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Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

本年仕事納めの一杯は・・・

2014-12-26 23:33:56 | Restaurant/Bar/Cafe
バッタバタでしたけど、
なんとか最低限、いや、
やることはまだあったんですが、
猛吹雪で電車が止まったらどうしようと気が気でなくて、
今年のお仕事終わりにしました

案の定、小樽方面、あとから電車止まってました
早く札幌戻って正解でした・・・・

ということで、
岩手に帰る夜行列車まで1時間半ぐらい時間できたので、
軽くご飯食べに行くことにしました。

行くところは迷わず決まりました。

ご無沙汰していました、焼酎師匠の店へ。


新焼酎がありますよーと言われ、
カウンターに置いてあったこちらに興味が湧いてお願いしました。

蔵内特命指示書

原料に宮崎県産の蜜のように甘い「安納芋」、
麹米には宮崎県産のコシヒカリを贅沢に使用し、
完全無濾過、品温を極めて低く設定し、
フルフラール(こげ臭)やフーゼル油の旨味を十分利かせた蒸留仕上げ。

飲み方を決めるのにちょっと味見させていただいて、
ストレートでいただくことにしました。

芋の甘みと、一瞬黒麹かと思う香ばしさが織り成す濃厚な香りとうまみ。
仕込みや蒸溜の時の温度管理でこれだけ変化出せるんだー・・・。
っていうか、濾過って相当成分奪ってるんじゃない!?などとあれこれ考えながら
久々の焼酎を満喫

これをゆっくりと飲んでいる間に
お料理お願いしました。
牛スジと十勝産大豆のジャガイモソースグラタン。

お料理できたとき一緒に、焼酎師匠におまかせして美味しい焼酎選んでいただきました。
ほんのりお湯割り特蒸泰明。
大分の麦焼酎、特蒸泰明の冬限定版です。
常圧ですがalc.22%なせいか、濃厚な中にもさらりと飲みやすさがあり、
とても優秀な食中酒でした。

グラタンそのものとも合うんですが、
グラタンの中に入っていた舞茸との相性がすごく良いことに新たな驚き
今度、舞茸の天ぷらと泰明合わせてみたいなーって思っちゃいました

あと、いままで焼酎ってなんとなくアルコール強いって思っていたけど、
よく考えたら強くても35度ぐらいなので。
ウイスキーより度数低いんだー・・・って
いまさらながら思ったり

数字的知識としてはわかっていたけど、
なんか繋がってなかったんですよねー

でもやっぱり焼酎のほうがちょっとパンチがあるような気がする。
麹のせいなのかな・・・。
微生物ってすごいなー・・・ていうか、お酒っておもしろいな・・・
などといろいろボーっと考えちゃいました


あっという間に時間が過ぎ、
夜行列車の時間となりました。

今年のススキノ納めは焼酎でした。
今年もこちらのお店をはじめ、たくさんのお店にお世話になりました。
また来年もよろしくお願いいたします

冬至の日の遅い晩ごはん

2014-12-22 23:16:19 | Food
なんか知らないけどほんと仕事がたくさん

毎日鍼にもヨガにも飲みにも行けず、
残業しても、
昼休みにおむすび食べながら片手でパソコン打っても、
また仕事が舞い込んでくる

2.5人分くらい仕事してます・・・。

働き悪いヤツの肩代わり(?)ね
気づいたもん負けなんですよね・・・、仕事というのは

まあ、長い目で見たらじぶんの肥やしになるとわかっているので、がんばります



そんななかでも、一応、
冬至ってことで、
カボチャがまだ売れ残っていたので買って帰りまして、晩ごはん。


カボチャのポタージュと自家製パン。

最近は晩ごはんは鍋物かスープになっちゃいますね・・・。

10時過ぎに帰ってきてポタージュ作る意欲残ってんだから、
まだまだ大丈夫です


今年もあと少し、がんばりますかー

ウイスキー クライヌリッシュまつり

2014-12-21 23:31:41 | Spirits&Others
公言通り、風邪は3日で治しまして、鼻も喉も万全!

