

サッカーを見ていて、こんなことをずっと感じていました。

皆さんの会社では、どんなチームづくりを目指していますか?
ゴールイメージは明確ですか?
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【第589回】 お盆までを振り返って

2012年08月11日 | 住宅コンサルタントとして
今日からお盆休暇をいただいております。

コンサルタントになって丸7年経過しましたが、
これまでの中でも今年が最も忙しかったです。

改めてゴールデンウィーク明けから昨日までの中で、完全オフは2日しかありませんでした。
今年、40歳になる私の体、本当によく持ってくれました。
丈夫な体で生んでくれた、両親に感謝です。

さて、年始に自分が立てた、行動目標に対しての進捗をチェックすると、
今年は今までの中で最も進捗が悪いことが分かりました。

特に調査が十分に行けていないのです。

調査に行く時間を確保しなければとは思っているのですが、
今年は土日もかなりコンサルティングが入っています。

もっと意識して時間を確保しなければなりません。
このお盆休暇を利用して、再度自分の行動を見直し、
何をやるべきか、そのためにどの程度の時間を確保しなければならないかを
チェックしたいと思っています。

2012年、2013年とどんな準備をするかで、
2014年以降の冬の時代の厳しさが変わってきます。

最前のご提案がクライアント様に出来るよう、私もしっかりと準備をしたいと思っています。
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【第588回】 感謝の気持ちが足りない人は、結果が出ない

2012年08月10日 | 住宅コンサルタントとして
今、ご縁を頂戴しているクライアントの経営者は、スタッフ想いの方ばかりです。

そもそも、決して安くはないコンサルティングフィーを頂戴している私は、
そういうことを感じてお仕事をさせていただいているつもりです。

会社の業績が良くなり、経営を維持することで、社員さんの雇用を維持できるし、
家づくりを託して下さったお客様のメンテナンス等をずっとやっていけるのです。

そのために、社員教育の一環として、先行投資をして下さっているのです。

「少しでも、みんなが力をつけ、お客様のお役に立って欲しい」
という経営者の気持ちが分かったとしたら、会社が設定してくれる研修の場を
もっと真剣に取り組もうという気持ちになりませんか?

でも、プロのビジネスパーソンであるなら、そんなことに気付く必要があると思います。
(もちろん、経営者の方も何のために研修をやっているのかをご自身が伝えるべきかとは思います)

しかしながら、会社が設定する研修や会議に参加する際、
何も考えずに「ただ、出なくてはいけないから・・・」的な態度丸出しの人がいます。

周囲(少なくとも、勉強する機会を与えてくれた、会社に対して)に感謝する気持ちが少なすぎなのです。

研修の場で、隣の席の人と話したり、携帯をいじったり、
ガキのような立ち振る舞いをする人が、残念ながらいるのです。

そういう人は、当然ながら結果も出ません。
また、仮に契約をいただけたとしても、お客様と良好な関係を築けないのです。
だから、紹介が思いっきり少ない(もしくは無い)方がほとんどです。

周囲の空気を読むとか、自分が今、こうした環境にあるのは誰のおかげか、
というようなことに気付く力が欠けていて、自分がやりたいことが勝ってしまうのです。

そういう人の人間性は当然ながら低いので、年齢を重ねれば重ねるほど、
結果が出なくなってしまうのです。

今の自分のおかれた環境に感謝する心。
周囲の方に感謝する心。

感謝の気持ちを忘れずに働きたいものです。
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【第587回】 潮の流れが変わる時

2012年08月09日 | 住宅コンサルタントとして
ここ最近、思っていることなのですが、
ちょっと各クライアントの業績が良すぎます。

もちろん、いろんな手を打っていただいていますし、
商売の王道を突き進んでいただいていますから、
業績は上がるはずなのです。

ただ、その上がり方が、ちょっと異常なような気がします。

ここで余裕をぶっこいてしまう方もおられるかもしれませんが、
私は慎重な性格なので、これは明らかにおかしい、異常だと思っています。

消費税が上がった後の反動がすごいのではないか、と・・・。

2014年4月以降は、潮の流れが変わる、というのは1年以上前から思っていましたが、
その変わり具合が自分の想像を超えるのではないか、と感じています。

需要が一気にしぼむでしょう。

こういうときに、どう乗り越えればいいのか?

各クライアント様には、私の考えを随時、お伝えしていきます。

今からしっかりと手を打って参りましょう!

