りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

選択的夫婦別姓制度への理解を

2010年06月10日 | *市*議*会*

 6月議会の初日。

  さぁーていよいよ始まった。

 上程された土地開発公社経営状況などの報告5件と一般会計補正予算などの議案10件は各常任委員会に付託となった。意見書案の「選択的夫婦別姓制度の導入に慎重な対応を求める意見書」は、討論、採決となったので、日本共産党会派を代表してこれには反対討論をしました。

 討論の中身は以下の通りです。

 2001年に内閣府が選択的夫婦別姓制度に関する調査を行ったが、「夫婦が別々の姓を名乗ることができるよう改めてもいい」とする問いに対して、賛成が42%、反対が30%で賛成が上回っている。世論は導入に賛成が広がってきていて、小田原市議会としてもこの声に応えていく必要性を感じる。

 意見書に選択的夫婦別姓を導入すると家族に一体感を弱めるなどとあるが、これらは導入に反対する人たちの理由になっている。しかし、大切なことは、導入することによって夫婦同姓がなくなるわけではない。何が変わるのかといえば、「希望すれば別姓も可能になるということ」であり、そこへの理解を深める必要がある。

 意見書には慎重に対応することを強く要望するとあるが、それは当然のことと受け止めながらも、全体趣旨は選択的夫婦別姓制度導入に反対する流れとなっているため、この意見書には反対を表明する。

 などということです。

 意見書案に日本共産党の会派の他、他の会派の議員1名が反対討論をし、他1名の議員が賛成討論を行いました。採決では賛成、反対ほぼ同数のように思いましたが、賛成多数で残念ながら可決となりました。

   以上です。

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