りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

住民福祉は自治体の生命線

2010年06月14日 | なんたって住民福祉

 きょうから梅雨入り。

 もうそろそろかなと思っていたけど、きょうからとはね~。でもまぁ雨が降らなければ田んぼや畑はかわいそうだし、紫陽花や花菖蒲は雨が降るから風情が感じられるわけだし、だから梅雨もいいことあるということで、楽しくいこうと思っています。

 さてときょうの午前中は議会に備えて調べものをして、午後からは一般質問について、所管とのヒアリングをしました。今回の質問は生活保護制度についてと高齢者保養費についてとなっています。

 雇用不安、貧困格差が社会問題となる中、生活保護世帯が本市でも急増しています。派遣切りに象徴されるように、いつ仕事がなくなるかわからないといった不安な声が日常的に聞こえてくるようになり、ご商売をされている方たちはいつ閉めようかと思っていると話されるほど市民の生活はますます大変になってきていると感じます。

 そこでいざというときの、市民のいのちとくらしを守る最後のセイフティーネット・生活保護制度が、その重要な役割を果たしているのかどうか、憲法25条で保障されている文化的な最低限度のくらしは本当に保障されているのかどうかなど。制度を検証したいと思います。

 査察指導員、ケースワーカーは社会福祉法で人数が定められています。それは適切な保護のもと、被保護世帯のくらしを維持させていくことができるように、就労を促し自立していかれるようになど。なくてはならない現業職であり、欠かすことができない法定人数となっています。その辺りはどのようになっているのか質問をします。

 高齢者保養費は格安な料金で宿泊施設を利用することができるという、まさに高齢者にとりこんな楽しい施策はありません。でもこれが本市が行った事業仕分けで「不要」とされ、その後庁内で検討した結果、平成22年度いっぱいで廃止ということが決まっています。えぇー何でーと思うのですが、利用者が減ってきていることなどがその理由だそうです。

 だけど、この保養費は老人クラブを中心に高齢者が楽しみに利用している施策だということもこれまでの答弁にあって、これはよく検証していかなくてはならないだろうと思っているのです。高齢者が楽しみにしている施策とは高齢者にとって、こんなにいいことはないだろうと思うのです。ぜひ継続をと思っています。

 日本共産党小田原市議団の一般質問は3人全員が行います。それぞれにテーマは違いますが、関野隆司市議は加藤市長の所信表明や施政方針が他都市で使用されている事に対して、市長の見解を伺うなど。原田敏司市議はおおとり保育園廃園問題などとなっています。どうぞお時間のある方は傍聴にお越しくださいませ。お待ちしています。          


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