口上手

　家族間、学校、地域、職場、年の分だけ人との出会いもあった。中には本音か口だけか不明の人も。職場の上司だった人とはよく会話した。「退職後、時間ができたら 反戦や平和について考えたい」との意外な言葉を聞き、驚いたことも。
　彼に対しては疑問視や批判的な声もあったが、私は聞き流していた。私の方が先に退社、その後、短い便りのやり取りをたまに続ける中、反戦・平和などの気持ちとかけ離れた暮らしを知ることになる。その場しのぎの口上手!!知らなくていい彼の裏側。

ドクちゃん?の店

　ベトナム戦争は終わっていない。今朝の報道番組でベトナム戦争当時米軍がジャンルを枯らし尽くすため、大量の枯れ葉剤を空からベトナム各地に散布した。１９６８年の最大投入時には、米軍だけで５４万人もの軍派遣、他韓国軍など引きずり込んだ。
　枯れ葉剤の薬害を被り、双体?で生まれた双子のベトちゃんドクちゃん。兄は亡くなったが弟は、今ホーチミン市でうどん屋開業。店にはラーメンと書かれた赤い提灯を下げ、うどんなどは日本から取り寄せベトナムと日本風の店、利益の一部は現在も病院で治療を受ける幼児や子どもたち、枯れ葉剤被害者の支援をと。
　日本に治療?に来た彼だが、日本の軍事基地からも米軍は出撃、ベトナム戦争犯罪に重く日本が加担したのをどう思っているかと気になった。

迷い道して

　「訪問予定者の到着が遅すぎる…」の言葉に、訪問場所はわが家だけでなく他にもあちこち?都合で長びくこともあるだろう。待てば来るとわかっていた。しばらくすると窓の外を自動車が通るのが見え、声が聞こえた。
　「初めての町に 迷い道して…」が理由。カーナビやスマホと地理情報は多いはずだが、入り組んだ山里、豪雨災害の通行止めも。迷い道に納得、話題となった。

あの場所に

　テレビを見ていると空からのグーグル写真が登場する。行くこともなくなった場所を、私はグーグル地図検索でずっと探してはいた。低めの山々、緩い傾斜の段畑は田んぼが多く溜め池と?住宅・倉庫など点在する。よく歩き、自動車で走ったのに空からだと場所を特定できずにいた!!
　そうだ小学校をスタートにしよう。前後横に道路網、後ろを選択し進むと見覚えのあるカーブに溜め池。これかな？と住宅を拡大してみる。私も過ごした家、に到着。三方から覗く、勝手口は閉まっていた。声かけしようか?だが、孫は勉強中、孫娘は昼寝かもと遠慮した。ありがとうグーグル。

仲良しすぎる

　ディズニー好きの猫 トムとジェリー世代としては信じられない。

道路のなかった頃

　村だった子どもの頃、主な道路は数本のみ、この地区は道路が途中で数カ所で途切れていた。でも、自動車、バイク、自転車すら少なかった時代歩くのが当然だった。歩く道はクモの巣のように張り巡らせられていて、頻繁に人や動物、物資の行き来で道はいつも踏み固められ整備されきれいだった。
　小さな子どもでも坂道、遠距離でも安全に歩けた。片道１〜２時間歩いても平気、今窓から見える狭い景色にもあった道も今は荒れ果て藪となり崩れ、人の歩きを妨げる獣道常態化。

こもった言葉

　遠い過去のメールを振り返る、ハガキ手紙のほとんどは処分した。でも、携帯電話に届いたメールが残っていた。もう話しをすることもメールは届どかず、若いままに会えなくなった大切な人。優しい気持ちのこもった言葉は、見るだけでも嬉しい。
　返事を送ることが少なかったのは悔やまれるが、相手の日々ははっきりと伝わり想い出によみがえる。

なごりのフルネーム

　わが家で多くを横になった生活をしているのだが、身近にある小物に私のフルネームを見る。昨年春?まで入院していた病院で「衣服 持ち物にはすべてフルネームを」を書いてと指示され、家族が書いた。紛失防止と洗濯に出す際、間違えないための配慮。
　だが、家で必要ない自分のフルネームを見ると違和感も。月日が経過し品によっては読み辛くなってはいるが、個人情報の国家管理社会、自由を奪われているようで…!?。

小さな幸せが

　人事異動・番組改正の時期だとテレビを見ながら感じる。地方のちっぽけな会社だったが、人事異動はあった。私の入社前は、関東営業所などもあり、この町のまだ若い社員多数が単身赴任したと聞いている。子どものいる人たちもいたはず?
　単身赴任を余儀なくされる事態には疑問を感じる。昔は宗教上の教えから、家族一緒を守るための人事異動拒否(退社!?)がよくニュースになった。今は報道しないだけ?、人権より家族より、会社優先民主主義欠落社会。

再生可能エネルギー

　九州電力?は原優先電再生可能エネルギー発電分の買い上げ電力を無駄だと捨てる!! 核発電による環境汚染を未来永劫先送りする無責任。
　核発電を無くし再生可能エネルギー社会にすることで、放射能や核汚染の恐怖に不安をわが子たちが生きる将来に残したくない。東電福島原発事故が、批判的でなかった１人の男の気持ちを変えた。台風被害の多いこの国、だったら台風発電をと研究開発実現まで。フィリピン?からは設置要請。
　首相の原発輸出商談は頓挫。再生可能エネルギーを目指すは妄想!?。廃棄物処理も場所と方法未定で先送り、再稼働は 銭食い国費増大のおんぶにだっこ!!個人にできる再生可能エネルギー、国にやる気があれば簡単なはず。