忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

どうなるのか

2013-01-31 | 共に
 「きれいやな」大平洋に沿って延びる国道を車内からの景色を眺めながら車は走る。現在引き潮で姿を表した数々の鋭く尖った大きな岩にぶつかる波が白い飛沫を上げている。
 曲がりくねった海岸線を少し進めば波は穏やかになる。小型漁船の並ぶ漁港と街並みを通り抜け自動車は山の方角へと向かう。
 海にも面した町の山里で暮らしいる私がたまに見るのは山の向こうの小さな海だけ、大平洋を見るのは1年に1回あるかどうかだ。
 海を眺め砂浜の感触を確かめ流木や小石を探し、海水に触れ味をみたりもする。人間は海から誕生したとか眺める海は大好きだけど、海岸近くで住むのは台風などちょっと怖いなと思っていた。
 一昨年の東日本大震災に福島原発大事故があってから、この大平洋沿岸部にも数十年以内に大地震による大津波が押し寄せるとされた。
 テレビ等でも大津波到達予想地域の住民による高台への避難路作りや児童たちの安全な逃げ道確認と非難地図の作成に日々の学習で、地震津波対策を町民ぐるみで取り組んでいるのを見た。
 この県では数年前に他県にある四国電力の「伊方原発いらない!」のポスターを見たことがあった。人災原発事故は原発を無くせば防げること、自然災害の震災はそれに備える対策次第で被害を最小限にできる。東日本大震災と福島原発人災大事故を教訓に生かすことが大切。
 その真似さえしようとせず無関心を装い自称偉い人にゴマをする人々が多数を占める私の住む地方(県も)とは違い、かなりしっかりしてると帰ってからもあらためて感心させられる。 [追記 ◎お誕生日おめでとう]

ごめんなさい?

2013-01-28 | 共に
 朝は犬との散歩も足元が滑りそうで危なかった道路の雪や凍った路面も融け、昨日降りはじめた雪で延期した市場への荷出しをする。昼間だけど各農家の考えは似たようなもの。
 2カ所から出入りできる駐車場には荷物を積んで順番待ちをしているトラックがたくさん停車していた。わが家の運転手は今日も少し離れた場所に停める。
 割り込み防止と後に来る人のためにももっと先に来たトラックの近くにと言っても動かさない。もう無駄なので私は助手席を降り、順番と荷の置き場を確認しておく。
 知人3人に出会って短い会話も「○○さん?」 久しぶりに会う別の入口から来た人に「順番うちと どっちが先だったかな」と尋ねられる。私の方がわずかに早いが荷数の違いでどちらでもいいか、この2台が最後だった。
 順番待ちのトラックが動きはじめたのを見て、幾つもある置き場の知人に譲った所を指差しわが家の運転手に声かける。
 あれっ!後から来て通路をふさいでいた車がバックを始めた。「ちょっと順番違ってませんか」 私が言う。「ずっと早くから来て長く待ってたんだから」 とバックしてしまう。
 そうだったかな?私が謝り次の置き場が空いたのでそこバックして荷下ろし作業に夢中になる。ちょうど横の列にさっきの夫婦が居たので、もう1回謝った。
 「いつも来とるけん 順番は間違えんけんな」とあのおばちゃん。夜になり今思い出したのは、通路がずっと空いていた時に市場の人から知人と私の順番と場所を指示されていたこと。割り込みの常習犯だったとは…、 反省をこめて謝るのも必要だと考え書き始めたのに終わりになって事実が表れた。

かんがえれば

2013-01-27 | 共に
 食事は我慢しても散歩に出かけたくなれば、呼びかけるか音で知らせる。あとはほとんど寝ていることが多くなった。寒い季節は家の中での留守番か、家族と一緒に倉庫の仕事には付き合う。
 先日は害獣イノシシ駆除許可を持つ人の車が倉庫の目の前に停車し、猟犬2匹を乗せていたので双方の犬が吠え比べ。「まだ元気なもんよ」とほめ言葉?を置いて車は走り去った。