皆さんの会社では、今の受注状況に満足してしまっていませんか?
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【第586回】 面白いと感じられる感性

2012年08月08日 | 住宅コンサルタントとして
これからの時代、お客様との商談で大切なのは、

「家づくりの商談が楽しい!」

とお客様に思っていただけるような商談が出来るかどうかです。

時代が成熟化し、お客様が多くの情報を取得出来たり、さまざまな消費活動を経て賢くなっています。
ですから、今のお客様は良い家を見たり説明を受けても、感動しにくい体質になっています。

もちろん、素晴らしい家を建てていくことは大切なのですが、
それに加えて、お客様が「楽しい」「感じ良い」と感じられるような空気をつくっていくことが大切です。

お客様との商談中、お客様は楽しそうにされているでしょうか?
お客様が来店された際、もしくは帰られる際、良い印象を持ってもらうことが出来ているでしょうか?

商品やサービスが良いのは当たり前。
それに加え、「楽しい」「面白い」「ワクワクする」といった感情を
お客様が持たれるような対応が求められるでしょう。

そうしたことを実現する上で大切なのは、
自分達が日頃からどんなことに対しても前向きに取り組んだり、楽しく考えられたり出来る、
こうした感性を高めていくことだと思います。

いろんなことが日々起こりますが、
ポジティブに楽しく感じることが出来る感性を磨いておくことが大切です。

「この会社、お客様に愛されているなぁ」と感じる会社のスタッフの方は、
いろんなお話をさせていただいても、皆さん笑うのが上手なのです。

「ここで笑って欲しい」というところで、皆さんちゃんと笑えるのです。

皆で笑えるのは、これは話し手が面白いということよりも、聴き手側の感性が素晴らしいのです。

組織としての感性を磨くことが出来ている会社は、これからの時代、強いと思います。
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【第585回】 業績を上げる前に、やっておきたいこと

2012年08月07日 | 住宅コンサルタントとして
最近、ニューヨークに無償に行きたい(というか、住みたい)と思っている、
鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

ニューヨーク在住のあるライターさんが書かれた本をクライアントの社長からおススメいただいて、
それを一気に読んだのですが、もう心はニューヨークって感じです。

先日、ちょっと良いご縁をいただいた、イケメンの方とコラボして、
ニューヨークでお仕事をつくろう、ともう面白い発想が実はあるのですが・・・。

さて、受注棟数も利益率も上がっているのにも関わらず、いざ決算で締めてみると
大して利益が出ていない会社があったりします。

社員一人あたりの生産性も悪くない。
スタッフ皆、一生懸命仕事に取り組んでくれている。
でも、利益が残っていない・・・。

企業を経営していく上で大切なのは、安定経営をして、
お客様と従業員の方を守っていくことです。

ですから、ちゃんと利益を出せる体質になり、
利益を出して納税し、かつ内部留保を確保しつつ非常事態に備えたり、
いつでも投資出来る体制をとっておくことです。

そのために、儲かる体制、儲かる体質になることが大切です。

具体的には、利益に対する考え方、経営に対する考え方を確立すること。
そして、実行予算作成時に出る予定利益が、完工までどのような推移をしているかを
チェックできるしくみを構築することです。

追加工事ややり直し工事が絡んで大きく利益を改悪するケースがあります。
利益が当初の予定より悪くなることに対し、経営者が問題意識を持って、
徹底的に原因を究明し、解決することが大切です。

2012年、2013年。
マーケティングセンスがあり、真剣に取り組んでいる会社は
どこも業績が良いです。

ただ、ここで利益がキッチリと残せる会社にならなくてはなりません。

利益率推移がチェックできる体制。
問題が発生した場合、その原因を究明し、解決できる体制。

こうしたしくみがまだない会社さんは、早急に社内につくりたいですね。
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【第584回】 ガールズトークは勉強になります

2012年08月06日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアのクライアントの現場見学会のサポートに行っておりました。

普段はエアコンの効いた場所でお仕事をさせていただいている私にとって、
炎天下に一日居ることはほとんどありません。

昨日も本当に暑かったです。

普段から大工さんや職人さんたちはこんな暑い中、お仕事をされていると思います。
本当にお疲れ様です。

さて、昨日は午前中はお客様がゼロでした。
このままだとまずい、と思っておりましたが、午後はちゃんとお客様がご来場されました。

午前中、お客様が来場されなかったので、
クライアントの社長の奥様と女性スタッフのガールズトークに私も入れていただきました。

そこで私は、改めて女性同士の会話のすごさを実感することが出来ました。

何が基準で、購入先を決めるのか?
女性は消費者になった時、売り手のどこを見ているのか?
普段、どんな会話を女性同士しているのか?
噂になりやすい店、企業のポイントとは何か?

メチャメチャ勉強になりました。
そして早速、クライアントのコンサルティング時にお伝えしていかなくては、と思います。

女性を虜に出来る企業、お店が市場を制する。
そんなことを実感した一日でした。

皆さんの会社は、女性の考え方、価値観について、勉強していますか?
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【第583回】 経営力とは?

