りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

加藤市長の施政方針

2009年02月23日 | *市*議*会*

 2009年度予算に向けた加藤市長の施政方針演説は2月18日の議会の初日に行われました。演説の中身は思っていたよりもシンプルにまとめあげられているというのが印象的でした。

 まぁ何はともあれこの施政方針が向こう1年間の市民のくらしに大きく影響することはまちがいなく、26日から始まる各会派の代表質問、その後の予算特別委員会での審議等でかんかんがくがく議論されるものと思っています。

 施政方針の中身にアメリカのオバマ大統領について触れられていたが、オバマ大統領が選挙戦を通じて「チェンジ」を訴えてきたことが結果的に多くの有権者の心をつかみ大統領選での勝因につながった。多くの有権者がオバマ大統領にアメリカの将来を託したといえる。などとありました。

 「チェンジ」といえば加藤市長も昨年5月の市長選でチェンジを訴えてきたと思うのでした。確かに前市長に変わって市長に就任したという点ではまさにチェンジでした。
 でも市政の何をどうチェンジしようと考えてのチェンジだったのか。市民が加藤市長に何を託して市長にと強く支持を表明したのか。市長には今後大いにその手腕が問われ、市民の願いを受け止めるという誠実さがますます求められてくると思うのです。

 100年に1度と言われる世界経済の悪化は市民の暮らしを直撃しています。市民の暮らし向きにかみ合った施政方針こそ市民の期待したいところです。
 
 市長の掲げる平成21年度の重点方針はお城通り地区再開発、市民ホール、小田原地下街については解決方針を決定し、具体化するとあり、市民の「いのち」を守るための最重要分野である医療・福祉・教育については、予算を重点的に配分し、取り組みを強化するなどと後に続いています。

 さて2月26日から始まる代表質問は日本共産党がトップに行います。加藤市長が市長に就任して初めて取り組んだ施政方針、予算に対して、関野隆司代表が質問に臨みます。お時間のある方はどうぞ傍聴にお越しくださればと思います。


(小田原市役所) 

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