やること満載なんですが、またまた現実逃避したくてうずうず

ウイスキーに関しまして、
今年のうちにやっておきたかったことがあって、
この日は、カークウォールさんへ。
約3週間ぶり2回目です。

検定が終わったら、
今のところ一番好きなモルト、クライヌリッシュを飲みに来ます!と宣言していたのが、
ようやく実現することとなりました


お店にあるクライヌリッシュのボトル、並べていただきまして・・・

順番はマスターお任せで、クライヌリッシュ祭、開催です♪
ヤッホー


まずはウォーミングアップ、こちらから。


オフィシャル14年 46%

テイスティング:
香:リンゴのコンポート、ブラッドオレンジ、ミント、焦がし麦、ゴム、乳製品
味:リンゴの皮、焦がし麦、ネットリとしたテクスチャー 
  口の中の下から中間に広がる潮風の余韻、

しっかしオフィシャル14年も何回か飲んでますが、
似てはいても決して同じコメントにはならないんですよねー。
ボトル差なのか、私の体調なのか・・・・。




さてお次はこちら。

クライヌリッシュ フレンズ・オブ・クラシック 12年 46%
2009年にリリース。
“フレンズ・オブ・ザ・クラッシク・モルツ”とは、
ディアジオ社のメイン・シリーズである、
クラシック・モルツ・シリーズのファンが組織するグループの総称。
2フィルのシェリー・カスクにて熟成させた限定品。

テイスティング:
香:紹興酒、リンゴの皮、ゴム、麦わら、ミント
味:こてこてに煮たリンゴのコンポート、塩味、モラセス、ネットリとしたテクスチャー、
  ゆっくり上にいく蜜の余韻、かるく苦味、乳製品

こんなにこってりしているなんて・・・2巡したシェリー樽の効果すごいな。




どんどん行きます。ここからは、ボトラーズものになります。

クライヌリッシュ16年 1994-2010 コニサーズチョイス 43%
リフィルのシェリーバット熟成だそうです。

テイスティング:
香:かるく煮たリンゴのコンポート、ミント、梨、マンゴー、ろう、甘いゴム
味:麦、リンゴの皮、わりとさらっとしたテクスチャー、麦チョコ、もも、塩味
  上にやさしくのぼる余韻、わりとドライフィニッシュ、樽しぶ、

こってりの次のせいもあってかなりライトに感じたけど、
こういう方がフルーティ感はでますね・・・。





クライヌリッシュ 16年 1997-2013 56% BBR 復刻ラベル 
17世紀から続き、
カティサークの製造販売元でもあるロンドンの老舗酒商BBR(ベリーブラザーズ&ラッド)社の
100年以上前に使っていた伝統のあるラベルを再現した復刻ラベルシリーズ。
1フィルのシェリーバット熟成だそうです。

テイスティング:
香:りんご、ろう、梨、黒蜜、柑橘、チョコ、
味:りんご、モラセス、リンゴの皮の酸味、ミルクチョコ、塩味、軽く樽しぶ、
  上にやさしくのぼる余韻、甘み かるく苦味、塩味

コニサーズチョイスと同じ16年熟成でシェリーバットだけど、こんなに違うんだ・・・。





クライヌリッシュ 17年 1996 55.0% キングスバリー"カスクストレングス"

テイスティング:
香:麦、ろう、薬品的アルコール、りんご、はちみつ、ミント 加水で麦チョコ
味:麦、りんご、ナッツ、麦の甘み、渋み、わりとさらっとしたテクスチャー、
  加水で麦チョコ、リンゴの皮、塩味、根菜の渋み、
  わりとドライフィニッシュ、乳製品

バーボン樽熟成らしいさらっと感。加水でかなりい感じになりました。





クライヌリッシュ 23年 1983-2006 ラムフィニッシュ ダグラスレイン オールド&レア 55.3%

テイスティング:
香:もも、プラム、白ワイン、ろう、はちみつ、ラム、モラセス、麦、
味:すごくねっとりしたテクスチャー、もも、なし、かるく塩味、りんごの酸味、ドライフルーツ
  口内の中間に染み渡る優しい余韻、ミルクチョコ

これは超別格です・・・。ラムフィニッシュだからなのか、この樽がいいのか・・・。
ウットリ 素晴らしいモルト




最後はこちら。

クライヌリッシュ 1984-2011 27年 エクスクルーシブ ボトリング for JIS 53.6%
リフィルシェリーホッグスヘッド樽熟成だそうです。

テイスティング:
香:ゴム、りんごのコンポート、柑橘、ミント、リンゴの皮
味:塩味、ねっとりとしたテクスチャー、金柑、リンゴの皮、カカオ、ナッツ、
  余韻やさしく中間に広がる リンゴの皮、やや樽しぶ 乳製品

