フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

六月

2011-06-01 23:36:16 | Weblog
今日から六月です。「竹八月に木六月」という言葉があります。竹は八月にそして木は六月に伐るのがいいとされています。もちろんこの話は旧暦のことです。しかし月の異名は今でも水無月といいます。
水無月の意味は諸説ありますが、代表的な解釈では、梅雨が明けて水がなくなるというのがあります。一方の説では田植えが終わって田んぼに水を張る必要のある「水月(みなづき)」という説です。
この六月一日は写真の日でもあります。1841年の今日、初めて写真が撮影されたことからです。それに因んで「チーズの日」でもあります。写真を撮る際にチーズっていうからです。
ところでこの六月はサラリーマン恐怖の月と言ってもいいでしょう。何故なら八月と同じで国民の祝日が全く無い月だからです。それに八月と違ってお盆休みもありませんから、ちょっぴりつらい月になるのです。さらに若いサラリーマンが嘆くのは「寿貧乏になっちゃう」ということです。ジューンブライド(六月の花嫁)で仲間の結婚式が多く、御祝儀の出費が多くなります。
もろもろの思いがこもる六月ですが、私は梅雨に濡れる紫陽花を楽しむことにします。