忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

めずらしがられた

2012-10-31 | 共に
 日本人の主食だったご飯をパンが追い抜く。大戦に敗れた日本を属国化したアメリカは自国農業が大規模生産する小麦を日本に大量輸入させるために、「米を食べるとバカになる」とかのデマを全国に広めたとも昔聞いた。
 親から子にそして孫にひ孫へ時代は核家族化と変化した。生活のため共稼ぎも多くなり、食品は豊富になり食生活の選択肢は広がり米も安くなった。
 NHKラジオが土曜と日曜の夕方に海外で暮らしているリスナーの皆さんたちとを結び電話やメールなどで、世界各地の今と暮らしを伝える番組を好きでよく聴く。
 そこで親から子へと代々受け継がれてきた家庭料理や郷土料理とその味が、今も大切に守られているとの話がよくある。でもそれを急速に無くす日本がある。
 日本では朝食にかける時間が10分以内の家庭が40数%との調査結果もある現状。パンだと短時間で簡単に準備もできる手間要らず。ご飯は太るとの思い込みは女性に多いとか、栄養素からみれば本当はご飯の方がパンより少ないのだから、おかずとのバランスを旨くすればよいだけのこと。
 わが家は朝だけやはりパン、私1人だがドライブなどではサンドイッチを車内の簡単食事にコンビニで買っていた。先日の朝に出かけたおりも、コンビニに立ち寄り各自がに品選び。私が昼食用に今日はおにぎりをと手を伸ばす。『どしてよ、珍しい?それやめてシールのあるこっちのパンにしなはいや』。
 帰り道もコンビニで夕食用の品を買う。また数回からかわれたが、「玄米おにぎり」と 「きんぴら コシヒカリおにぎり 日高昆布」にする。美味しくて、早く食べれば良かったと思う。

ここだけの色

2012-10-30 | 日々
 『わしら昨日 そこに行ったがよ よいよ見頃で 良かったぞ 早よ行かんと上の方は落葉しよった 今日ならええわい 気をつけて行ってこいよ』 兄の同級生だった先輩に声をかけると明るい言葉が返ってくる。
 高い山まで紅葉目当てのドライブだ。途中道路脇に満開の桜並木を2ヵ所で見た。山の紅葉は例年よりは薄め、標高1400m余の分岐点にある休憩所や神社近くの駐車場の真ん中に植えられた樹木だけが見事な色を見せていた。

いっしょに歩く

2012-10-29 | 平和を
 1週間ほど前に夕方まで果樹園の草刈りを済ませたあと、暗くなったがエンジンで回転する草刈り機なので大丈夫かとついでに里道もきれいにして帰ることにした。
 もう1ヵ月以上犬との散歩ができないほどに雑草が生い茂り気にしていた。夕暮れが早くなるにつれ、マムシやイノシシに襲われるのを用心して道路を散歩し里道はやめた。この草刈り機ならエンジン音と地面や石に当たる音や火花で、マムシやイノシシも逃げるだろう。もしもの場合は武器になる。
 集落の人たちには迷惑をかける音とは思いながら、他の日に変更もできず苅り終えた。安全のためにエンジン音を低くく刃は回転させたまま。
 『何しよるがよ!早よ戻らんかな!』 携帯に呼び出されて叱られる。里道は昔の生活道であり今は犬と私の散歩道、部落の会合や催しとか災害時の避難場所へも近道となる。
 防災訓練は毎年行われ良い体験をするが山の麓近くに散らばった家々にとって現在聞いている集合場所は行くのも危険。
 水害・山崩れ・山津波・家屋倒壊は過去にもあった地域であるだけに、地震となると余震を考えれば避難勧告や指示が出ても集合場所さえ危険地区。
 ましてや放射能被害の原発事故となれば、屋内退避などもっての外で即時長距離逃避を免れない。なのに避難経路も方法も受け入れ先も知らされない現状、見捨てられた状態の中での生活だ。
 原発安全宣伝の戸別訪問を繰り返しながら、その一方で形式的な行政による原発事故発生を想定した、自衛隊まで投入する大規模避難訓練のセレモニーを実施する矛盾。安心・安全・平和の幸せを放棄を国政は国民に強制しようとしている。

いたずら

2012-10-28 | 日々
 [ お兄ちゃんの作文の 下書き用の紙を いたずらしてたら あくびが出ちゃった ] 小顔メルの牛鬼のようなすごい顔。ネコ科の虎は知識にあるが、メルよお前はトラ科の猫か。