こちらはいつものクライヌリッシュらしさを残しつつも、
年を経て艶があって・・・美しい。



以上でございました。

すばらしい体験をさせていただきました。
根幹にあるクライヌリッシュらしさと、
熟成によって生まれる差を感じることができて、すごく勉強になりました。

先日の別のところでいただいた74年蒸溜といい、
今回の80年代2つといい、
20年ぐらい経ってるのがすごいうっとりとする美しさです。

でも2つ目の一番若いフレンズオブクラシックも好きだったなー

あーもう、
今度はどんなクライヌリッシュと出会えるのでしょう。

でも出会ったことがない蒸溜所のモルトとの出会いも楽しみです。

すっかりハマりました


久々にパン焼いてみた。

2014-12-18 06:50:55 | Bread/Sweets
なんとなく忙しく過ごしております、師走・・・

そういうときって現実逃避したくなるんですよね・・・。

ウイスキー検定の勉強をしていたら、
麦とか酵母とか発酵とかいう言葉が頻回に出てくるので、
なんだかパン焼きたくなってムズムズしていたのです。

ライ麦粉購入。



なんとなく忙しいんですが、
どうしても現実逃避したくなって、
ある晩パン捏ね開始、夜間発酵させといて、朝焼きました。

で、ブレックファスト。



このところずっと平日の朝食は納豆ごはんだったので、
朝から焼き立てパンをいただくなんて、
なんか新鮮な気分です

マカロン作りで余ったバタークリームやラズベリージャムとともに

晩ごはん 土鍋で肉豆腐

2014-12-15 22:45:42 | Food
風邪ひきました
鼻づまりと乾いた咳

日曜日に,
4杯目のウイスキーの香りをとっていた辺りから、
鼻の奥がむずむずしてました。

それより先、木曜日辺りに,
通勤電車で爆睡して目覚めたら、頭と喉が痛かったんです。
それからずっと体は風邪退治のため闘っていたと思うんですが、
負けてしまいましたね・・・
ちょっと疲労がたまっていました、多分。


月曜日、
仕事終わって鍼治療へ。
いつもの足腰に加えて鼻と喉にも鍼打ってもらいました。

帰りに薬買いました。


3日以内に退治してやる!


何か温かくて元気出るもの食べよう!

土曜日のワイン会で余って持ち帰ったワインに合わせて
牛肉メインがいいかな・・・。

よし、肉豆腐にしよう!
ショウガたっぷり入れてね
温まるように土鍋で作ろう!

はい出来上がり!いただきます


温まりましたー

ワインは抜栓3日目のこの日のほうが、赤果実感とか出てておいしくなってました。
やっぱり開きにくいバローロだったのね

ワインの香りと味がわかるくらい鼻が開通しました。
鍼治療効いたんだきっと

よし!早く治すぞ!

ウイスキー まだ知らない蒸溜所特集 

2014-12-14 22:53:58 | Spirits&Others
のんびり過ごした日曜日。
衆議院選挙の投票にも行ったし、
夜はのんびりウイスキーでも飲みに行きますかー。

なんかね、
夏になったらマラソンや登山で忙しくなること必至なので、
冬の間にある程度ウイスキー修行に目処付けとかないと・・・って
やや焦ってます

ということで、
この日はブローラさんにて、飲んだことない蒸溜所との出会いシリーズ。



グレントファーズ 21年 1992-2013 48.2%  アスタモリス for JAPAN

<アスタモリス>
モルト新興国ベルギーの人気ボトラー。
代表のバート・ブラネル氏は、
モルトファンに圧倒的な支持を受ける海外サイト、モルトマニアックスのメンバーとして
様々なシングルモルトをテイスターとして吟味してきた人物。
このグレントファーズは、日本のウイスキー輸入業者ガイアフローのために瓶詰されたもの。

