忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

とうめいの矛盾を

2012-04-30 | 平和を
 自民党が先進国とはほど遠く国際社会にも逆行する古い保守色を強めた憲法改正案を決定した。白々しいが仮にも自由民主党の党名を持つ政党としては恥ずべきこと。
 【自民党憲法改正案のポイント ●日本国は国民統合の象徴である天皇を頂く国家 ●天皇は日本国の元首。国旗は日章旗、国歌は君が代 ●国権の発動としての戦争を放棄。自衛権の発動を妨げない。国防軍を保持 ●首相は武力攻撃、大規模な自然災害時に緊急事態を宣言 ●衆参両院で3分の2以上の賛成が必要な憲法改正の発議要件は過半数に緩和 ●日本国籍を有する者に選挙権 】(東京新聞記事より)
 やはり憲法改悪の狙いは日本国憲法9条に違反して巨大化した自衛隊という軍隊の自由な活動を承認するのとに尽きる。国防軍は首相を最高指揮官とし、国際貢献も任務とした。。
 国民は他国の攻撃や内乱や地震など緊急事態時には、国などの指示に従うことを義務とした。[国民に保障された自由や権利は「責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない」と規定。]
 [「国」を強く意識し、公共の秩序を守るためには国民の自由や権利が制約されることが盛り込まれ、人権より秩序優先の改憲案となった。]
 国民の主柱である日本国憲法を守る気持ちなど全く無いままに、アメリカの援護を受けての長期保守政権に居座り続けた過去の甘い蜜を再びとの野望。
 改悪が通れば格差社会の1握りの上部の意図するままに下部を操作できる日本になるか。まる敗戦前の大日本帝国で現在の北朝鮮を真似するつもり!
 憲法改悪ではなく現「日本国憲法」を真に生かす道こそが、日本国民と国際貢献に必要な正当性ある行き方。もの言えぬ時代、日の丸に礼、天皇の君が代を歌わなければ罰。少数意見?や少数政党は排除、だが新作憲法には絶対を誓え。国政革新のために宣誓拒否は撤回したが、アウン・サン・スーチーさんのミャンマー市民を見習いたい。

違いを上手に活用し

2012-04-29 | 日々
 夏日とまでは暑くはなくても、よい天気の昼間は20℃以上になる日も増えた。犬も雨天以外の日中は外で過ごすのだけど、山の影響で日差しは時間とともに移動するので犬もそれと一緒に居場所を変える。
 庭に布団を干した縁側や玄関先にはクッションが置かれ木陰も犬の本宅もあり、リードの長さが自由な行動範囲だが日が当たるのはかなり遅れる。
 隠居前の私道に布団を敷いてが日向ぼっこに最適だった。コンクリート舗装にはほど良い涼しさと布団、好きに選んで寝転んでいた。倉庫の軒下や木陰もある。
 暑くなっても日光浴が好きなのか、それともやせ我慢かでぶ我慢か、大丈夫かと心配するほど太陽を浴びる。先日首から上だけ地面、その他はコンクリートの上にして寝ている犬を見た。犬なりに熱中症対策を考えているのかと感心したのに、寝起きの顔はとぼけて見える。

意見からの除外

2012-04-28 | 平和を
 小さな関係者だけの集まりで意見を取りまとめようとする人に「○○さん今日は来てないぜ」の声。それに自分の考えを通そうとしている人が「聞かんでも、もうすぐ死ぬるがじけんええじゃろが」
 「それは早すぎるぜ、後2~3年は大丈夫よ」横から下手な冗談を言う者に別の人が「おい誰のことじゃ思て言いよらい。○○さんのことぜよ」と注意する。
 80歳半ばで現役を頑張っている人を「もうすぐ死ぬ」と口にした人は、これまでも年上年下関係なく自分以外をすぐ死なせて平気な人。
 私も以前に数人を死なす話を聞かされ注意したが意地になって殺すので諦め、今回は黙っていた。たとえ隣人や仲間と思って無くても、なぜ存在までを否定する。
 民間放送の報道番組だけでなくその他の番組でも、ゲスト出演する政党やその顔ぶれに偏りが目立ち気になる。それは民間に限らずNHKニュースなどでも見られる。
 国民にいろいろな意見・見方を知らせる責任を放棄している。CM料金に政治力らの強い力に負け 、その1方向だけが さも真実かのように思い込まそうとする。
 類似の2大政党とその派閥的小政党の政策と、それら政党から出演した議員の発言内容との違和感は政党イメージを惑わす。
 野党と言える小政党や社会運動などの発言や行動場面をできるだけ見せないように消す圧力が強く働いているのも、国民の知る権利と判断力や決断力を麻痺させる陰謀か… 。