がんばったぶんだけ

2012-10-27 | 追憶
 【九九が全部言えるようになった日、 豚カツが2枚並んだ。 かけっこで転けて、 それでも最後まで走った。 母ちゃん妙に 上機嫌嬉だった。 高校を卒業して 夜行列車で上京する夜、 父ちゃんホームのすみで見えなくなるまで手をふっていた。 初めてボーナスをもらった夜 隣りの席の女を食事に誘い、 彼女になっちくれんかと告白した。 「他に言い方はなかったの」と、 今でも妻はうれしそうだ。頑張った分だけ 人生は楽しい】

 土曜日の夕方ラジオ大分で聴いている歌番組のこのコマーシャルが好き。内容は多少間違っているかもしれない。会社名は上記の朗読の最後に出るだけなのに、すごく印象に残り想い出と癒やしに会いたくて毎週を楽しみにしている。同じ番組のもう一つのコマーシャルもも好き。どれも地元大分企業のもの。
 他のを聴いていてもその時間がくるとダイヤルを回す。このCMの他にも大好きなのが幾つもある。酒造会社の好きだったCMソング「また君に恋してる」は大ヒットした。
 もちろん番組にも好きなのがある。個性的であり県民性あり他県の私もひきつけられる、全国にも通じる何かを感じるように思う。テレビが面白くなくなった分、全国各地のラジオ局の個性に関心が増して行く。

にぎやかなこえを

2012-10-26 | 日々
 昼食後ひと休みして縁側の犬用になった布団に腰かけ地下足袋を履こうと庭に出た。にぎやかな小鳥の鳴き声に見上げれば、近くの銀木犀横の電柱で3方向に別れている電線にたくさんの雀が止まっていた。
 最初に私が見た時は大きな銀木犀そばの3本の電線で雀たちはどれも北を向いて並んでいて、何か意味があるのかちょっと不思議に見えた。
 私が庭に出たせい雀たちの邪魔をして飛ん行ってしまうのではとも気になる。数羽が飛んだが、すぐ戻って来て仲間と一緒になる。
 そのことで列は乱れたが鳴き声はよりにぎやかになった。その場所のように数は多くはないけど、別の電線でも雀たちは鳴いて飛び移っている。いかにも楽しそう会話しているようにも見え、うらやましくて私も仲間に加わりた気分になった。

ひととの ふれあいが

2012-10-25 | 共に
 携帯電話をスマートフォンに買い換えたまだ初心者からの画像が画素数の増えすぎか、受信する私の携帯の使用料金請求が値上がりし携帯電話を取り上げられそうになった。
 そこで画像送信を1ヵ月休んでもらって原因を確かめると、使用料が極端に下がった。それが当然に思われても困るので、いまは画素数を減らしたのを受信している。
 スマートフォンを使い送信する方も受信する私もほんとはアナログ派で画像の縮小さえできなくて、このブログ・忘却への扉の画像も大きくなった。
 スマートフォンの時代へと急速に変化しつつあるようだが、便利とわかっていても維持費と機能の活用方からみても私に購入能力はない。
 方法としてフェイスブックなど多くの人たちとつながりを持つことに関心はあるけれど、時間と心のゆとりがなければ無理だと思う。余裕があれば本も読みたい。
 先日ネット依存症だったかの現状がテレビで取り上げられていた。フェイスブックなどを利用して気軽に多数の人たちと短い文章でのやりとりを繰り返す楽しさに夢に中なる気持ちはわかる気がする。
 でも学校や会社を辞めるとか育児を忘れるほどに没頭する人たちなどの例を見た。熱中し過ぎる依存症で治療を受けている人々が、子供から大人までに増え続けているとは。私も人とのふれあいは欲しいが…… 。