<グレントファーズ蒸溜所>(スペイサイド)
蒸留所があるのは、ローゼスとキースの中間に位置するマルベン村近くの田園の中。
隣にはシングルトンのオスロスク(AUCHROISK)蒸留所がある。
創業は1898年、デュワーズ、ジョン・ウォーカーと並び
当時のブレンダーのビッグスリーといわれたジェームズ・ブキャナンと、
ブローカーで彼のパートナーだったウィリアム・P・マウローによるもの。
ジェームズ・ブキャナンは後にブレンデッドスコッチのビッグ5のひとつ
ブラック&ホワイトを世に送り出した。
ブレイヴァル、アルタベーン、ミルトンダフ、グレンバーギ、グレンアラヒーと共に
自社ラベルのシングルモルトが発売されていない蒸留所のひとつで、
ボトラーズからのものでしか飲むことが出来ない。
主なブレンデッド銘柄は
ブラック&ホワイト、バランタイン、シーバスリーガル、ロイヤルハウスホールドなど、。

テイスティング:
香:白州みたいな香り、森、ミント、ライム、乳製品
味:オレンジ、柑橘の皮、アプリコット、ハチミツ、軽い苦味、初夏の森、優しくあまい余韻

森の香りがすると思ったら、
近くに蒸溜所の名前の由来にもなったトファーズの森っていうのがあるんですって。
最近、森か海かがわかるようになってきましたな(笑)



次は、樽の違い比較のお勉強に、こちらを。

キルケラン ワーク・イン・プログレスⅥ バーボンウッド/シェリーウッド

<グレンガイル蒸溜所>(キャンベルタウン)
キルケラン(Kilkerran)は
キャンベルタウンに2004年にオープンしたグレンガイル蒸溜所のシングルモルトウイスキー。
グレンガイル蒸溜所は、
1872年にミッチェル家のウィリアムが創業したが、1925年に閉鎖された。
その復活を決めたのはヘドレー・ライト氏。
スプリングバンクの現経営者で、
グレンガイルを創業したウィリアム・ミッチェルの3代目の甥にあたる人物。
オリジナルと同じ敷地に立てられており、
キャンベルタウンに新しい蒸溜所が建設されたのは実に125年ぶり。
姉妹蒸溜所であるスプリングバンクでフロアモルティングしたライトピート麦芽(約15ppm)を使用し、
2回蒸溜でつくられるキルケランの生産量はわずか3万リットルほどで、
年に1ヶ月ほどスプリングバンクの職人により蒸溜されています。
キルケランとは地元の聖人、セント・ケアランの教会を意味している。
蒸溜所名とシングルモルトの銘柄が違うのは、
グレンガイルは他社が商標登録していて使用できなかったとか。

キルケラン Work in ProgressⅥは
創業年の2004年ヴィンテージの原酒を使用し、
5年熟成から毎年1回リリースされている「Work in Progress」シリーズの第6弾で、
今年は遂に大台となる10年熟成。

テイスティング:
バーボンウッド
香:コアントロー、スパイス、おだやかな潮風、
味:オレンジ、まろやかな塩味、蜂蜜、スパイス、かるく根菜の苦味、
  みつの余韻、塩味、白胡椒

シェリーウッド
香:グランマルニエ、ミント、蜂蜜、
味:ジンジャー、モラセス、ドライフルーツ、樽のバニラ、かるく塩味、

シェリーの方が厚みがありますが、
いろんなキャラクターを感じたのはバーボン樽のほう。
おなじオレンジ系の香りなんだけど、
コアントロ―とグランマルニエのような違いなのがおもしろかった。





ロッホサイド 28年 1981-2009 56% ブラックアダー ロウカスク

<ブラックアダー>
1995年にロビン・トゥチェックが創業した瓶詰業者。
ウイスキーの旨みのもととなる樽からの成分を
樽出しのままの状態で製品にするという信念により、
ノンチル、ノンカラーリング、カスクストレングスを徹底。
「ロウカスク」シリーズは、
ボトリングに際して樽材の破片さえも取り除くことなく製品化する徹底ぶり。
現在はスコットランドからスウェーデンに拠点を移している。

<ロッホサイド蒸溜所>(ハイランド)
1996年に閉鎖され、建物も解体されてしまっている蒸溜所。
ロッホサイドはもともとジェームス・ドーチャーと言うビール醸造所でしたが、
1957年にウイスキー蒸留所として創業。
また、ここの蒸留所はスペインの会社(マグナブ・ディスティラリー社)がオーナーだったため、
その会社のブレンデッド(マグナブス)やシングルモルトのオフィシャルボトルも
主にスペイン市場で売られていた銘柄となります。
特にオフィシャル品はスペイン市場以外には殆ど出回っていなかったと言われています。
1992年に最後の蒸留が行われた。

