忘却への扉

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削減は他で

2009-01-25 | 平和を
 麻生首相自民党と太田代表公明党は相次いで、「思い切った政治改革として、国会議員の定数削減と、国会議員の歳費の削減に、向けた与野党協議会の発足を呼び掛ける方針を表明した。」
 国政の二大政党化を狙う民主党も足並みを揃えるのか。国民のために今早急に実施すべきに目を逸らさせ、こんなことで誤魔化そうとしているとしか思えない。
 それを言うなら政党助成金を廃止し、政党への企業や団体献金を禁じ、個人献金だけにするべきだ。議員は有権者個人の一票の積み重ねで選ばれるのを無視している。
 議員定数削減も現在と将来の少政党や社会の異なる意見を拒否することに通じる。比例代表制を無くし、小選挙区は実質全一人区にすると市民の選ぶ権利まで奪いかねない。
 党利党略が多すぎる官僚主導の政党政治に、被害を被るのは一般国民。国民の信を問えない内閣与党のやることか。
 社会保障などを削減し消費税は増税する。その他格差社会のピラミッド造りに要らぬ力の注ぎ過ぎ。庶民の暮らしの安心を削減するのは、本来国民に選ばれた議員の任務では無いはずだ。