いまさら 私のとも

2012-04-27 | 追憶
 いつも地区全戸の集まりの際には住民として気楽に利用するが、1部の関係者だけで使用する場合は前もって管理者に予定を知らせ許可をもらうことになっている。
 個人的に会場や備品を持ち出し使用する時は安い利用料を支払うが、広い意味での公的な使用の際には人数や利用方法に関係なく無料なのはありがたい。
 使用日時等を記入する用紙は、まとめて誰でも自由に確認できる場所に置かれている。気が向けば私もめくって見ることはあった。
 先日は記録用紙のそばにある記入用のシャープペンが気になり手に取る。どこでも売っているメーカーの使い込んだ汚れた品だけと、どこか見覚えがあるような…。
 なぜそんな気持ちになったのか? そうか新しいのを買った使いはじめの頃、自分のだとすぐわかる印を付けたのだった。その印は多分私だけのだとは思うけど、絶対そうとも言えない。
 シャープペンは何本も持っていてよく使う。その会場でいつ落としたか忘れたかなど、いまさらどうでもいいこと。たとえ私のだとしても落とし物の再利用、そこには必要な品だから黙ってそのままにして帰る。

ちょっとのはずが

2012-04-26 | 共に
 「10時30分になったら○○に行くぜ」 朝から叱られ続けて調子が悪く布団に指で耳栓をして入っていた。ちょうど起きたところで作業服に着替える。
 声がした居間に入ると、「何を着とらい ○○んに行く 言うたがぜ バカみたいに、どがいなかっこうしとるがよ よう聞いときなはいや」 「○○」と「○○ん」で一文字増えて外出着に着替えた。
 町での買い物と支払いを済ませ、ついでに私は1人月刊誌を買いに書店に入る。すぐ出るつもりが、福島原発事故の新しい本を見つけたためにケイタイ呼び出しが2回鳴る。
 帰宅が数分遅れるくらいいいだろう。車に戻って尋ねると、どこかにお出かけすると予定変更になっていた。目当ては未定で結局は隣りの原発を拒否した町の県まで遠出する。
 コンクリートでなく雑草の茂る畦道の田んぼにはもう稲の苗まで植わっている昔懐かしい風景のところもあった。満開の桜にツツジに山藤、八重桜の花吹雪を一緒に見れた。古びた街並みやのどかな山里に山を越える細い国道など長距離を走った運転手さんにお疲れさま。
 

明るい時刻に

2012-04-25 | 日々
 「風呂 入る?」雨が降り始め仕事を早く切り上げて帰った夕方、どうせ私の順番は最後と決まっている。夜には外出するので湯冷めの心配はあったが、明るい時刻の入浴は初めてなので「入る」と返事した。
 「明るいけん 電気は点けんてええぜ」 原発再稼動を避けるための節電の下準備も了解済み。天井はホワイト系だけど他はグレーと黒の大理石模様のユニットバス。
 夜の入浴は照明も少々薄暗く感じ、以前の風呂での楽しみだった読書をすることもできず落ち着けずにいた。それでも30分以上1時間ほどは浴室内に居るので、毎日数回の警告を受ける。
 ずっと昼間に入ると気持ちいいだろうなと思い続けた願いが、半端な夕方の時刻に実現できた。いつもどおりに頭から時間をかけて洗うのがもったいないと思うほど。
 湯船に入ると窓を開けてみた。目の前にある大きな雑木に当たる雨粒が木の葉を揺らす。それがカーテン替わりで景色が見えないのは残念だが、庭のコブシや椿の花をちょっと見てまだ寒いので窓はすぐ閉めた。
 明るい入浴のひと時いい気分で湯から上がると服を着て、今日は窓を開けたまま掃除をする。外では雨音の中でウグイスやカラスなど鳥たちの鳴き声、それと一緒にお寺の鐘も聞こえて来た。

