忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

先取りのお手本

2013-10-31 | 平和を
 【防衛省 秘密文書破棄 問われる情報公開】 [特定秘密保護法案を先取りする「防衛秘密」を管理する防衛省が、2011年までの5年間に破棄した秘密指定文書は計約3万4千件に上ることが分かった。一方、指定が解除されたのは1件だけにとどまる。]
 [文書が破棄されてしまえば何が指定されたのか、指定は妥当だったのかの検証は不可能。指定解除の少なさも併せ、政府の情報公開の姿勢が問われている。]
 2001年に自衛隊法が改正され、それまで漏えいには国家公務員法違反(最高懲役1年)などを適用していたが、「防衛秘密」を漏えいした場合には、最高懲役5年を科すことになった。それも秘密保護法になれば懲役10年となる。
 [防衛省によると、自衛隊の運用や計画、収集した電波・画像情報、防衛力の整備計画などが防衛秘密の対象で、2007年から2011年までの5年間に計約5万5千件が指定された。
 保存期間は文書によって異なり、1年未満から30年で延長もできる。2011年末の時点で3万752件の防衛秘密がある。
 防衛省の訓令では、あらかじめ指定された要件を欠いた場合、解除できるが、実際に解除されたのは1件のみ。
 保存期間をすぎた文書は、幹部が承認して破棄するか、期間を延長するが、防衛省は5年間で計約3万4千件を破棄した。]
 「秘密保護法」が施行されれば防衛秘密以上に、国民生活全般にわたって「知る権利」だけでなく、「基本的人権」の侵害であり目当ては憲法改悪。
 マイナンバー制度で個人情報も国が一括管理する。国民は罰則強化の秘密保護法で縛り、国は秘密は極秘で破棄も自由とは強引すぎる。

どうおもう?

2013-10-30 | 平和を
 共同通信社が10月26、27両日に実施した全国電話世論調査によると、[政府が今国会に提出した『特定秘密保護法案』に反対が50.6%と半数を超えた。賛成は35.9%。慎重審議を求める意見は82.7 %を占め、今国会で成立させるべきだとする12.9%を上回った。]
 [機密を漏らした公務員らへの罰則強化を盛り込んだ特定秘密保護法案には国による情報統制が強まるとの批判がある。政府、与党は今国会での成立を目指しているが、調査結果は世論の根強い懸念を鮮明にした。]
 秘密保護法案に関し[自民党支持層で賛成が50.9%と反対の37.4%を上回ったのに対し、公明党支持層では賛成41.0%、反対42.6%と賛否が割れた。]
 [当初、法案に慎重だった公明党は、国民の「知る権利」や報道の自由を法案に明記することで提出を了承したが、支持層には依然慎重論が根強いことが明らかになった。
 野党側では民主党支持層の68.5%、日本維新の会支持層の60.9%、共産党支持層の72.6%が反対し、全党で反対が半数を超えた。「支持層なし」と答えた無党派層は賛成22.3%、反対59.4%だった。]

 [法案に「賛成」と答えた人でも69.4%が慎重審議を求めており、与党は丁寧な国会運営を求められそうだ。] 安倍政権与党と似非野党に世論を尊重する姿勢が見えないところに危険を感じる。

まるまって

2013-10-30 | 日々
 [爆睡中。寒そうに丸まっていたので 毛布をかけたら こんな感じ。シャッター音も気づかないくらい 寝入っています。] 知っているからメル猫だとわかるが、私も真似して爆睡したい。