2012年08月05日 | 住宅コンサルタントとして
どれだけ経営者がプレーヤーとして優秀であったとしても、
企業の業績を高めるためには、スタッフの力が必要です。

所詮、社長がどれだけ優秀でも、一人工な訳です。
住宅建築にしても、リフォームにしても、建築資材の販売にしても、
結局のところ、稼いでくれる社員、仕事を任せられる社員がどれだけいるかで業績は決まります。

私が今、素晴らしい会社だと感じるのは、目先の業績が良い、悪いでは無く、
スタッフがどれだけ目をキラキラさせて、働く目的を理解して働いている会社、
更にスタッフや会社から感じられるオーラが一般的な会社とは異なる会社です。

スタッフのモチベーションを高めるために、各社さんがいろんな取組をされています。

例えば、朝礼を変える取組をされている会社。
とても厳しい研修で知られる研修系の外部機関に、強制的に研修に行かせる会社。
マニュアルでガチガチに固め、更に見える化を徹底している会社。

最近思うのは、これらの取り組みは必要かもしれませんが、
これらだけでは社員さんのモチベーションが大きく変わらないのでは?ということです。

スタッフの根底にある、考え方や価値観が経営者のそれと一致することが、
最も大切ではないかと思うのです。

そもそも人は何のために働くのでしょう?
働くことの目的は何なのでしょう?
我が社が存在するのは、何の為なのでしょう?
我が社の存在目的は?
その目的を達成するために、今期は誰がどんなことに取り組み、どれくらいの成果を出すのでしょう?

こうしたことの共有が出来ていて、更にこれらを踏まえて実際に行動できている会社が、
本当に素晴らしい会社だと思います。

そして、そうしたことを実現する力が、経営者の経営力だと思います。
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【第582回】 勉強好きかノウハウ好きか?

2012年08月04日 | 住宅コンサルタントとして
今年の夏は、上海に行く予定の鬼山です。

「何故、上海に行くの?」って声が聞こえてきそうですが、
理由としては、長期休みに海外でリフレッシュしたいという思いが強く、
しかもマイルが溜まっているので、この時期の飛行機で、
しかも関空からマイルで海外に行けるエリアを探した結果、
上海行きの往復があったから、というのが理由その1です。

そして2つめの理由としては、個人的に中国が嫌いなのですが、
中国に行ったことも無く、現地を味わいもせず嫌いになるのはダメかな、と・・・。

自分の足で歩き、目で見て現地の人と話して、その上で好き嫌いを言おうと思ったのです。

という訳で、お盆は上海におりますので、
その時期上海におられる方がもしいらっしゃれば、鬼山までメール下さい!
是非、お食事にでも行きましょう!

さて、以前と違って、最近のコンサルティング時や勉強会の中で、
私自身がお伝えするのは、もちろんノウハウや事例紹介もあるのですが、
人として、経営者として、人間としての話のウエイトも多くなってきました。

もともとこのお仕事に就いた時は、
「ノウハウだけで業績が上がる」という、浅い知識しかありませんでしたから、
お客様にご来場いただくための手法、お客様に営業するためのテクニックのことばかり勉強していました。

しかしながら、ノウハウ、手法だけでは、業績の向上は止まる、ということに気付くことになります。

長年、地元で堅実な商売をされている企業と単なる一発屋的な企業の経営者の違い。
長年、ずっとトップクラスの実績をあげている営業マンと一発屋的な営業マンの違い。
いろんな方と接するうちに、両者の違いが明確に理解出来たのです。

お客様から応援され、市場から信頼と評判を獲得していくために、必要なことはシンプルなのです。
こうしたベースが無ければ、手法・テクニックはうまく乗らないことが分かったのです。

そこで最近は、より良い会社になり、安定的に業績が上がっていく体質になるために
必要な考え方をお伝えさせていただくようにしています。

すると、当たり前のこうしたことが、良く理解できる方。
更に自分達がまだまだ当たり前のことが十分に出来ていない、と気づかれる方と、
外から見たら全然甘いのにも関わらず、

「自分はそんなの分かっています!もっと実践的なことを聞きたい!」

という方とに分かれるのです。

でも、後者の方は、完全に自分を勘違いしているんですけどね・・・。

お客様がどう判断されるかが商売では全てなのに、自分で自分を評価しているだけなのですね。

勉強好きなのか、それとも単なるノウハウ好きなのかが、よく分かります。

勉強好き?それとも単なるノウハウ好き?
皆さんの会社はどちらですか?
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【第581回】 経営者の決断に応えたい

2012年08月03日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアのクライアントで、新しいプロジェクトのキックオフをやっておりました。

このプロジェクトを展開していく上で、クライアントは土地を2区画買っておられ、
更にそこにモデルハウスを建設します。

投資額は4000万円強となるかと思います。

別のクライアントは、新規事業立ち上げに加え、
土地購入、モデルハウスとモデル棟の建設をされています。

投資額は1億円弱となるでしょう。

その他にも、10億以上投資をしていただいているクライアントもおります。
本社を倉庫に移転し、ショールームをつくっていただいたクライアントもいます。
また、これから大きな投資をしようとお考えのクライアントもいます。

各クライアントが、提言を受け入れて下さり、莫大な先行投資をして下さっているのです。

つくづく思いますが、責任重大な仕事です。
決して失敗は許されません。

でも私自身、こうした環境にプレッシャーに感じるのではなく、
むしろワクワクして楽しみでしょうがない気持ちなのです。

成功の確信無き提案をもちろんする訳は無く、
頭の中では完全に成功するイメージしかありません。

更に、そのイメージを具体的に現場で形にし、お客様に価値をお伝えし、
受注という結果を出すまで、そのすべてを見届け、お手伝いさせていただくつもりです。

決定こそが経営トップの仕事ですが、
日本全体、右肩下がりの中、多大な先行投資をするという英断をされた、
クライアントの決断に、何としても応えたい。

そんな気持ちで今日も仕事に取組みます。
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【第580回】 正しい手順でのマーケティング

2012年08月02日 | 住宅コンサルタントとして
最近、レモン果汁を炭酸水で割った、砂糖ゼロのレモンスカッシュを毎日飲んでいる、
鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

ポッカさんのレモン果汁と生協の炭酸水の消費量がハンパありません。

でも、糖分ゼロでも全然おいしく、太る心配はない(と思っている)ので、
グビグビ飲みながら、仕事してます。

さて個人的には、6月、7月に本当にいろんなご縁、出会いがありました。
経営相談の数が合計8社。

コンサルタントになって以来、私にとって過去最高の相談数でした。

この中で、7社の経営相談が既に終わっていて、
新たにお付き合いをさせていただくことになったのが4社。

今はまだお付き合いをする段階では無いと判断させていただき、
環境が整い次第、再度お声掛けをいただくことになった会社さんが2社あります。

ご相談いただいた企業様の環境が整うのかどうか?
また、環境が整ったとして、その際にまたお声掛けをしていただけるのか?

こうしたことは予測出来ませんが、
お付き合いをすることになるかならないかは、全てご縁だと思っていますので、
ご縁があるか無いか、その結果を楽しみに待つ感じです。

私自身は大した宣伝もしていないのですが、
定期的にいろんな経営者様と出会いやご縁があるよう、
日頃からいろんなマーケティングに取り組んでいます。

そうした甲斐もあって、いろんな出会いがあります。
そのおかげで、いろんな企業経営者様にお会いした際、
お付き合いをすればお役に立てるのか?
それともまだお付き合いをてもあまり意味が無い(=十分お役に立てない)かを
冷静にジャッジ出来るのだと思います。

いろんな方と接点を持ち、将来的なお客様候補の方がどれだけ居て下さるか、
ということは、どの企業でも経営上とても大切なことだと思っています。

正しい手順でマーケティングを行えば、
将来のお客様候補の方がたくさん周囲に集まってくれるようになると思っています。

今、ご縁を頂戴しているクライアントの中で、
ご縁を頂戴してから住宅事業を本格的に立ち上げられたクライアントがいます。

まだ、お付き合いをさせていただいて、1年半です。

スタッフもまだ少ないのですが、正直、今のスタッフ数では対応出来ないくらい、
多くの見込みのお客様、商談中のお客様がおられます。

住宅激戦区でご商売をされているのに、です。

一方、常に「集客」という言葉ばかりを言い続けられ、
長年商売をされているのに、見込みのお客様との出会いが少ない会社さんもあります。

マーケティングの正しい手順について、
どれだけお伝えしても、残念ながら理解していただけなかったのです。

正しい手順のマーケティングをおこなうことがますます重要になっていると感じます。

正しいマーケティングを行うと、お客様候補の方との良い出会いが増えてきます。
俗に言う「集客」ということを気にせず、目の前のお客様、過去のお客様のために
良い仕事をやり続けられる環境が整うのです。

正しい手順のマーケティングに関しては、常日頃、お伝えさせていただいているかと思います。

正しく実践出来ていれば、たくさんのお客様候補の方との出会いがあるはずです。

今、皆さんの会社は、たくさんの見込みのお客様がたくさん集まってくれていますか?
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