りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

国会の本会議を傍聴

2007年10月04日 | いま国会では・・・
国会に行き、日本共産党志位委員長の代表質問を傍聴してきました。質問のまっ先に取り上げたのが高校教科書の検定で、「沖縄戦の集団自決への日本軍の強制。この記述が取り除かれた問題」についてでした。(さすがだー)今、沖縄の人々は怒っても怒りきれないこの教科書検定に対して、9月29日には11万人を超える県民大会を開催。「教科書検定意見撤回を求める県民大会」はいかにこの問題が大問題で、波紋を広げているかがわかります。

志位委員長は福田首相に、①沖縄県民の声をどう受け止めるのか②集団自決に対する首相自らの歴史認識についてを質しました。でも返ってきた答えは沖縄県民の思いは重く受け止めなければならないと一言述べただけで、なぜ聞いていることに十分に答えようとしないのだろうかと、お粗末な感を大いに抱かざるを得ないものでした。(これではなおさら怒りがおっきくなるばかりでしょう)

社会保障に関するところでは、高齢化が進む中、それに伴って自然に予算は増えていかなければならないところ反対に予算を削ってきているという点について(2003年から2007年までは毎年2千200億円ずつ削減)、社会保障予算の削減路線からの転換を図るべきと迫ったところが印象的でした。だって、自然増に対して減らすとは考えられなくて、政府は何を考えているんだろうとあきれたところだった。すじが通った質問の、特に実態を明らかにして述べているところでは議場は水を打ったように静かで、テレビで見ているいつもよりヤジは少なく感じるのでした。

それにしても、前列の自民党席でおしゃべりばっかりしている議員が目に付いたことと、傍聴席の狭かったことが気になった。ほんとに窮屈だったー。本会議終了後、質問をしたばかりの志位委員長と傍聴者との懇談会があって参加しました。小池政策委員長の国会報告も聞けてラッキーでした。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする