鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第794回】 一次情報を収集する努力

2013年03月04日 | 住宅コンサルタントとして
自分が足を運んで、現地で仕入れた情報を一次情報といいます。
一方、テレビやネット、雑誌などから仕入れた情報を二次情報といいます。

どちらが情報として価値があるかは、皆さんはお分かりですよね?

当然ながら、一次情報と二次情報は、比較にならないくらい、一次情報の方が価値があるのです。

いろんな方とお話をしていて、やたらと言葉が軽い人、説得力が無い人がたまにいたりしますが、
そういう人の情報は、大半が二次情報だったりするのです。

基本的に、若くて経験の少ない人は、言葉が軽くなりがちですが、
そういう方は意識して一次情報を仕入れる努力をすると、言葉に力がこもるようになると思います。

私もこのことは常に心がけていて、
自分自身がいろんな現場に足を運んで、自分で直接見たり聞いたり体験したことを
クライアント様や勉強会のメンバーの方にお伝えするように、意識的にしています。

今はなかなか時間が確保出来ないのですが、
何とか時間をつくって、繁盛店や話題のお店に行って、
自ら情報を仕入れています。

そして、いろんな方にお伝えする際は、
自分が見たり聞いたりしたことだけでなく、そこに行き着くまでのいきさつなども伝えるようにしています。

可能な限り、クライアント様にお伝えする情報は、一次情報でありたいと思っています。

住宅営業マンも同じだと思うのです。

自分が接客したお客様に対し、一次情報でどれだけ伝えられるかはとても重要だと思います。

会社が用意してくれる資料やツールだけに頼り、
お客様にお伝えする情報を自分で全く用意していない。

そして受注を頂けないことを自社の商品の価格が高いことや自社の設計力が弱いことなど、
自分以外のせいにしていたりする人が稀にいます。

ちゃうっちゅーねん!

住宅という、一般の方からすれば極めて分かりにくい商品を扱う住宅業界において、
幸か不幸か、ご契約いただけるかいただけないかの70%は
結局のところ営業マンにかかっていると、個人的に思っています。

だから日頃からしっかり勉強して、一次情報をどれだけ収集し、
自分のものに出来るかがポイントなのです。

ビジネスの世界で長く一流で居続けるためには、一次情報を自ら集める習慣が不可欠です。

皆さんは一次情報を集める癖付が出来ていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする