鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第586回】 面白いと感じられる感性

2012年08月08日 | 住宅コンサルタントとして
これからの時代、お客様との商談で大切なのは、

「家づくりの商談が楽しい!」

とお客様に思っていただけるような商談が出来るかどうかです。

時代が成熟化し、お客様が多くの情報を取得出来たり、さまざまな消費活動を経て賢くなっています。
ですから、今のお客様は良い家を見たり説明を受けても、感動しにくい体質になっています。

もちろん、素晴らしい家を建てていくことは大切なのですが、
それに加えて、お客様が「楽しい」「感じ良い」と感じられるような空気をつくっていくことが大切です。

お客様との商談中、お客様は楽しそうにされているでしょうか?
お客様が来店された際、もしくは帰られる際、良い印象を持ってもらうことが出来ているでしょうか?

商品やサービスが良いのは当たり前。
それに加え、「楽しい」「面白い」「ワクワクする」といった感情を
お客様が持たれるような対応が求められるでしょう。

そうしたことを実現する上で大切なのは、
自分達が日頃からどんなことに対しても前向きに取り組んだり、楽しく考えられたり出来る、
こうした感性を高めていくことだと思います。

いろんなことが日々起こりますが、
ポジティブに楽しく感じることが出来る感性を磨いておくことが大切です。

「この会社、お客様に愛されているなぁ」と感じる会社のスタッフの方は、
いろんなお話をさせていただいても、皆さん笑うのが上手なのです。

「ここで笑って欲しい」というところで、皆さんちゃんと笑えるのです。

皆で笑えるのは、これは話し手が面白いということよりも、聴き手側の感性が素晴らしいのです。

組織としての感性を磨くことが出来ている会社は、これからの時代、強いと思います。
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