そうちょうの夢

2012-10-24 | 平和を
 最近なぜだか毎日のように早朝、長い夢を見ていて目を覚ます。カラーではないが人物や光景ははっきりわかる。記憶にない場所でのできごとであったり、知っている人たちが多く居て懐かしく思う日もある。
 でもそれは私が未体験のことがほとんど。今朝も長時間、夢の世界にいた。起きて犬と一緒に散歩に出かけながら、今夜のブログはこの夢を題材にしようと決めた。
 毎晩幾つもの夢を見ていても、すぐ忘れてしまうのだけど、今朝は珍しく楽しい夢をはっきり覚えていた。夜まで保存するために、短いメモを携帯にも残した。
 でも夜になりブログ・忘却へのとびらを開け始めようとするが、題名とメモ書きを見てもすっかり記憶から消え、ヒントにもならなかった。
 30分以上はあったと長さだけでは何にもならない。いままで嬉しい夢、懐かしい夢、いろいろな夢を見てきた。映像として残し何度も見たい夢もある。以前、人の想像を映像化する先端技術が紹介されていたが、現実になるのを期待する半面プライバシーへの不安も強い。
 嘘発見器どころではなく、大阪市にあった憲法違反のような職員への思想信条調査などや警察・検察の取り調べに使われかねない怖さもある。本物の平和で自由な安全と安心が保証された社会も私の夢だ。

なかよくできれば

2012-10-23 | 共に
 『今日はプラスチックの日じゃけん 物置にあるが 持って行とって』 今朝も30分ほど前にゴミ置き場の近くまで犬と散歩に行ったのに、これは別だと黙って従う。
 玄関を出てすぐの庭に居る犬に「もう1回散歩に行くか?」 と声をかければ尻尾を振って喜んだ。分別ゴミでもプラは軽くて散歩気分で苦にならない。
 いつものコースを犬は私の前を行く。もうすぐゴミ置き場という所まで来て、向こうにも犬がいるのを見た。まずいなまたケンカになるかも、かと言って帰って出直すのは疲れる。
 どうにかなるかと行ってみる。飼い主が一緒と相手の犬はかなり強気、それに放し飼いなのが困る。元気いっぱい吠えながら、攻撃を止めない。
 ポリ袋とリードに邪魔され我が家の犬は守りの姿勢で吠えるだけ。『咬ましても ええけんな』 飼い主がそう言うからと、本気で闘わすわけにもいかず何とかしろよと思うだけ。もう1匹向こうの犬が増えた。2匹での喧嘩をすれば派手になる。だが心配無用でそれは陰に隠れて、1対1のまま。
 この前に咬まれとるけん ようせんがよ そいつも おとなしなるけん咬ましとって』 よく言うよ家の犬も2匹に咬まれとるがに。
 『大丈夫 わしんとこの犬は 尻尾振りよる 遊ぼう思とるがよ あ あんたとこのは 尻尾たらしとらい!』 家の犬もなかよく遊びたいのはやまやまだろう。
 わが家に来るまでは道の駅で、おおぜいのお客さんに可愛がられる数匹の捨て犬や捨て猫と一緒に楽しく遊んでいた。他の犬とも時には仲良く遊ばせることができればいいなといつも思う。

とめてるせいと

2012-10-22 | 平和を
 偶然だけど顔見知りに出会って世間話になった。何かと話題にしたついでに同じ生産者でもあり、現在収穫に忙しく家庭選別を済ませ市場に出荷する予定の品について聞いて見た。
 市場でもひどい安値が続き、送りも溜まっている他からも聞いていたのと同じこと。都会など売る側の値段は例年とさほど変わりないらしいのに生産者の手取りが下がる原因は何か。
 『不景気で消費者が買うてくれんがよ』 それは何となく理解できた。次に言ったのは、『○ちゃんは原発反対やろけんど その「原発」を止めとることが 不景気にしとるがぜ』
 『日本全国にある原発で 仕事しよった連中が すること無いよになったら 買いよったもんも 買えんよになろがな』
 『この前福島も走ったが がらんとして寂しいもんやった』 以前に仲間内で話したこととほとんど同じ。福島の現地を見たのなら原発事故の怖さを、どう感じたのかは発言は無かった。
 フクシマ原発事故後に危険地域に追加されたこの町、原発会社に関係する仕事をしている人々も多い。以前の仲間内での彼の発言は、他の人たちの本音に言い負かされた。
 誘致した地元の町は幾つもの原発で儲けもし得もした。立派すぎる箱物たくさん作られ町予算は原発に頼りっきり、それでも地元住民の多くは本音で原発は怖いと知っている。
 『原発の停止が不景気の元凶』→『全原発を再稼動を急げば、景気は良くなる』 世界経済との関連や外交問題との関わりと政府の無策や大増税などの影響はゼロ? マインドコントロールでもされたのか!?