テイスティング:
香:リンゴの皮、カルゥァドス、ドイツワインのようなオイリーさ、
  白い小さな花、レンゲみたいな軽めの蜂蜜、ミント、パイン、
味:リンゴ、すぐに上向きにビリビリしない揮発性のきれいでキャンディのような甘さのアルコール、
  余韻が長い 甘いアルコール、マンゴー、パパイヤ
  テクスチャーやや厚いのにさらりとライトボディ、飲みあきしない。

これはとっても不思議な魅力のある飲み物でした・・・。
いくらでも飲めますね・・・。

ちなみにボトルにはブラックアダーのロビン・トゥチェック氏のサイン。
今月のはじめにご来店だったそうです


この日は4杯とハギスいただいて終了。



いつも素晴らしいモルトとの出会いをありがとうございます。

ワイン仲間と忘年会

2014-12-13 23:59:42 | Wine
手作りケーキを持参してワイン仲間との忘年会へ。

場所はいつものモンレーヴさん、
みなさんお食事済ませてからの集合、
ひとり1本持ち寄りです。


まずは泡から。

レディ・オー。

こっちが表かな、ほんとは

ステキな絵ですね。なんか蒔絵みたいで。

あ、ワインですが、イタリアのスプマンテ。
モンタルチーノって書いてあるから
ブドウはまさかサンジョヴェーゼ・グロッソ?と思って飲んでいたら、
グロッソかどうかはわからんけどサンジョヴェーゼだそうで。
品種特有の土臭さみたいな風味も出てました。





コルモンズ ヴィノ・デッラ・パーチェ 2010

イタリア、フリウリ・ヴェネチア・ジュリア州のワイン。
ヴィノ・デッラ・パーチェは「平和のワイン」の意味。
世界平和をコンセプトに、
世界中で作られている600種以上ものブドウ品種を自らの畑で栽培し、
それらを全部合わせて造られたワイン。
白品種95%、赤品種5%。
出来上がったワインは世界平和を願って各国の元首や著名人に贈られているそうです。
ステキなワインですね!

お味は、樽のバニラ風味たっぷりのイタリアのシャルドネみたいな雰囲気です。




奥出雲ワイン シャルドネ 2012
島根県の奥出雲葡萄園のシャルドネ。
桃のようなたっぷり甘い香りがして厚みがあってすごくおいしい。
あとから来るサラサラしたテクスチャーが判別できれば
ブラインドで日本のワインだと分かると思うけど、
うっかりしたらフランスとかと間違えるかも。



こんなのも出ました。

メルローの葡萄ジュース。
梗付きタイプと除梗タイプがあるのがおもしろい!
大きな差はなかったけど、
梗付きはややタンニン強いし、除梗はやや酸っぱく感じました。





台湾の紅麹葡萄酒 カベルネソーヴィニヨン。
紅麹!? 紹興酒を作るのに使うアレってこと!?
ワインを作るのに麹は必要ないのに・・・と思ったんですが、
あとから調べたら、どうやら健康大好き台湾人は
漢方としても使われる紅麹をワインにも入れちゃったって感じらしいです。
となると、
お酒の分類的にはリキュールってことかしら。
何パーセント以下なら何か混ぜてもワインを名乗れるとかそういう枠?
まあいっか

お味は酸味が強くてシェリー酒みたいな感じでした・・・。





千歳ワイナリー 北ワイン ピノノワール 2013
余市の木村農園のピノノワールを使用しフレンチオークで約9か月熟成。
赤ベリー感満載のきれいなピノノワール。おいしいです。





コルダナ バローロ・レゼルヴァ 1999
私が持って行ったワインです。
かなり固い(開きにくい)ワインだとの情報で、
飲むタイミングを悩んでいたんですが今回出してみました。
15年を経て、タンニンは優しくなっておりプラムやドライフルーツ感もありますが、
なんだか印象の薄いバローロでした。





ランテルディ・ド・ヴァランドロー

2000年に、雨による害を防ぐために
chヴァランドローの土地2ヘクタールをビニールシートで覆ったが、
アペラシオン当局がこれを正当な栽培法と認めなかったため、
ヴァン・ド・ターブルとして販売するようになりました。
また、ラベルにヴァランドローと名乗ることが出来なかったため、
「L'Interdit de V・・・D」と表記されています。
畑をビニールシートで覆ったこと以外は、chヴァランドローと生産方法は全く一緒です。
ちなみに“interdit”とはフランス語で「禁じられた」という意味。
なるほどね

超高級ヴァン・ド・ターブルです。
超うまーい!





