友人から届くエッセー集を待つようになって数年が経つ。しばらく新たな小冊子を見ないでいると、もう終りなのかと寂しく心配になる。
書くのを止めたのか、私のもとに届けられるのが終わったのか気になり郵便受けを覗いてみる。諦めかけた頃に入っていた。
お元気ですかと添えられた手書きの文字に、身近な暖かさを感じる。「継続は力なり」でも堅すぎない実績が冊子との出会いで見える。
生き方の違いがそこにある。違うからこそ湧く親しみがある。知らない暮らしがわかってくる。私と孫とにダブる部分がうれしくなる。
お元気ですかと書いた彼自身が、元気じゃなかったのか。歳相応の体の衰えは別にしても、なにかとおこる。だがあまり気にしないのも彼らしい。
一生をかける目指すものを持ち続けられるっていいなと思う。彼が少年時代を過ごした場所には、あの頃から育った大きな落葉樹が何本もある。
今、黄緑色の葉が目立ってきた。また季節のいろいろな場面を見せてくれる。まるで彼のエッセーを読んでいるような気持。
書くのを止めたのか、私のもとに届けられるのが終わったのか気になり郵便受けを覗いてみる。諦めかけた頃に入っていた。
お元気ですかと添えられた手書きの文字に、身近な暖かさを感じる。「継続は力なり」でも堅すぎない実績が冊子との出会いで見える。
生き方の違いがそこにある。違うからこそ湧く親しみがある。知らない暮らしがわかってくる。私と孫とにダブる部分がうれしくなる。
お元気ですかと書いた彼自身が、元気じゃなかったのか。歳相応の体の衰えは別にしても、なにかとおこる。だがあまり気にしないのも彼らしい。
一生をかける目指すものを持ち続けられるっていいなと思う。彼が少年時代を過ごした場所には、あの頃から育った大きな落葉樹が何本もある。
今、黄緑色の葉が目立ってきた。また季節のいろいろな場面を見せてくれる。まるで彼のエッセーを読んでいるような気持。