鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第801回】 あの大震災から2年

2013年03月11日 | 住宅コンサルタントとして
2011年3月11日。
あの東日本大震災から2年が経過しました。

多くの罪の無い方が、震災の被害にあわれ、命を落とされました。

今、自分には命があり、自分がやりたいことが出来る環境にあることを本当にありがたいと思います。

震災後、被災地では電気が使えず、
これまで当たり前のように出来ていた当たり前の暮らしがしばらく出来なくなりました。

寒いと暖房をつけ、情報が欲しい時にテレビのスイッチを入れ、
お腹が空いたら炊飯器のスイッチを入れられることは、とても恵まれたことなのです。

また、最も困ったのはガソリンだったかと思います。
ガソリンを普通に給油できることや、車であちこち移動することが出来ることに対して、
感謝することなど私自身は無かったのですが(←感謝が足りないですね、反省)、
あの時は、おそらくガソリンが最高に貴重なものだと感じた方もおられたかと思います。

「のど元過ぎれば、熱さ忘れる」では無いですが、
あの震災の時、現状のありがたさを感じた日本人は多かったと思います。

しなしながら、時間の経過と共に
震災のことや、命あることのありがたさなどを忘れがちになってしまうものです。

命あることに感謝している方がおられる一方で、
自殺をされたり、個人的感情で人を殺めたりする人がいたりします。

美味しい食べ物を好きなだけ食べられることに感謝をする人がいる一方で、
食べ物を粗末にする人もいたりします。

個人的には、日々のあらゆることや自分が生かされていることに感謝をし、
自分がやれること、やるべきことをコツコツとやっていきたいと思っています。

皆さんは、今日、どんな気持ちで一日を過ごしますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする