ＱＳ

今日のタイトルのＱＳはクオリティースタート、つまり良好な先発という意味で野球用語です。具体的にいえば、6回以上投げて自責点3以下の大リーグでいう先発としての合格ラインです。
日本のプロ野球に目を転じると、今年は統一球の影響もあるでしょう、投手の成績が軒並みアップして、防御率も素晴らしい成績になっています。改めてＱＳを持ち出す必要も無いほどの投高打低です。こうした背景があるからこそテンポのいい投球となり、それが好作用して守備も良くなるのです。
投手を政治に例えてみるとリーダーです。リーダーがもたもたして、テンポのある行政が出来ないと攻撃も守備もボロボロになってしまうのです。今の菅内閣がそうだったのではないでしょうか。投球の組み立ても政治主導一辺倒で、コントロールも悪く、官僚を排除することで官僚組織を機能不全に陥いらせてしまいました。それが対応が後手後手に回った理由でもありましょう。ＱＳという合格ラインは出ないでしょう。そうなるとリリーフが大切になります。国民が監督になってリリーフを選ぶことが今はできませんが、バシバシゲームを進めるリリーバーの登場を期待しましょう。