鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第791回】 一流の結果を出し続ける秘訣

2013年03月01日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、日本一だと私が思っている住宅会社のクライアント様にお伺いしておりました。

1月、2月と業績の方は申し分ないですし、2月は、過去最高の受注棟数でした。
純粋に営業マンは28名、うち入社1年未満~2年未満の若手さんが6名おられるので、
営業マンとして実質的に一人で動かれている方が22名ですが、
この22名の実質営業マンで、注文住宅の契約が単月40棟超えなのです。

まあ、すごいとしか言いようがありません。

お客様の来場も非常に良く、3月も結論を出せるお客様が結構おられるとのことで、
(契約を)無理に2月に押し込んだ、という訳では無いのが、また素晴らしいのですね。

普通、これだけ契約があれば、

「契約後の手続きに時間を取られてしまって・・・」

という声があったりしますが、
このクライアント様に関しては、全くそのような言い訳っぽい言葉が出てきません。
当然、3月も素晴らしい結果になると思います。

ご契約いただいたお客様にも丁寧に対応しつつ、翌月も数字を落とさないことが一流の営業マン、
というような定義づけがされていて、そうした考えが営業さんに浸透しているからでしょう。

更に素晴らしいのは、これだけの仕事量があるのにも関わらず、
次の一手をドンドン仕掛けられていることです。

お付き合いをさせていただいて6年になるのですが、
常に新しいことにチャレンジされていて、
お手伝いをさせていただく領域が毎回広がっていっている感じがします。
昨日、ビッチリと打合せをさせていただき、更に制作時間もいただいているのにも関わらず、
全然1日で仕事が終わらないのです。

私自身、新しいジャンルに挑戦する機会をこのクライアント様から与えていただいております。

もう、本当にありがたいことですし、感謝の気持ちでいっぱいになります。

更に、若手のスタッフもドンドン育っておられます。

経験が少ない分、さまざまな面での失敗も当然多々あるかと思いますが、
それを上手に上司や先輩が自分の数字をやりつつフォローすることが当たり前、
という空気があるのです。

数多く打席に立つことで、より早く成長する。
成長する環境を会社としてつくれているのです。

一時的に結果を出す会社は、世にたくさんあります。
でも継続して素晴らしい結果を出すためには、
スタッフの成長と、市場のお客様に支持していただけるような取組をやり続ける必要がありますが、
そのいずれも出来ているのです。

若手が育つ環境づくりに加え、新しいことにチャレンジする精神。
皆さんの会社にはありますか?
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