朝の開店を待ちかねてドラッグストアに入る。私は役にはたたないが車内に残しておくよりは安心との考えからか、いっしょに行動させられた。他にすることはなく、店内で商品のポスターや説明文を見るのも飽きてしまう。
居場所のすぐわかる並んだレジ近くの通路で買い物が済むのを待っていた。米などを抱えた男性が横を通りすぎ、少し行くと低い場所に荷物を下ろし内ポケットの確認を始めた。
ちょっと太ってはいるが元同僚の先輩だ。「あの台車を 持って来(こ)おうか?」と売り場の米がを山積みになった車を指差した。『大丈夫』とは言ったが私に気づいた様子はない。
手で肩に触れ「 ○○さん わしよ 」 目と耳が多少不自由でもある先輩を、驚かせないようにはしたつもり。やっとはっきり私を見てびっくりしてから笑顔になった。
誰か何かを言ったまま離れず肩まで叩くとは‥思われてしかたないのに、すぐ昔に戻って喜んでもらう。あと数年もすれば80歳だと初めて知った。
戦争中は神国日本・天皇陛下のためにと学校でも勉強はほとんどせず、竹やりや木製で銃剣術は軍事教練は殺人訓練と運動場を農地に耕し食料増産に貢献。だが悪ガキ仲間とサボり遊んでた。
悪さだけでなく厳しい人生体験も彼が話すと普通のことに。年齢の差を感じず気楽に冗談も言って来た。怒ると怖いの噂は知らずにつき合った。新たな情報、いくらでも長く話して居たい。でも「あっ!買い物終わったけん 行かんと 元気でおってよ 会えて嬉しかった」 残念だけど店を出る。
居場所のすぐわかる並んだレジ近くの通路で買い物が済むのを待っていた。米などを抱えた男性が横を通りすぎ、少し行くと低い場所に荷物を下ろし内ポケットの確認を始めた。
ちょっと太ってはいるが元同僚の先輩だ。「あの台車を 持って来(こ)おうか?」と売り場の米がを山積みになった車を指差した。『大丈夫』とは言ったが私に気づいた様子はない。
手で肩に触れ「 ○○さん わしよ 」 目と耳が多少不自由でもある先輩を、驚かせないようにはしたつもり。やっとはっきり私を見てびっくりしてから笑顔になった。
誰か何かを言ったまま離れず肩まで叩くとは‥思われてしかたないのに、すぐ昔に戻って喜んでもらう。あと数年もすれば80歳だと初めて知った。
戦争中は神国日本・天皇陛下のためにと学校でも勉強はほとんどせず、竹やりや木製で銃剣術は軍事教練は殺人訓練と運動場を農地に耕し食料増産に貢献。だが悪ガキ仲間とサボり遊んでた。
悪さだけでなく厳しい人生体験も彼が話すと普通のことに。年齢の差を感じず気楽に冗談も言って来た。怒ると怖いの噂は知らずにつき合った。新たな情報、いくらでも長く話して居たい。でも「あっ!買い物終わったけん 行かんと 元気でおってよ 会えて嬉しかった」 残念だけど店を出る。