忘却への扉

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一人の限界

2009-01-23 | 共に
 子供の頃から隣家の離れた一軒家での暮らし。でもあの頃は二世帯家族で兄弟も多かった。兼業の家の仕事は手伝うのが当たり前で、一緒にするのが嬉しかった。
 今に思えば祖父母の気配りか、休みもたくさんもらっていた。なのに自由な時間はあっても、学校から帰ってとか休日に兄弟揃って遊んだ記憶はない。
 歳が離れているので、一人で遊ぶのはなれていた。一人ぼっちを感じることなく、気持の中では誰かと一緒。
 現在が大人になれたかどうかもまだ疑問。どちらかと言えば弱虫だけど一人じゃないから生きている。周囲の人々のおかげが多い。
 ちっぽけな点の会員になったりしたのも、連帯感を持っていたいから。考え方や年齢などを別にしても、一緒と思える部分を大切にと考える。
 数年前から最近までに友人や知人から、自らの「限界」との言葉を何度か聞いた。どの人も家族や生活の中での限界。
 いい加減な私にも無責任ではいられない会話に、もっぱら聞き役とはいかない。寂しさや悲しみにこもるのでなく、一人じゃないと気付いて欲しい。今更だが私自身、出直せば何かが変わると思いトンネルの先に明るさを探している。