今回6月議会で一般質問をしたうちの一つに、臨時福祉給付金に関してがある。これは昨年4月の消費税8%引き上げによる、政府の暫定的・臨時的な措置で、消費税引き上げで家計が苦しくなる所得の低い方へ現金の給付をするというものでした。
平成26年度分は1万円、加算該当者で1万5千円頂けることになっていました。82・3%の方が受けとることができたとありましたが、これはまずまず良かったと思います。ただ分かったことに、申請書記入の不備が10%・2000件とのこと。ついうっかり記入を間違ってしまったり、一人暮らしの高齢者の方だと、記入の仕方がわからない場合、とっさに聞く方がいらっしゃらないので、申請書記入の不備は想定できました。
昨日訪問したお宅でその話をすると、その方は知人に聞いてあわてて手続きをしたということでした。申請書が役所から送られて来ているのに、何が書いてあるのかよく分からなかったので、そのままにしていたと言うのです。今年度の申請書発送はこれからと言うことを申し上げましたが、今回はよく気をつけて早めに申請をするとお話しされていました。
今度は一律6千円給付となります。たとえ6千円でも対象者全員が受け取ってほしいと思います。高齢者の方のところにおじゃましますと、消費税はせめて元の5%に戻してほしいと言う方が多くおられます。年金が上がらないのに上がるのは消費税と物価ということで、本当に生活は苦しくなるばかりです。
写真・・・早朝の小田原城址公園。