りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

「基本チェックリスト」で必要なサービスが得られるのか??

2016年09月21日 | *市*議*会*

9月定例会真っ最中で、20日に一般質問を行いました。

 質問の1つに、市が今年1月1日から実施した「介護予防・日常生活支援総合事業」について、どのような状況になっているのか色々聞きました。もっとも気になっていたのが、要支援1、2のホームヘルプサービスとディサービスが介護保険の給付外となり、これを市が行なうことになったので、このことによる影響はないのか、あるとしたらどういう影響があるのかということでした。

 市は認定更新時に「基本チェックリスト」を使って、要支援1と2の方の心身の状況などをチェックしています。25項目ある設問に「ハイ」「いいえ」と答えていくのですが、このチェックだけで本当にその方にふさわしいサービスが得られるのか?ということなのですが、このことが疑問なのです。

 ちなみに市では地域包括支援センターの職員の方が、要支援認定者の更新時に訪問し、心身の状況、サービスの利用状況、本人の希望などを確認した上で必要な方に「基本チェックリスト」を実施している。希望のある場合?はこれまで通り要支援認定の更新をしているとのことです。

 丁寧な説明を行い、理解をいただいているとのことで良いと思うのですが、やはり時間はかかっても要介護認定を行なったほうが確実だと考えるのです。

  設問は①バスや電車で1人で外出していますか、②階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか、③6ヶ月間で2~3㎏の体重減少はありましたか、④半年前に比べて堅いものが食べにくくなりましたか、⑤週に1回以上は外出していますか、⑥(ここ2週間)毎日の生活に充実感がないなどとなっています。

 要介護認定では74項目のチェックリストとなっていて、しかも主治医の意見書が必要とされますが、この場合は主治医の意見書は不用となっています。

 そこで、主治医の意見書の必要性を求めたのと、せめて他市が行なっているような独自のマークシートによる主治医からの意見を聞いたり、徹底して家庭訪問を行なうといったことを求めました。しかし現在行なっていることでよいということなのか・・・、この提案は受け入れてもらえず残念。

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