(盗難のあった消火栓ボックス)
消防の消火栓ボックスに収納されている消防用ホースの筒先盗難が全国的に相次いでおり、松阪市や多気町でも被害が出ています。我が西野町でも地域の消防団が確認をしたところアルミ製の筒先は残っていましたが、真ちゅう製の筒先は盗難にあっており、我が家のすぐ前のボックスからも筒先が消えていました。
消火栓ボックスは緊急の場合、誰でも使えるようにカギをかけない仕組みになっており、それを逆手にとっての犯行で、ボックスは地元住民がお金を出して設置しており、盗難された筒先は地元負担になるということです。
筒先だけ近所の家に預かってもらい、火災の時にすぐ使えるように、それを地区の人に周知しておくという方法をとっているところもあるということです。
消火栓の筒先とともによく盗難にあっているのがグレーチングで、我が西野地区でも盗難事件がありました。グレーチングがあるべき所にないと事故を起こすこともなりかねず、消火栓の筒先の盗難は、火災のとき消火ができないとなると大変です。
今、これらの盗難事件の警察の捜査はどうなっているのでしょうか。まだまだこれからもこの種の犯罪は続きそうで、全く野放しの状態です。是非犯人を捕まえて下さい。
以前に市議会の一般質問で、犯罪防止のために防犯カメラの設置を市に求めたことがありました。防犯カメラの映像で犯人逮捕に結びつくことがよくあり、犯罪の防止にもなるからです。しかし個人のプライバシーの問題でできないということでした。もちろん個人のプライバシーも大事ですし、市民の生命や財産を守ることも大事です。個人のプライバシーを守りながら、市民の生命や財産を守ることもできるはずです。
あまりいい方法ではありませんが、これだけ世の中が物騒になっていくと、防犯カメラの設置も考えなくてはならないでしょう。