りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

希望する高齢者のワクチン接種、全員の予約と接種完了を

2021年06月24日 | 市議会

6月定例会が終わりました。

22日の最終日に私は一般質問をしましたが、

まず、希望する65歳以上の方のワクチン接種を7月末までに完了することについて質問しました。

 なぜ7月末までかと言いますと、首相が「希望する高齢者に、7月末を念頭に各自治体が2回の接種を終えることができるよう、政府を挙げて取り組む。本年9末までにすべての対象者に確実に供給できるめどがたった」と明言されたからでした。

 高齢者のワクチン接種の前倒し、高齢者にとってこんなに安全安心なことはない。でもこのことを成し遂げるには、万全なる準備があってのことだと考えるのです。

 本市への国からの要請はどのようになっているのか、それに対する本市の受け止め方はどうなっていて、本市のワクチン接種の計画はどのようになっているのか、予約と接種の現況はどうなのか質問しました。

 国からは7月末までに前倒しすべくお願いする旨の連絡があった、などと答弁がありましたが、本市は7月末までに接種を完了できるように進めているとあった。計画は接種を円滑に行うための作業や手順等示したもの、予約と接種の現況については、約21,000人が接種、30,000人以上の方が予約していると答弁がありました。

 再質問等を行いましたが、この質問で最も気になるのが予約の状況であり、とにかく高齢者には予約が取れなくて不安や焦りがありますので、それを取り除くことが大切と考えました。

 そこで、希望する方全員が接種できるということをもっと周知すべき。「小田原市新型コロナウイルス接種実施計画」、「ワクチン供給量」等を市のホームページのトップページ「ワクチン」を入り口に分かるように掲載すべき、同様のことを自治体回覧板等でお知らせすべき。全体像が把握できると不安等の解消につながるものと提案し、どのように考えるか、質問しました。

 また、高齢者の中には予約を取りたくても、なかなかとることができず断念する方がいると推測される。希望する方について、1人も残さず予約ができ接種できるようにすべきで、そのためにどうすればよいか、考えていることは何か、質問しました。

 接種券が見当たらず接種を諦めている90歳代の、お一人住まいの方から連絡がありました。こうした方などまだ様々なケースで予約が取れない方が多くおられると考える。自治会、老人クラブ、民生員さん等と協力し、予約が取れているのかどうか、一斉に確認をするべきではないかと質問しました。

 一度新型コロナウイルス感染症に感染すると、やはり重症化になりやすいのが高齢者だと考える。そのためには希望する高齢者全員が接種完了となることが必須。昨日も予約を取ることができないとの連絡があった。寝ても覚めてもワクチンのことが頭から離れない、ワクチンうつになってしまいそうだとの声も届いています。

 7月末までを目安に高齢者のワクチン接種を完了させることはいいが、政府は自治体の希望量に見合ったワクチンの供給を遅らせることなく届けるのと、各自治体への支援に最後まで全力を尽くすべきです。


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