 意思をはっきり

2013-10-29 | 平和を
 【秘密保護法案国会提出 「知る権利」侵す懸念消えない】2013/10/27 の地方紙社説全文を遅くなったが紹介する。
 [反対の意思を明確に示さねばならない。政府は、機密情報漏えい防止のため罰則強化を盛り込んだ「特定秘密保護法案」を閣議決定し、開会中の臨時国会に提出した。
 与党内の慎重意見などに配慮する形で当初案が修正されたとはいえ、国民の「知る権利」を侵害する恐れが強いことに変わりはない。政府には取り下げを強く求めたい。
 法案は、安全保障上の機密を防衛、外交、スパイ防止、テロ防止に分類。漏えいすれば著しく支障がある情報を特定秘密に指定し、違反した場合最高10年の懲役を科す。
 問題が多すぎる。何が指定されたのか国民に知るべきすべはなく、指定の妥当性を第三者が検証する仕組みも見送られた。仮に、米国で明らかになったような盗聴活動を日本政府が行ったとしても、テロ防止の特定秘密に指定すれば国民から隠せてしまう。恣意的な指定の懸念が拭えない。
 指定期間は5年で、更新ができる。30年を超える場合は内閣の承認が必要だが、時の政権が望めば永久に秘密にしておくことさえ可能だ。
 パブリックコメント(意見公募)では反対論が8割に上った。その結果、「知る権利に資する報道・取材の自由に配慮する」と明記されたが、努力規定にすぎず、実効性を担保するにはほど遠い。
 罰則対象の「著しく不当な取材」の定義も曖昧。また、正当な取材で記事にした場合でも、漏えい側への捜査で記者が事情聴取されることもあろう。情報源秘匿と犯人隠避の兼ね合いも気に掛かる。取材される側、する側双方の萎縮を招くのは必至だ。
 報道機関だけの問題ではない。情報提供を求めた一般の国民が、「唆し」で処罰される可能性もある。国民生活への影響の大きさを、あらためて理解しておく必要があろう。
 国会議員も罰則の対象だ。情報が手に入らなければ、行政を監視する議員活動が制約されるのは明らか。国民の代表だからこそ、法案に潜む危うさを暴く責務がある。肝に銘じなければならない。
 政府は日本版「国家安全保障会議(NSC)創設法案とともに、今国会成立をもくろむ。NSCを安全保障の司令塔とするには、機密情報保護が不可欠との立場だ。
 機密保護には国家公務員法や自衛隊法などがある。運用の厳格化や法改正ではなく、新法にこだわる姿勢は理解に苦しむ。情報の一極集中で政治主導を徹底する狙いは想像に難くないが、国民の権利侵害の上に立つ政治主導などどうして認められようか。
 国の情報は国民の財産であり、行政機関による囲い込みは断じて許されない。知る権利は民主主義の基本理念。この認識を、今こそ全て国民が共有しなければなるまい。]

あさのローソンで

2013-10-29 | 共に
 コンビニはよほどのことがなければローソンに決まっているわが家。今朝もよく利用する町はずれにある店に立ち寄った。店員たちの明るい「おはようございます」の声もうれしい。
 売り場に目をやりながら先ずはトイレに向かう。ドアの器具は空きを示す青色が80%余、使用中の赤色は20%弱だったがドワを軽くノックした。返答がないので開けようとした時、中でドアノブを持った音がした。
 それからしばらく家族で買い物を選び、支払いの前に再度トイレに行く。以前と同じで青・赤に変化はなく私は軽くノックしたでもドアはそのまま動かない。
 ガチャ!と急に私ぶつかりかけたほどにドアが開き人が出ててきた。睨み付け鋭い口調で「カギ締めととっとろが!」と怒鳴りつける。
 「ここ」と指差し、青を確認してノックしたのを2回説明するが聞く耳持たず。「くそじじいが!」30歳代で長身男性の捨てぜりふには私も「何 言いよるがよ」とは言ったが逃げられた。
 ドアノブの故障で開かないのかとの誤解もあって気まずいことになった。ローソンには故障修理の件だけは伝えなければと店長に、故障を知った経緯を話したつもりが話下手と飲用薬剤の効き目か店長には客同士のトラブルを店側の責任とさた言いがかりを付けたと取られる。
 「トイレはローソンで買い物をしない人も利用できる共用の場所であって店内とは別もの」 「器具の修理は 早速手配するけど(あなたが)トイレで発生したことに関しての苦情に当店は全く無関係!」
 私の故障修理を言いたいだけをすり替え開きなおっていると感じる。単純な話のはずが長引き駐車場の家族から4回呼び出し音が鳴った。不服があれば「ローソン本社に 電話かけますか」と30代の店長も。
 尋ねると正社員や契約社員ではなく、ローソンに名前だけを借りて経営している店長との答え。だがローソンの正式研修は受けているはず。
 「客との形式的対応だけでなく心のこもった接客態度が時にはあっても良いのでは…」 「他の店でも故障など気付けば、店側に伝えている。それが客と店の両方に役立つと思うから」とも話したが、来客の苦情が多いと店長も言う店だけに理解してもらえなかったようだ。
 あの後、塩をまかれたかな・・・。朝早々のできごとを覚えている間に記録するため、後部座席からの外の景色をほとんど見れず終いになったのも残念だった。

