りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

就学援助が大切なとき

2009年02月18日 | どの子もかがやくように

 きょうから議会が始まった。第1日目の今日は平成20年度補正予算と市長の施政方針演説、平成21年度の予算、各条例が一括上程となりました。

 補正予算では一般会計の教育費・小学校費にある「要保護及び準要保護児童援助費」について質問しまた。この補正は就学援助に関わるもので、経済が悪化する今、教育費にお金が回らないなど暮らし向きが厳しい方たちにますます重要な事業となっていると感じます。

 ちなみに就学援助は前年の所得等によって市の認定基準に基づいて、学校教育に必要な学用品費、就学旅行費、給食費などが支給されるものです。

 質問は①対象となる人数など現状はどうなっているのか②就学援助を受けるその認定基準はどうなっているのか③就学援助があることを多くの人に知ってもらうための広報手段はどうなっているのか、再質問も行いました。

 平成20年5月1日時点での児童数は10,878人。今回補正となるのは給食費で当初予算の人数は1,006人、金額は41,705,000円、今年度末の見込み人数は1,115人、金額は44,130,000円。今回の補正分は109人で補正額は2,425,000円ということでした。
 平成19年度決算人数は1,005人、平成20年度決算の見込み人数で1,115人、110人の増加が見込まれるとのこと。ここ数年人数、金額が10%ずつ増加しているということも分かり、最近の経済状況から増える傾向にあると思われるとの答弁でした。

 全国的にはこの10年で就学援助を受けている人数は2倍に急増して142万人になっているということなので本市のこの伸びも理解するのでした。3月末までに派遣切りなどで職を失う人が40万人にのぼるとされています。

 よりスピードをもって困っている保護者への対応が求められていると思います。困っている保護者やお友達と比べて心を痛めているかもしれない子どもたちを見逃さないためにも就学援助についてどんどんアピールすることが大切だと思っています。
 

コメント
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