もう今年も半日を残していない時間。珍しく晴天の川沿いの道路を走り、屋根付き橋のある町へと出かける。子供が孫を連れての帰郷中、私の席は珍しく後部座席。
席が変わるだけでよく来る場所だが、いつもと気分が違って見える景色も違っている。あれっ、トタン屋根の家がこんなにあったのか。
眼下の川向こうに、数軒のトタン屋根の大きな住宅を見た。その形から藁葺きをトタンで覆った家だとわかる。
広い土間とかまどに囲炉裏の暖かさを想い出させる。今はもう住居の内部は改造されているのだろう。同じような家は他にもあった。
何十年も昔の藁(ワラ)か茅(カヤ)屋根が、そのトタンの中にはある。空っぽのトタン屋根は物置だろうか。山々は冬の色。数日前に降った雪が一部にわずか残っていた。12月初めての雪に触れる。屋根付き橋には薄雪を見たが、トタン屋根に雪はなかった。
席が変わるだけでよく来る場所だが、いつもと気分が違って見える景色も違っている。あれっ、トタン屋根の家がこんなにあったのか。
眼下の川向こうに、数軒のトタン屋根の大きな住宅を見た。その形から藁葺きをトタンで覆った家だとわかる。
広い土間とかまどに囲炉裏の暖かさを想い出させる。今はもう住居の内部は改造されているのだろう。同じような家は他にもあった。
何十年も昔の藁(ワラ)か茅(カヤ)屋根が、そのトタンの中にはある。空っぽのトタン屋根は物置だろうか。山々は冬の色。数日前に降った雪が一部にわずか残っていた。12月初めての雪に触れる。屋根付き橋には薄雪を見たが、トタン屋根に雪はなかった。