フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

時代劇

2011-06-20 22:36:43 | Weblog
古文書が見つかったそうですね。伊達政宗が家康に大坂冬の陣の前に書簡を送り、息子に領地を与えてほしいという内容でした。
私たちは子供の頃から時代時代の英雄たちのイメージをいろいろなものから植えつけられてきましたが、ある日突然イメージが変わることがあります。植えつけられた材料は小説だったり映画だったりするのですが、それが最近はドラマ化されても違った角度から取り上げると人物像が変わってしまうのです。つまり原作者や脚本家の掌で我々が踊らされてしまうのです。まあ、たいていは主人公は魅力的に書かれるので当然ですね。大河ドラマの終了後にアンケートをとれば、きっとその主人公が、好きな歴史上の人物の上位に来るでしょう。私たちの子供の頃の人気NO.1は太閤さん、豊臣秀吉でした。
時代劇というのはたいていは、江戸時代までを言うのでしょうが、何百年後には今の時代も、時代劇の範疇に入ってしまいます。ですから菅総理も小泉さんも、将来、歴史ドラマの主人公になることがあるかも知れませんね。その時の脚本家次第かも知れませんが、もし、見れるなら、どんな風に描かれるか見て見たいです。どんな人物像になるんだろう。