りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

水産市場はおいしい魚の宝庫だから

2010年04月20日 | *市*議*会*

 所属する建設経済常任委員会がありました。

 審査内容は陳情1件と報告事項が7件。

 陳情は「小田原市公設地方卸売市場についての陳情書」。その中身は現在、小田原市公設地方卸売市場の水産市場は条例で卸売業者が1社と定められているが、卸売業務を株式会社小田原市場が独占しているなどとかなり初めから問題が生じていることを示唆させる書き出しとなっていました。陳情提出者は小田原魚仲買組合ということで、日頃市場を利用する仲買人18社の組合員の方たち。一口に言えば仲買人、買受人などにとって利用しやすい市場となるように条例改正と合わせ、市場内でのやりとりについて大きく改善を求めるものでした。

 質疑をして分かったことは、陳情にあった卸売代行業務を26社が行っていて、その内18社が魚仲買組合の組合員さんということ。県内の水産市場の内、卸売業者が小田原と同じ1社となっているのが川崎、平塚で、三浦は3社が参入している。小田原の水産市場の規模は県内でも大きい方に入るということでした。なお、市場内で問題が生じた場合は、これまでも市(水産海浜課)としては当然事情をよく聞き、改善に向けて努力をしてきたとのことで、今回も卸売業者と陳情者双方の抱えている事情等よく聞き必要な調査をし、話し合いによる解決に向けて、調整を図っていくとのことでした。ぜひそうあってほしいと思います。

 いずれにしても組合員18社とそのご家族の方たちには死活問題となっているだけに、事実関係を明らかにする必要性も含め、十分調査をすることが大切だと思い、結果的に陳情には継続と表明しました。また、建設経済常任委員会の委員全員が継続としました。


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