川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

震災ガレキの受け入れ(1)

2011-11-15 16:38:27 | 日記

(岩手県山田町のガレキの山)

 

東京都が東日本大震災で発生したガレキを処理するために受け入れを始めました。11月3日に岩手県宮古市から貨物列車で最初の搬入が行われました。今回の災害で発生したガレキが東北から持ち出されるのは初めてということです。東京都ではこのガレキの受け入れを9月末に発表しましたが、10月末までに2000件以上の抗議が寄せられたということです。放射能の心配の声がある中で放射線量を測定して安全性を確認しながらの処理となりました。

 

東京都では毎日コンテナ6台分(約30~40t)を受け入れ、2013年度までに岩手、宮城県から計50万トン受け入れるということです。このガレキは分別され、可燃ごみは民間施設で焼却し、焼却灰や不燃ごみは東京湾の処分場に埋めるということです。

 

東日本大震災で発生したガレキは膨大な量です。7月にボランティアとして入った岩手県山田町は人口約17000人の小さな町ですが、それでもガレキが山のように積まれていました。また紙くずのように、くしゃくしゃになった大量の車も高く積まれていました。どこの被災地でも同じ状況であろうが、被害範囲が広い被災地では、その量は半端ではありません。このガレキを被災地の地元の自治体で処理しようとすると、長い年月を擁します。仙台市では23年分、石巻市では100年分にもなるということです。

だから被災地以外の全国の自治体でも処分をしてやらないと、なかなかガレキの処分が進みません。

 

先日山中市長が松阪市でもガレキの受け入れを検討すると民間団体の会合で話しをしたということです。本来、議会などの公式な場での発言するのがよかったのではないかと思います。災害ガレキを受け入れるとなると、かなりの手続きと準備が必要だからです。

もちろん放射能の心配のない安全なものを持ちこむことになりますが、放射能を心配する市民にどう説明するのか、運搬はどうゆう経路で行うのか、分別はどこで行うのか、可燃ごみの焼却を桂瀬の第二清掃工場でするのであれば地元との協議も必要となります。焼却灰の処分はどうするのか、不燃物の処分はどうするのか。東京都のように1日に何トンとはいかないが、月にどれくらいの量を受け入れるのか、何年くらい続けるのか、また予算はどれくらいかかるかなど、いろいろな手続きが必要です。またお金のかかることですので、最終的には議会の承認が必要となります。

                                                                         (つづく)

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« ふるさと川俣いも祭り開催される | トップ | 震災ガレキの受け入れ(2) »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事