1昨日から年内最後の12月議会が開催となりました。
今回執行部から提出されている議案は全部で16件です。初日に職員の給与の引き下げとなる条例議案が即決となるというこで、日本共産党市議団・原田敏司市議が討論を行いました。
そのポイントは①医療職給料表(1)を除くすべての一般職給料表について、中高齢層の給料の月額を0・1%引き下げる②この12月の期末手当を再任用以外の職員は100分の150から135に、再任用職員は100分の85から80に引き下げるなどと55歳以上の職員を対象にしていることです。
そこで原田市議は、国公労連は人事院勧告に対して、「職務給原則や能力実績主義に反するばかりか、年齢差別とも言えるもので断じて容認できない」と抗議している。連合も事務局談話で組合員の生活に与える影響は大きく極めて不満。中小企業や地場産業の労働条件にも影響を与えることが予測される。勤労者所得が低下し、景気や地域経済がさらに停滞させていくことは必至。といった声を示しました。
また原田市議は公務員の給与引き下げが今度は民間の給与引き下げの口実となり、民間給与にも影響する。さらにこうしたことでこれまでも際限なく引き下げられてきたということを明らかにしました。したがって、会派を代表してこの議案には反対を表明しました。
国内総生産が10年前から落ち込むという現象が起こっています。国税庁の調べによると、98年以降民間給与が下落傾向にあるとのこと。何でもこの間の給与所得者数は横ばいなのに、給与総額が28・6兆円も減となっているとか。一人当たりにすると平均年収61万円の減だそうです。でも、よく言われる大企業の内部留保は244兆円も溜め込まれているとかで、これは本当におかしいと思っています。その上リーマン・ショックが追い討ちをかけていますが、これでは労働者はたまったもんじゃないと思うのです。いい加減にしてほしいと思うのと、日本の経済は労働者がいて、中小零細企業があってこそ成り立っているのだと言いたい。(写真は庁舎正面の広場)
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僕の父は、企業に勤めていましたが、50歳の時にやもなく違う職場の異職種に配属され、苦労した話しを聞いています。また、僕の友人は、20代なのですが、上司とウマが合わずに窓際族同様の扱いで、うつ病になり、大病も患いました。また、40代で家庭もあるのに職を失った方もいます。皆一部上場の優良企業?で働いてた人達です。これは、いわゆるグローバル化されたアメリカ型による企業のやり方と同類ですね。 最近では、あえて上場しない企業も出てきたと聞きます。また、江戸時代の日本は、あれだけ徳川幕府によって、抑圧されていたのに関わらず、庶民は、以外と豊かに暮らしていたそうです。<多分、落語のような庶民文化>日本は、そのように生活してきた歴史があります。もともと、日本人は、中小零細の家庭のような会社が中心だったのでしょうね。なんんだかんだといってもアメリカの歴史は、浅く、なかなか日本の習性と合うのは、難しい事だと思います。日本の歴史を振り返ると僕は、改めて日本人で良かったと思います。もともとこの国は、庶民の国であった事や特に小田原には、そのような特色が残っていますね。
50歳になりどういう理由で異職種の職場に配属されたのかその理由は分かりませんが、若い方に仕事のノウハウを継承していくことなど、貴重な年齢というか企業にとってはキャリアを積んでいる大切な存在だとお思います。なのにどうなっているんだろう・・・と思い、疑問です。
それからまだ20代なのにうつになるほど傷ついたことが、同じ年齢の子を持つ母としていたたまれない気持ちです。昨日も20代前半の若い女性とお話しをする機会がありましたが、若い時って中高年とちがう大変さがあるなと改めて思いました。それは学校を卒業して社会人となり父親や母親と同じくらいの人たち、まして年齢は同じでも他人と係っていかなければならないなど。人間関係では相当悩むことがあると思います。生きてきた時代や価値観がちがう方たちとのコミュ二ケーションは難しさが伴うものですが、未来ある若者をうつにさせるほど追い込むようなことは価値観など以前の問題で、即刻やめてもらいたいと思います。
落語に出てくるような庶民文化はいいですね。私もその文化にすっかり馴染みたいです。日本の古き良き伝統や小田原の良き伝統・文化を大切にしてこそ未来にもよいものを残していけると思っています。
明日もお元気にお過ごしください。ありがとうございました。