りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

議会最終日

2007年10月10日 | *市*議*会*

9月議会はきょうが最終日。最後になって追加議案が二つ上程となった。内一つに土地の取得について(小田原駅東口お城通り地区再開発事業用地)が提出された。私はその議案に次のように質問をしました。基本設計について①サービス施設とあるがこれは何を指すのか②当初の基本設計では林間駐車場を遺跡保存地域と位置づけていたが、安易に立体駐車場に変えてしまってよいのか③基本設計は大幅に変更されているが、変更された基本設計はいつ示されるのか④今回の土地取得は市民の声や常任委員会(議会)の審議の経過をないがしろにしているのではないか。拙速に計画を進めるべきではないと思うが見解を問う。といったことでした。 回答はサービス施設は一般商業施設やオフィスなどをいい、遺跡保存については特に考えが示されず、変更となっている基本設計の見直しについては適時議会に報告し、きちんとした設計をつくる。市民の声や議会の声などには慎重に対処していくなどということだった。今回の質問でより明確になったのは約3000㎡の商業施設がサービス施設という名で10000㎡にも拡大されたのに、どのような施設となるのか全く検討も付かないということと、林間駐車場にして遺跡保存地域とするはずだった計画は、計画が立体駐車場に変わったことで遺跡保存なんていう考えはとっくに消えてしまっているのではないかといったことでした。基本設計が大幅に変更となるのはそれ自体問題だが、計画が大幅に変更となってきていても基本設計がきちんと示されていないということも問題で、この矛盾にこそ、1民間事業者に事業をさせていくということの問題の本質があり、行政が行う事業とはけしてなじむものではないということです。とにかくしっかりとした計画が見えなくてなぜこれで土地購入となるのか?!なぜこの事業そのものがいいとされるのか問題がさらにうきぼりになってくるのでした。

コメント
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