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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

被災お見舞い申し上げます。

2007年03月27日 | 身辺雑記
 高校野球の画像が突然切り替わって、能登半島付近の地図が映る。何度も何度も震度が告げられ、聞き慣れない町の名前が読み上げられた。
 地震の空白地帯と言われた北陸を大地震が襲ったのは25日。時間が経つに連れてその爪痕の痛ましさが明らかになってくる。

 演劇人でありながら、損保代理店の仕事もしている僕としては、住民の皆さんの安否は勿論まず第一だが、散乱した瓦屋根が道路に飛び散る画像や、一階部分が完全に潰れた家屋の映像を見るにつけ、地震保険は掛かっていたろうかと思ってしまう。職業病だ。

 東海沖大地震や首都直下型地震が「来る、来る」と言われながら、幸いまだ首都圏は揺れていない。そんな危険度が高い東京周辺でも、神戸や新潟が激震した直後こそ補強や防災グッズが話題になるが、喉元を過ぎると忘れてしまい、保険料が倍に…木造だと倍以上になることもあるため付帯しない人が多い。とすれば、前述したように「地震の空白地帯」である地域の方が、火災保険に加え、地震保険を付けているとは思えない。

 ちょっと細かい話になりますが「地震保険」の場合は、広域の損害になることから保険会社の引受が半額になる。例えば5000万円の家なら「火災」は満額掛けられても「地震」は最高で2500万だ。さらに地震は「時価額」で換算されるので、古くなった分を差し引かれてしまう。
 逆にそのあたりが、二の足を踏む要因ではあるのだが、とにかく、是非これを機に、ご自宅の保険の見直しをお勧めします。なんかセールスみたいですが、自分の身は自分で守らないと。補強も大事ですが“万が一の時”のために、保険を上手にお使いください。

 生活の基盤がしっかりしないと「演劇」のようなものに足を運ぶことが出来なくなります。そんな演劇人視線からも、お勧めいたします。
 明日は我が身。
 末筆ながら、心より被災した方にはお見舞い申し上げます。
 
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