ふくさようあり

2013-10-28 | 平和を
 [秘密保護法案 国会提出] 【知る権利 どこへ】 [何でも隠す「副作用」懸念] [外交文書で事情聴取/漏えい元特定へ捜索] [処罰対象 学者や記者も]
 [NPO法人「情報公開クリアリングハウス」三木理事長は「法案には、政府が秘密を抱え込む構造が透けて見える。情報を民主的に管理して、知る権利を保証しようという考えはないのでは」と断じた。
 秘密指定は内閣の承認があれば30年を超えて延長することも可能。三木理事長は「『いつかちゃんと公開する』と明確にしていないため、指定が監視できず、政府のやりたい放題になる恐れがある」と指摘。「内部告発した人が罰せられ、国が重大な人権侵害をしても闇に葬られる」と心配する。]
 [全国市民オンブズマン連絡会議の新海弁護士は、個人情報保護法施行後、判断が難しい情報は非公開にするという過剰反応が起き、定着してしまったと振り返り「法案が通れば地方自治体も国に倣い、秘密でも何でもないものを隠す『副作用』が起きるのでは」と警鐘を鳴らす。
 新海弁護士は「テロ対策を名目に東京五輪の施設に関する情報を公開しないとなれば、税金の使われ方が妥当か検証できない。原発も津波などによる事故対策をしていないことすら隠せてしまう」と具体例を挙げ「国民が大事な情報から遠ざけられる底知れない恐怖がある」と訴えた。]
 [特定秘密保護法案では漏えいした公務員だけでなく、秘密を知ろうとした市民や学者、記者も処罰や捜査の対象になる。]
 [服部立教大教授は 秘密を指定するのは大臣だが、実際には官僚の思惑通りになるだろう。官僚に都合のいい仕組みがつくられる。・・・]  (2013.10.26 新聞5面から)

べんりなひみつ

2013-10-27 | 平和を
 2013.10.26の新聞1面には[秘密保護法案 国会提出] [秘密指定 無期限も]*=解説。2面には [日米同盟化への布石] [首相「NSC効果的に」」] [情報の官邸集中図る] [法案要旨]など他5面にもある。全ては無理でも憲法改正の企みを今後のために記録する。 *=解説では [政府の特定秘密保護法案は、民主主義社会の基礎となる国民の「知る権利」を侵害する恐れのある法案だ。政府は公明党との協議を通じ「知る権利に資する報道・取材の自由に配慮する」との文言を盛り込んだが、あくまで努力規定と位置付けられ、実効性を担保できるかどうかは見通せない。
 法案の本質的な問題は、時の政権の判断で「特定秘密」が決められ、いったん指定されれば無期限に期間を延長し続けることも可能になる点だ。30年を超える場合は内閣の承認が必要としたが、裏を返せば首相の意向で永久に指定を続けることもできる。
 政府側の秘密指定が妥当かどうかを検証する外部チェックの仕組みは、検討課題として指摘されながら法案に入らなかった。公文書管理法など検証を可能にする法整備は進んでおらず、政府にとって都合の悪い情報が秘密保護の名の下に隠され続ける懸念は解消されていない。
 また報道機関の取材には配慮が明記された一方で、それ以外の個人や団体に対する同様の規定はない。市民団体やNPO法人など報道機関に属さない人たちによる行政情報の取得が罪に問われることにもなりかねない。
 国の情報は本来、国民の共有財産だ。国家安全保障のために情報管理を強めるのであれば、知る権利確保の観点から、情報公開の在り方を含めた議論が求められる。]

言い逃れる癖??

2013-10-26 | 平和を
 【言い逃れる】とは、うまく言い訳をして、責任などをまぬがれる。言いぬけること。公明党の山口代表は23日の講演で、[憲法9条改正を含む改憲問題について、今後3、4年間は政治課題として「優先度が低い」と明言した。]
 [機密を漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案に関しては「日米同盟の下、米国と情報共有が必要だ。機微に触れる情報が流出するなら『日本に提供できないとなる」と法整備に理解を求めた。]
 [集団的自衛権の行使容認問題では「最終的に国民の理解が必要だ」とした上で、「近隣諸国の理解を促す努力も必要だ」と語った。](講演記事他略)
 安倍首相の有識者懇談会による憲法解釈見直しで集団的自衛権行使の容認を政府に促す報告書の提出時期を来年に先送り、政府も公明党に配慮し手続きの結論を来春以降に持ち越す方針を決めている。
 [「平和」を党是に掲げ、存在感発揮を狙う公明党は集団的自衛権の議論が先行するのを警戒し、慎重な対応を官邸側に要請。]済み。
 【秘密保護法案ってなに?】では、[法制化の背景]として【米が情報保全要求】と太字である。政府は特定秘密保護法案と日本版「国家安全保障会議」(NSC)設立の法案をセットで成立させたいとしている。
 Q NSCとは。 A 外交・安全保障政策の司令塔となる組織。省庁の壁を越えて情報を集め、首相が主導する危機管理体制をつくることや、米国との緊密な情報共有が狙い。設立に当たっては秘密保全の強化が必要と政府は説明。
 Q 重大な秘密漏えいが相次いでいるのか? A 必ずしもそうではなく近年起きた国家公務員による情報漏えい事件での実刑判決は1件だけ。その他は執行猶予付き判決が出たり、起訴猶予になったりしている。組織内の情報管理が不十分だったことなどが、その理由。こうした経緯を踏まえ日弁連は重大な漏えいは起きておらず新法制定の必要性はないと指摘。
 Q ではなぜ法律を。 A 米軍と自衛隊の一体化が着々と進んでいることもあり、米国から秘密保全の徹底を繰り返し求められている事情が背景にある。]
 大半が地方紙の一部転用だが、どう読んでも秘密保護法案も、憲法解釈見直しでの集団的自衛権行使容認、改憲(9条改正)への舵取りの側。
 国民と政権・国会とのねじれはより酷く進行中。このままで秘密保護法案を成立させれば邪魔な日本国憲法を消し去る改憲も、慎重審議を重ね与野党の幅広い合意が不可欠と3、4年後に先送りしても結末は決定済みかと思えてならない。「平和」の党是も歪んで行く。