コシュ・デュリ ブルゴーニュ・ピノノワール 2009
白ワインで有名なコシュデュリのピノノワール。
濃厚、エキスたっぷり。これまた超美味い!





天橋立ワイン ケルナー甘口 2008
2008年国産ワインコンクール銅賞受賞だそうです。
とろっとしていて甘く、酸味もしっかりあるワインです。





シャトー・レ・ザムルーズ コート・デュ・ローヌ 2009
ブルゴーニュのレザムルーズかと思ったら「シャトー」って付いてるし
下にうっすらコート・デュ・ローヌって書いてある(笑)
やや濃いめの、ニュイ・サンジョルジュとかそのあたりのブルピノみたいな感じ。
グルナッシュ80%だそうです。



あとピノグリもあったんだけど写真撮り忘れたー
ナッティーで厚みがあるピノグリでした!


あー飲んだ飲んだ
いや、でも、
試験とそのあとのマカロン作りの疲労がたまっていたのか、
もう眠くて眠くてあんまり飲めなかったかな

あ、見た目イマイチのマカロンもみなさんに褒めていただき、
よかったです


最近ウイスキーばかり飲んでいましたが、
やっぱり葡萄のお酒、おいしいです

そして、今年も素晴らしい仲間に感謝感謝のワインライフでした。

また来年もよろしくお願いいたします


マカロン、今年の集大成

2014-12-13 15:20:26 | Bread/Sweets
今年はマカロンという新たな創作に取りつかれた年でありました

その集大成(?)として、
ワイン仲間との忘年会にまたマカロンを使ったケーキを持って行こうと計画しました。

クリスマス近しってことで、色は赤と緑をベースにしよう、
そしたら何味?
赤はラズベリー、緑はピスタチオにしよう。ラズベリーと相性のいいから。
2色じゃ寂しいからショコラも作るか。
そしたらベースのケーキは、以前作ったことあるラズベリーとピスタチオのタルトで
と、さくさくと頭の中でデザインが進みまして、
ウイスキー検定終了の翌月曜日からマカロン作り開始。

空気が乾燥している時期だから、
今までよりも作りやすいんじゃないかなーと思っていたら甘かった
今までで一番苦戦しました・・・。
なんでだろう・・・。
なんか湿っぽくて、焼いていると割れたりシワシワになったりして・・・。

あと、いい感じの緑色を出すのが難しかった
ピスタチオの黄緑色にしたいんだけど、
なんかメレンゲとと混ざるとミントグリーンみたいになっちゃって、
何回もやり直し

はあ・・・。

ってことで、
なんとか完成しました、こちら。


ラズベリーとピスタチオのマカロンタルト、クリスマスバージョン。

集大成というには程遠い、
シワシワで大きさも形もまちまちのマカロンですが

まあ何とか形になったので、
忘年会、行ってきます


ウイスキー 次のステージは・・・・

2014-12-11 23:47:40 | Spirits&Others
ウイスキーが検定が終わりまして、
今後どういう風に奥を深めていくかが課題となっております・・・・。

とりあえず、
好みの蒸留所のものを深く(懐が許す限り)探っていくことと、
あとはまだ飲んでいない蒸溜所のものを広く飲んて行くこと、
あと、
今年の前半に飲んだものはコメント書いてないので
もう一回飲んでコメント残しておくことにしようと思います。
いつかブラインドテイスティングとかできればいいなと思っているので

この3本立てで、
これまで行った4つのバーをうまいこと使い分けて・・・って感じで


この日は、好きなもの特集

プルーフさんでこの2本をいただきました。


クライヌリッシュとブローラ。

北ハイランドのブローラの町に1819年に創業したクライヌリッシュ蒸留所。
その当時、蒸留所の黎明期において、
クライヌリッシュの評価は極めて高く、
何年にもわたって馴染みの個人客にしか売られていませんでした。

