【 そして、メディアは日本を戦争に導いた 】 著者/半藤一利 ・ 保坂正康 発行/東洋経済新報社
2013年10月 第一刷発行 同年11月 第三刷発行
《 いま、昭和史から学ぶべき、いちばん大事なこと 》
[軍部の圧力に屈したのではなく、部数拡大のため自ら戦争を煽った新聞。ひとりよがりな正義にとりつかれ、なだれをうって破局へ突き進んだ国民……。昭和の大転換期の真相を明らかにし、時代状況が驚くほど似てきた〝現在〟に警鐘を鳴らす。] (帯より)
この本は半藤一利氏と保坂正康氏の2人が交わしたジャーナリスト論で、明治から大正昭和平成までの幾多の出来事が含まれているのだが、読んでいて私も安倍晋三首相らの考えの基には戦前と戦中があり、戦中の日独伊に変え当時は鬼畜米英と呼んだ敵国の米国主導の欧米軍を頼っての「戦争法案」なのがよく分かる。
とにかく米国はもちろん安倍首相も財界も儲ければ良いのであり、メディアの扱い方とメディアのすり変わり方も同様で、煽りに乗せられる国民こそたまったもんではない。
明治維新をテロだとの言っているのには驚いたが、歴史は時の権力を握ったものが作りかえると思えば納得した。その後も軍部将校らや戦後も右翼がテロを起こしている。注釈も多く付いているので読みやすいかった。
◆「戦争に協力すると新聞は売れる」
◆メディアは売上で動く
◆なだれ現象は、歴史が示す日本民族の弱点
◆日本人全体がバカだった
◆[明治維新というテロ]を美化した悪影響
◆ブラックリストで総合雑誌が崩されていく
◆昭和の戦争に個人で抵抗したジャーナリスト
◆日本軍の堕落は農民のせい?
◆終戦時における、誠実さのない新聞の変わり身
◆昭和一桁(けた)に似てきている現代日本
◆「40年周期説」で現在は昭和何年に当たるか?
◆今は普通の人が暴力に走りやすい
◆劇場型になってきた言論封殺の暴力 ―――本書より
2013年10月 第一刷発行 同年11月 第三刷発行
《 いま、昭和史から学ぶべき、いちばん大事なこと 》
[軍部の圧力に屈したのではなく、部数拡大のため自ら戦争を煽った新聞。ひとりよがりな正義にとりつかれ、なだれをうって破局へ突き進んだ国民……。昭和の大転換期の真相を明らかにし、時代状況が驚くほど似てきた〝現在〟に警鐘を鳴らす。] (帯より)
この本は半藤一利氏と保坂正康氏の2人が交わしたジャーナリスト論で、明治から大正昭和平成までの幾多の出来事が含まれているのだが、読んでいて私も安倍晋三首相らの考えの基には戦前と戦中があり、戦中の日独伊に変え当時は鬼畜米英と呼んだ敵国の米国主導の欧米軍を頼っての「戦争法案」なのがよく分かる。
とにかく米国はもちろん安倍首相も財界も儲ければ良いのであり、メディアの扱い方とメディアのすり変わり方も同様で、煽りに乗せられる国民こそたまったもんではない。
明治維新をテロだとの言っているのには驚いたが、歴史は時の権力を握ったものが作りかえると思えば納得した。その後も軍部将校らや戦後も右翼がテロを起こしている。注釈も多く付いているので読みやすいかった。
◆「戦争に協力すると新聞は売れる」
◆メディアは売上で動く
◆なだれ現象は、歴史が示す日本民族の弱点
◆日本人全体がバカだった
◆[明治維新というテロ]を美化した悪影響
◆ブラックリストで総合雑誌が崩されていく
◆昭和の戦争に個人で抵抗したジャーナリスト
◆日本軍の堕落は農民のせい?
◆終戦時における、誠実さのない新聞の変わり身
◆昭和一桁(けた)に似てきている現代日本
◆「40年周期説」で現在は昭和何年に当たるか?
◆今は普通の人が暴力に走りやすい
◆劇場型になってきた言論封殺の暴力 ―――本書より