忘却への扉

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感じた年越し

2009-01-01 | 共に
 毎年のことだが年末と新年と言っても、ただ暦の上での認識。気持では形式だけの1日24時間毎の繰り返す流れ。
 年賀状は出すのも受け取るのも気になるが、他の気忙しい用件もあり例年は他に特別新年を感じさせるものは少ない。
 大晦日には子供たち孫たちも揃って、珍しく私も紅白歌合戦を見た。届いたおせち料理も加わり、孫たちも大人公認の夜更かしを楽しみ元日となる。
 そんな事が虚構でなければよいがと、年の暮れと年越しを重くも感じる。新年を期待や喜びで迎えられない国民が多過ぎる。派遣労働者から正社員までの生活を奪う切り捨てや内定取り消し、中小企業などの相次ぐ倒産。
 若者や働き盛りの人々さえこれ。後期高齢者と名付けられた人など一般庶民にも影響は広がる。なのに3年後には国民全員から絞り取る消費税の増税と。
 国民を向いていない国の仕組みを感じてしまう。私たちの存在は何なのか。「あけましておめでとうございます」と言えない新年が100年に1度になればと願う。これらも世界の一握りの人間が動かしているとは‥。
 一組の家族は明日は帰る。笑い抱きしめ「お休みなさい」まだ二階で元気な声がする。希望は、みんなの小さな幸せだ。