6月議会の一般質問に、障がい者相談支援事業についてもとり上げました。市内久野に、おだわら総合医療福祉会館がありますが、その1階に障がい者総合相談支援センター・クローバーがあります。
ここは障がい者やその保護者を対象に、日常生活や障害福祉サービスの利用などについて相談を受けつけるところになっています。
昨年4月から市内にあった4事業所での相談支援事業を統合して、こちらで業務に当たっています。困った時にはまず相談となるので、このセンターの果たす役割はとても大きいと見ています。
3年間の利用状況はどうなっているのかといえば、平成24年度は障がい者・障がい児の合計で866人、平成25年度1111人、平成26年度1180人と増えています。平成24年度、25年度では身体障がいに関する利用が多く、平成26年度は精神障がいに関する利用が多くありました。
業務内容は、相談支援と言えども、出張福祉相談会、当事者相談、フリースペース、高次脳機能障害専門相談等を行なっていて、専門性に富みとても幅広い。利用されている方などから楽しくフリースペース等で過ごしている様子を伺っています。今後は利用される方が増えていくと思います。
そこで、①4事業所を統合したメリットは何か②センターの周知はどのように行なったのか③将来的に相談員を増やす考えはあるのか等質しました。
答弁は、1箇所に統合したことにより、障がいの種別を問わず利用できるようになった。ホームページ、関係機関等の窓口にパンフを置く、障害者手帳交付の際、ガイドブックで周知。今後の利用状況等も踏まえつつ、委託先の法人と協議しながらすすめていくなどとありました。
写真~ 小田原城址公園の「小田原城あじさい花菖蒲まつり」はもう終わりましたが、紫陽花は7月上旬頃までO・Kかな~
通路もトイレも広いし、自動ドアなので、車椅子や目の不自由な方も、使いやすいっていってます。
一生懸命やってくれるりえ子先生たちのおかげです。
いつもありがとう。
るるより。
うっかり気がつかずごめんなさい。本当にごめんなさい。
これからもご意見などよろしくお願い致します。
ありがとうございます。
平成31年度から、クローバーから利用者への電話は無くなりました。
理由は、より多くの人の電話を受け付けるためだそうです。
ですが、経済的に苦しい方の場合、電話代を控えてしまい、拠り所が無くなってしまう可能性があります。
社会的孤立は時に死に直結します。
次に相談員が不足しています。
幅広いサービスを提供する為には、それだけ1人で多くのことをこなす必要があります。
結果、どうしても一つ一つのサービスが薄くなってしまいます。
市は、各事業所の支援や、障害のある人たちのさらなる社会参加を応援する的なことを言っていますが、
まだまだです。言っていることとやっていることの乖離も大きい。
更に、相談支援事業の行く先がいまいち見えません。
話を聞いてくれたり訪問してくれるのは、ありがたいのですが、生活を良い方向に変えるために、
何かをする事業では無いように感じます。
相談をして収まる悩みもあれば、抜本的な制度改革や支援の内容が濃いものにならなければ、
結局はいつまでも不安を感じながら暮らしていかなければいけません。