20世紀前半には不況や大戦の影響で閉鎖された時期もありましたが、戦後再開。

1960年代にはクライヌリッシュは近代化され、電力を装備、
それまで手動の石炭式のかまどによって焚いていたスチルを近代蒸留方式に換装しました。
そして1967-68年、クライヌリッシュは隣の敷地に元の蒸留所とまったく同じ設計で建てられ、
新しい蒸留所として生まれ変わりました。

元々あった蒸留所はごく短期間閉鎖されていましたが
1969年4月からブローラ蒸留所として蒸留を再開し、
全く異なるキャラクターのピートを強く効かせたシングルモルトを生みだしていました。
伝統的なウイスキーは新しいクライヌリッシュ蒸留所にまかせたというわけです。
しかしブローラの名で操業されたのはわずか14年間で、
1983年5月に残念ながら閉鎖されてしまいました。


ということで、
2つを飲み比べです。



CLYNELISH 1974 23Years RARE MALTS SECTION 59.1%

レアモルトセレクションは、
UD(ユナイテッドディスティラリー)社で
蒸留所オーナー瓶詰物として出されている物で、
プレミアム品(長期熟成の樽出し原酒)と言う位置付け。
ちなみにUD社には花と動物シリーズもあり、
スタンダード品という位置づけだそうです。

テイスティング:
香:カルバドス、コアントロ―、蜜、梨、南国フルーツ、
  セメダイン、潮風、青い麦畑、乳製品
味:とろりとしたテクスチャー、麦の甘み、りんご甘露煮、
  スパイス、アルコール、カカオ、苦味、根菜の甘み、塩味、タンニン、
  ドライだが長い余韻

クラインリシュはヘザーハニーのようなコクのある甘みと、
ワクシーなニュアンスが特徴的なシングルモルトだそうです。
ワクシーなニュアンスは
蒸留液を一時的に貯めておくレシーバータンクにその原因があることが知られていて、
底に溜まっている沈殿物が、そのワクシーな風味を造り出しているのだそうです。

なるほど、なるほど・・・・。




Brora 30years (1972-2002) 1st 54.2%

オフィシャル扱いになるブローラの30年物。
この54.2度が1stリリースで、2ndリリース(55.7度、2003年)もあるようです。
かなりレアなんじゃないでしょうか、これ。

テイスティング:
香:ロースト、カラメル、潮風、海藻、甘いワイン、ピート、りんご甘露煮、麦わら
味:ポン菓子、黒糖、潮風、海藻、塩味、タンニン、
  下向きの静かな余韻長く、塩味強め、樽しぶ、ロースト、カカオ、苦味、麦わら


フルーティーさと潮風感がクライヌリッシュと共通してますね・・・。

クライヌリッシュがノンピート麦芽で仕込まれるのに対し、
ブローラはフェノール値30~35ppmのピーテッド麦芽を原料としてたのだそうです。

『操業期間も短く、本来なら幻のモルトと呼ばれてもおかしくないブローラですが、
まだ市場にはぽつぽつと出回っています。
ですが人気の高いブローラは、いつ品薄になってもおかしくありません。
飲めるうちに、ぜひ飲んでおきたいシングルモルトのひとつです。』

だそうです・・・。
高いんですけどね

わたし、ちょっと、ブローラのほうが好きかもしれません・・・。
ヤバイですね。
高いので・・・でももう作られていないので
いま飲むしかありません

ということで、
大変勉強になりました。

またよろしくお願いいたします。

ウイスキーを知る 検定終了の報告へ

2014-12-07 22:18:47 | Spirits&Others
ジビエでお腹を満たした後は、
今回ウイスキー検定を受けるに当たって大変お世話になりましたバー竹内さんへ。

まずは検定のご報告をして、
この日は今まで飲んだ中で印象に残っているものを
コメントとか書かないで楽しもうと決めていたので、
こちらをお願いしました。


クライヌリシュ14年、ストラスアイラ12年。

やはりおいしい・・・
まだ飲んでないのいっぱいありますが、
この2本、私のなかでは
ハイランド代表とスペイサイド代表の候補になると思います。

じゃあ、アイラ代表はっていうと、ラガヴーリンなんですよねー


ちょっと飲み比べてみました。
ラフロイグ・クウォーターカスク、
ラガヴーリン12年カスクストレングス・リミテッド 57.7°

やはり若くてもカスクストレングスでも
ラガヴーリン、うまいです

マスターが、こんなアードベッグもいいですよと味見させてくださいました。

アードベッグ・スーパーノヴァ2014
シェリー樽熟成の原酒もブレンドしているのでアードベッグにしては優しい味わい。
ピート100ppmということですが、
そんな風には感じなかった・・・。
こういう変わり種のとか熟成したアードベッグもいろいろ飲んでみたいですね・・・。