ゆとりのひととき

2013-01-26 | 共に
 山で空を飛んでカラスを見ながら先輩が言う。「この前に鷹をカラス2羽が追いかけて 面白かったぞ 鷹も負けてたまるかと ええ勝負やった」 「山に来たら 自然にそがいなもんも いろいろ眺めるがも好きのがよ」
 幹部だった組織を定年退職できっぱり縁を切ったのも、強烈なパワハラを受け続けていたからでもある。でも先輩が他に八つ当たりするのを見たことはなかった。
 退職から年月が経ち、以前より若くなったようにも見える。「ストレスで血圧も○○さんの上の数値が わしの最低血圧になっとって危なかったがに 今は正常値に戻っとるけん 医者もびっくりしとらい」
 学生の頃から運動に励み 読書に行動とその実践があってこそだとは思う。他にも長年のパワハラに耐えて来た人を知っているが、どの人もなぜそれほど我慢するのか不思議だった。
 仲間と家族の生活を守るためだけでなく自分の生き方の哲学を持っていると感じた。追い出されたり勤める価値が無いと自己退職を選んだ人もいた。定年前に亡くなってもいる。
 巨大なパワハラで国民相手に無理強いする政治屋集団の親玉とその幹部どれも欲得での野合、被害者はいつも一般市民だ。それに比べれば元幹部の先輩は被害者の立場を通しただけ偉い。
 自然を満喫し野山の小さな生き物にも鳥や魚や動物たちとも日々の共存を楽しんでいる。趣味や知識欲と元気さで増すばかりの笑顔がうれしい。

めずらしくまともに

2013-01-25 | 平和を
 山仕事の手を休めめったに繋がらない電話に掛けてみた。今回も長く呼び出し音が続くので切ろうとしたとき無音になる。あれっ!声は聞こえないのはなぜなのか。
 ちょっと間があっていつものほっとする声を聞く。話題はニュースで見た都市の建物がかすむほどの毒霧の様子と、それが日本にも飛来する可能性について。
 原因は工場の出す煙りや自動車の排気ガス、寒さの厳しい家々で使用する暖房用の品質の悪い石炭ストーブで煙りなど。
 外出禁止令や死者もでる環境汚染とは驚き。その毒性を持つ粒子は非常に小さく花粉症予防マスクなどしていても楽々編み目を通過し体内に入り込む。
 孫が気になりもう電池が切れると知っていたので短く言うだけ言った。『○○のおじいちゃんと話する?』 近くに居た孫を呼んでいる。
 たぶん出ないだろうなと思っていたのに、電話で今年初めての珍しく真面目な会話ができその話し方に成長を感じ嬉しかった。孫のこれからのためにも早期の脱原発と9条を主とした護憲を意思表示する。

 新聞でも古い自民党に戻ったとあったが、病院の待合室の週刊誌で読んだ今年の参議院結果予想によると明治憲法時代を想定させる状況も現実に起こる恐れもあるのに自らの1票に無関心な国民多数はまたついて行くだけ。

パワーハラスメントでは

2013-01-24 | 平和を
 大阪市で起きた体育系部活顧問による体罰を苦にしたキャプテンの自殺事件での橋本大阪市長(日本維新の会共同代表を兼務)の対応について、市長(大阪維新の会代表?初代維新の会代表)自身の自己責任を問題にすべきと感じている。
 日本国憲法改悪をする基盤づくりか橋本市長の考えに批判的な人々を排除のためには、基本的人権の自由を束縛も平気で大阪市の教職員へ思想調査もあった。
 橋本大阪市長の体罰容認の報道もある。市の教育委員会にも自分の考えを押し付け反対ならば問題校への予算執行停止の踏み絵まで見せたパワーハラスメント体質。
 国民の憲法を法律を守り生かす立場の人だと誤解していた。弁護士でタレントとしてテレビに登場し茶の間に笑いを振り撒いていたのはこんなことのためだったのか。
 もちろん学校や教育委員会の欠陥体質は根深い。でも安倍自民・公明連立政権と維新の会にみんなの党などの言動には、体罰=暴力といじめ容認を根底に持つとの疑惑を感じる。
 教育改革は過去の侵略戦争や従軍慰安婦の事実を消し去る戦争の美化。強い金持ちのために弱者は生きるのが当然の社会を目指すある意味一般市民に対するパワーハラスメント。
 第2次安倍内閣になり族議員も復活し原発ムラは狸寝入りで、そのうち軍事ムラの天下取り!?体罰は元兵隊さんからよく聞いた。「軍隊は殴られに行ったようなもので、自殺者も出た」「戦争とは人殺しのことか」と気づいた人の文を読んだが、今回の自殺事件でのバスケ部顧問の行為など体罰ですませず重過失致死か障害致死罪も通用するかとも思う。ストレスを感じさせない自由で平和な国がいい。