3月生まれ

2012-04-24 | 共に
 店内で孫とお菓子を買っている顔見知りに出会ったが、挨拶だけして外に出てから話をする。幼稚園児か小学生かどっちだろうと、自転車に乗るためヘルメット被ろうとしている男の子を見ていた。
 肩のワッペンと新しいヘルメットから小学1年生だと分かる。「今年、入学したんだけど3月生まれだからちょっとかわいそう。でもすぐ同じになるよね」
 「そうよ家の孫も3月生まれだけど、何とかやっとるもん」まあ孫は私も気にしている。小学校入学時にはまだ字は読めてもまったく書けなかった孫も、1年経つと読める字を書くようになった。
 「おっ!自転車も新車じゃないか」値段もけっこう高そうだ。「そうぜ入学祝いだから新車にせんとな」乗って走り出そうとする孫の姿に、おばあちゃんも嬉しそうだが心配気。
 「自動車が来ないか良く見て 気をつけて ゆっくり走るのよ」とおばあちゃんも嬉しいけど心配そう。店から家まですぐ近くでも、道路の横断や急カーブもある。暴走せず安全にゆっく上手になってと応援する。 

だましの狙い目

2012-04-23 | 平和を
 先日の夜に出会った立ち話の中で知人から「この調子で行けば日本で一番最初に、四国電力の伊方原発が再稼動するぜ」と私も考えていたのと同じ話を聞く。
 国民の安全・安心よりも、早急な原発再稼動ありきに固執する野田首相ら閣僚。関西電力の大飯原発再稼動のスケジュールが、近隣県等の根強い反対で行き詰まるなら別の手段を行使するだけ。
 手強い関西よりは四国の愛媛県それもの無口な町の伊方原発なら容易に落とせると見下した発想。マニフェスト破りの嘘つき政権に腹を立て、再稼動拒否の意思表示をはっきり見せなければバカをみるだけ。
 そんなこと思っていると本当に[先行させたが難航している大飯原発より先に、四国電力伊方原発の再稼動推進論が政府・民主党内で急浮上している]との報道でより現実化して来た。
 四国電力の伊方原発は大分県と愛媛県松山の中間地点にあり、沖合いには日本最大の活断層中央構造線が存在し危険を指摘されている場所。で原発を設置できたのは強いものには逆らわない意識と欲のため。
 原発村にシロアリ体質、電力会社と政治に対して強い独立性を持つ原子力規制庁発足も先送り状態。あれも経済界や官僚と政治が阻止させているともいえるのでは。
 原発再稼動も消費税増税とTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)も同様に、金の流れをいかに自分たちに集中させるかが目当てだけ…。
 民主党政権になったおかげで税金の流れの不健全さや政治の汚さを教えてもらえ、テレビでも真実との違いや御用学者などを見抜く力もついて来た気分になれた。

気にしない

2012-04-23 | 日々
 [ 邪魔なものがあっても 気にしない。お気に入り毛布で お昼寝します] あごの下には何があるのか、気になり問い合わせるとカガミだと分かった。なるほど写っているのはメルの顔か、いい顔だと自信があるのかも。

おもいのちがい

2012-04-22 | 共に
 雨を感じていて雨になった昨日から今日にかけ、ずっと頭がボオッとしたまま疲れていた。周囲の人の手助けでどうにかなった小さな役目を終え肩の荷が下りたはずなのに、まだ頭の中には残っていたんだと気づく。
 雨の今朝は食事の後、薬を飲みしばらく休むことにした。昼前に起きだししばらくするとケイタイが鳴り、用件を言わないので倉庫に聞きに行く。
 仕事を手伝う体の調子はよくないところに、傷つく汚れた言葉を幾つももらってから「シャクナゲを見に連れて行てやる 言うてくれたけん 40分になったら 出れるように準備しといて」
 出かける日だけでも気分よくできればといつも思う。一応準備はしたのだけど、どうせシャクナゲ園まで行くのなら大切な人が大好きだった「あまごの里」まで足を延ばしたい。
 共通の別の場所にはあれからも何回も行くのに「あまごの里」と「森の美術館」だけは頑固に拒否する。美術館展示は期間限定なので諦めもできる。
 でも家族にとっても大切ないい想い出のぎっしり詰まっている「あまごの里」を忘れるのは絶対に無理。私とのメールのやりとりにも「あまごの里」への楽しみを伝えていた。「帰りたい」あの大切な人の言葉にはまた「あまごの里」にみんな一緒に行きたいとの強い願いがあったことを知っている。
 頑なに行くのを拒否する人の理由の1つにあまごの里にみんなで行き始めたきっかけを私が作ったこともあると思う。
 そんなことよりこれまでにプラスしてあの場所と私たちの新しい思い出をふくらませるのが大切だろう。あの日から1回だけ息子に乗せて行ってもらったが、今日はまた特別あまごの里に行きたかった。