この3つの蒸留所は、
アイラ島の南に並んで建っているわけですが、
私の中では、
ラフロイグは岩が切り立った海岸のイメージ、
もっと具体的に言うと三陸の北リアスの海岸みたいな・・・
アードベッグが森とか松林ががすぐちかい浜、
岩手の山田町から宮城の気仙沼あたりのようなイメージ、
そして、
ラガブーリンが松島みたいな白い岩の海っていう感じ。
(勝手なイメージですが)



そして、ピートといえば、もっと強いブランドがありまして、
いつか試しに飲んでみたいと思っておりました・・・。

いつ飲むの?試験も終わったし、今でしょ!(すでに死語)

ってことで、
こちらをいただきました。

ブルイックラディ オクトモア

ブルイックラディは
ライトピート(3~5ppm)のブルイックラディ、
へヴィリーピート(30~40ppm)のポートシャーロット、
そしてこのウルトラへヴィ―(80~160ppm)のオクトモア
の3ブランドを作っています。

そんなウルトラ級ピーティのオクトモアがまた3種類もあるっていうんで
お味見させていただきました

真ん中から、
オクトモア5年(169ppm, alc,59.5%)
フェノール値169ppmの世界一ピーティなシングルモルト。
「ベルベット手袋の中の鉄拳」と形容され、フレッシュバーボン樽で5年熟成。
これは若いしアルコール59.5%だし、超ビリビリガッツンなんですが、
通常飲んでるアイラモルトよりも何杯もピーティかっていうとそうでもなくて、
あのはじめてアードベッグやラフロイグの香りを嗅いだ時ほどの衝撃は無い



オクトモア10年(80.5ppm、alc.50%)
世界で6,000本の限定商品。
フェノール値80.5ppmっていうと、ふつうのアードベッグ10年よりも高いわけですが、
そんな風に感じない。


そして右側、半透明のボトルは、
オクトモア4.2 COMUS 5年(167ppm, alc.61%)
バーボンの樽で熟成した後、シャトー・ディケムの樽でウッドフィニッシュ。
これもフェノール値167ppmって、そんなインパクトない・・・・。
それよりも、世の中で1,2を争うピートの風味の飲み物を、
ディケムの樽に入れてやろうっていう攻めの姿勢が超インパクトありです
ほのかに甘いワインの香りがします。


通常出回っているオフィシャルものはだいたい10年だったり12年だったりするんで、
5年の若者は結構キツかった反面、
飲みなれてくると、
10年のオクトモアより5年のほうがおいしく感じてきちゃうんで不思議なものです
すごいビリビリして酔っぱらった感じしたんですが、
家に着くころにはすっと酔いが晴れた感じになりましたし。

良い体験をさせていただきました


はじめてこちらのお店に伺ったのは今年のはじめ。
何もわからない私にウイスキーの飲み方から教えていただき
そしてゆったりと比較試飲できる場を提供してくださいました。
おかげでウイスキー検定を受けるまでになりました。
感謝、感謝です

またよろしくお願いします。


さて、試験も終わり、今後ウイスキーについてどうしようかなーって考えてます。
まあ来年1級を受けようとは思うんですが、
それに備えてどのように飲んでいくか・・・。
今まではテキストに載ってるのを制覇しようっていう目標があったわけですが、
これからはどういう作戦で・・・っていうのをね、
自分にあった飲み方を考えていかないと、
ただ美味しい美味しいと長期熟成やレアもののポトラーズばかり飲んでたら
ほんとお金無くなりますから

スコッチばかりがウイスキーじゃないしね。
日本の小さな蒸溜所のも飲んでみたいし。
バーボンももっとちゃんと勉強したいし。

とりあえず、
樽についてちょっと考えたいんで、
バーボンと、シェリーについて復習したいなという気持ちはあります・・・

まあ、年明けからね。