パワーハラスメントでは

2013-01-23 | 日々
 大阪市で起きた体育系顧問による体罰を苦にしたキャプテンの自殺事件での橋下大阪市長(日本維新の会共同代表を兼務)の対応について、市長(大阪維新の会代表初代維新の会代表)自身の自己責任を問題にすべきと感じている。
 日本国憲法改悪をする基盤づくりか橋本市長の考えに批判的な人々を排除のためには、基本的人権の自由を束縛も平気で大阪市の教職員へ思想調査もあった。
 橋下大阪市長の体罰容認の報道もあり、教育委員会にも自分の考えを押し付け反対ならば予算を ・・・
過失致死   まだ下書き中 zzz…

ピンクリボン

2013-01-22 | 共に
 このブログ『忘却への扉』左側のブックマーク欄には、「クリックで救える命がある」を設定して私も毎日利用させてもらっている。
 いろいろな社会運動に協力・支援をめざす各会社が会社毎にそこを訪れる個人に代わって1日1円を寄付する仕組みなのだが、1会社に1人1日1円ではあるが「塵(ちり)も積もれば山となる」のことわざ通りで継続していれば、協賛会社や各種運動関連の知識も深みを増していくのを実感できるようにもなってきた。
 現在は休眠中で再開を心待ちにしているワコールの「ピンクリボン検定クリック募金」 は乳がんの早期発見を手助けするもの。会社自体が検診機器を装備し自動車を持ち早期発見に貢献する活動に行うのにも感心させられた。
 最初の訪問には多少違和感があったが、男女の性別や年齢にかかわらず関心を持っていることは必要だと思うようになってきた。私も身近に乳がんで闘病生活の末に亡くなった人が居るので他人事ではなく、娘や孫娘のがん検診など健康を気にして日々を過ごし時には声かけをする。町でピンクリボンの募金箱を見ればお金を入れるのが癖になった。

さがしあてる

2013-01-21 | 日々
 隣りの果樹園で採集した荷を運搬車に積んで来た顔見知りの人に挨拶しようとして「おはよう」か「こんにちは」かちょっと迷ったのは昨日の昼前だった。
 1時間ほど前まで寝ていたのを呼び起こされ、急がされて果実を出荷して戻ったばかりでまだ頭はぼんやりしたまま。
 午後は収穫の終わった2ヵ所ある山の周囲に残していたイノシシなど害獣避けネット約400mを外し丸めて持ち帰るための仕事に行く。
 暗くなった頃おわってトラックの荷台に乗せ助手席のドアを開けたところで剪定バサリを落としているのに気づいた。
 かみさんに白状すると携帯電話のライトで探さなければと、作業をした場所辺りを探し始めた。「暗いけん もう 探しても見えらせんやろ 明日にせんと 分かるかい」 私は言って無視された。
 一緒に数回探すが駄目でやっと諦め帰宅する。夕食前にしばらく倉庫での作業をしている間に、私1人でライトを持ち軽四を運転し探しに行く。
 『危ないけん 行ったら 駄目ぜ』 『行きなはんな 行くがなら 明日にしなはい』 『どうしても行くがなら、私が運転するけん』 今度は私が振り切り走り出す。
 無駄だが危険に多少は役立つ鉈(なた)を持って来るのを忘れたのは残念だけど仕方ない。とにかく用心しながらていねいに探す見つからなかった。暗く誰も居ない山の中に1人だけちょっと不安だが子供の頃の冒険心を想い出す。どうしても見つからなかったが、今日の昼間に行ってみると簡単に発見できた。

たくわえて

2013-01-20 | 日々
 寒さの被害を受けない間にできるだけ早くと、袋掛けをしたままの果実を採集バサミで摘んでいく。袋を少しめくると中には越冬に利用するのか昆虫が居たりする。タイツに似た素材は暖かくもある。
 袋にまとめてたくさんの山芋の種とハゼの実などが別々にして入っていることも今年は多い。これは鳥が貯蔵場所に使っているのかと思う。庶民を見ない政治のせいで不景気な世の中になる前ぶれでなければよいのだけれど … 。