りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

オリンピック・パラリンピックの中止の判断が求められているのでは

2021年05月02日 | 市議会

コロナ禍でのメーデー。

昨日のメーデーは各地で工夫を凝らして開催されたようすが、しんぶん赤旗の掲載記事から伝わってきます。SNSや投稿サイトを活用しての要求やメッセージ写真や動画配信、元気な顔があふれていて元気がまた出ました。メーデーは労働者の連帯と団結だね。連帯はいいね、団結も。西湘地区メーデーもいつもの仲間の温かさや頼もしい姿がありました。

各地での訴えは、コロナ支援の拡充で医療と自治体、市民を守ろうと、新型コロナウイルスへの対策。大企業の内部留保を社会に還元させて、賃金の引上げと中小企業支援を拡充、国の責任で最低賃金1500円を実現させようという、コロナへの対策と働く者の権利と生活を守るの二点に集中していたと思います。

そこで思うことは、オリンピック・パラリンピックの開催についてです。首相は日本医師会や日本看護協会にワクチン接種体制への協力を要請。それから開催中の看護師500人の派遣についても依頼。どちらも必要なことは分かります。

ただやはり医療現場がひっ迫しているだけにその要請や依頼に応えることができるのか、現場はどうなってしまうのかということです。現場との乖離があるのではないかと思うことです。オリンピック・パラリンピックの開催中止についての判断が迫られていると考える。コロナ感染拡大や医療現場の実態が物語っていると思うからです。新型コロナウイルス感染拡大から労働者を国民・市民を守るの一点にすべてを集中すべき時です。