ちんこんか

2013-10-25 | 平和を
 [あなたたちが望んでいる戦争とは格好よいものでもなんでもなく、残酷でむなしいものでしかない、ということを本書で知ってほしい」 宮崎学(作家)]
 【漫画が語る戦争】 焦土の鎮魂歌 発売元/小学館 2013年7月30日 初版第1刷発行 読了。 これはアマゾンから後に手に入れたが、同時発売の「漫画が語る戦争 戦場の挽歌」は地元書店で買い読んでいた。戦争の苦難と戦後の困難期を体験した漫画家たちと犠牲者の叫びを感じる。
 [収録作品] ○手塚治虫 「カノン」 ○巴里夫 「石の戦場」○ 早乙女勝元・作 政岡としや・ 画 「火の瞳」 ○北条司 「少年たちがいた夏」 ○中沢啓治 「黒い鳩の群れに」 ○曽根富美子 「ヒロシマのおばちゃん」 ○ちばてつや 「家路 1945~2003」 山上たつひこ 「回転」 ○村野守美 「垣根の魔女 御身大事に‥‥」

 殺し殺され破壊に破滅をも金儲けに利用し戦争をする日本に急速に政治は近づいて行く。あの悲惨な結末を招いた侵略戦争の教訓から誕生した国民のためにある日本国憲法さえ朝鮮戦争勃発の米国による指令で、ないがしろにし続けた流れが今の安倍自・公政権と維新の会など多数派となった。
 敗戦後生まれの私でも未だ戦争の恐ろしさは引きずったまま。これらの漫画からも私が見聞きした戦争の実体が暴かれている。
 もはや戦前、子供や孫たちと共に生きる今後の世代に真の平和な暮らしを残すのは選挙権を持つ私たち大人の責任と痛感する。

ひとつになって

2013-10-24 | 日々
 地元小学校PTAの廃品回収の日が近づき台風27号の影響もあり雨も降るので、わが家ある回収に出せる品々をまとめ始めた。今年は数カ月前にあった中学校の廃品回収用に準備していた品が、雨天の誤解から残されたので今回出す予定。
 小学校の回収品目数に比べ中学校の回収品目の少なさを毎年疑問に思う。市がリサイクル資源分別回収と一緒に生ゴミや燃えないごみ等の廃品回収を定期に実施してはいる。
 でもわが家などはできるだけ外出時にかった飲み物のアルミ缶やペットボトルも持ち帰り、小中学生の廃品回収のため集めている。
 中学校の方が学区は広いが小学校より先に手軽な品目のいいとこ取り…そんなことはないだろうけど、資源の有効活用を学ぶためにもせめて小学校の回収品目くらいはあってもよいと思う。ただ中学の少なさは学区の小さな児童数60人余の小学校のためなのかも知れない。
 ダンボール箱も疲れるほどあった。接着剤やガムテープやホッチキスなどで留めた箱は、ばらすのも手間がかかり詰め物の梱包材はゴミになる。
 その一方パソコン本体と付属品の入っていた箱はダンボールに上手く切目を入れ折って差し込み組み合わせただけ。強度は十分で入れる品物とサイズもぴったり。
 複雑な形も簡単に分解できたがそれでいて平らにすればダンボールは大小数枚だけとなり、もちろんゴミ1つ残さず見事な裏技。他のと結び廃品回収の日を待っている…。