鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第588回】 感謝の気持ちが足りない人は、結果が出ない

2012年08月10日 | 住宅コンサルタントとして
今、ご縁を頂戴しているクライアントの経営者は、スタッフ想いの方ばかりです。

そもそも、決して安くはないコンサルティングフィーを頂戴している私は、
そういうことを感じてお仕事をさせていただいているつもりです。

会社の業績が良くなり、経営を維持することで、社員さんの雇用を維持できるし、
家づくりを託して下さったお客様のメンテナンス等をずっとやっていけるのです。

そのために、社員教育の一環として、先行投資をして下さっているのです。

「少しでも、みんなが力をつけ、お客様のお役に立って欲しい」
という経営者の気持ちが分かったとしたら、会社が設定してくれる研修の場を
もっと真剣に取り組もうという気持ちになりませんか?

でも、プロのビジネスパーソンであるなら、そんなことに気付く必要があると思います。
(もちろん、経営者の方も何のために研修をやっているのかをご自身が伝えるべきかとは思います)

しかしながら、会社が設定する研修や会議に参加する際、
何も考えずに「ただ、出なくてはいけないから・・・」的な態度丸出しの人がいます。

周囲(少なくとも、勉強する機会を与えてくれた、会社に対して)に感謝する気持ちが少なすぎなのです。

研修の場で、隣の席の人と話したり、携帯をいじったり、
ガキのような立ち振る舞いをする人が、残念ながらいるのです。

そういう人は、当然ながら結果も出ません。
また、仮に契約をいただけたとしても、お客様と良好な関係を築けないのです。
だから、紹介が思いっきり少ない(もしくは無い)方がほとんどです。

周囲の空気を読むとか、自分が今、こうした環境にあるのは誰のおかげか、
というようなことに気付く力が欠けていて、自分がやりたいことが勝ってしまうのです。

そういう人の人間性は当然ながら低いので、年齢を重ねれば重ねるほど、
結果が出なくなってしまうのです。

今の自分のおかれた環境に感謝する心。
周囲の方に感謝する心。

感謝の気持ちを忘れずに働きたいものです。
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