川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

韓国のハングルと漢字復活の動き

2009-02-19 08:54:13 | 日記
 韓国で漢字が復活の動きがあると報じられています。これはずっと以前から言われているものです。韓国というより朝鮮の時代から漢字は使われてきましたが、漢字だけでは表記しにくいこともあり、15世紀に当時の朝鮮第4代の世宗大王(セジョン大王)が国内の学者に命じて作らせたのがハングル文字です。ハングル文字は世界の文字の中では一番新しい文字と聞いています。

 2002年に仕事で韓国の釜山や金海に3ヶ月ほどいました。 釜山のときは通訳がいましたが、金海のときは通訳がいなくて、韓国人との意志の疎通は韓国語(ほとんど分かりませんでしたが)、英語(同じく)の他、ノートに漢字を書いて伝えました。このとき韓国では漢字も通用することがわかりました。

 日本では以前に比べると漢字はかなり省略しています。中国は漢字の国で日本よりはるかに省略していますが、韓国では以前日本で使っていた漢字がそのまま使われています。例えば「栄」が「榮」、「予」が「豫」などです。

 ハングル文字も始めは○やら□やらなんじゃいなと言う観じでしたが、仕組みが分かってくると面白く、ローマ字によく似た表記方法です。現在韓国では(北朝鮮も同じですが)日常生活ではほとんどハングル文字が使われていますが、もともと漢字の国です、発音に関しては、日本の漢字の発音によく似た言葉がたくさんあります。

 韓国で漢字が使われるようになると、看板など日本人や中国人が見てもわかりやすくなります。
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