Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

ワイン  ベナンティ ロッソ・ディ・ヴェルツェッラ エトナロッソ 2005

2012-04-19 23:54:35 | Wine
オウチでイタリアンのお供に開けましたのはこちらの。


BENANTI ROSSODIVERZELLA ETNA ROSSO 2005

シチリア州エトナのワインです。

BENANTIは自然派の作り手で、エトナ随一の名門カンティーナと言われています。

この一族は元々ボローニャ出身の貴族で、シチリアには18世紀にやってきました。
ワイン生産は19世紀の終わりから行っていましたが、
本格的に高品質ワインの生産に乗り出したのは現在の当主ジュゼッペ・ベナンティ氏。
1988年、エトナ固有品種とテロワールを重んじテロワールを正面に出したワイン造りを始め、
エトナDOCで最初にトレ・ビッキエーリを獲得し、
それ以降も毎年のように獲得し続けているそうです。


このROSSODIVERZELLAは、エトナ北側のVerzella地区のキュヴェ。

<テイスティング>
色 ややオレンジのニュアンスが入ったガーネット
香 カシス インク 鉄分 アルコール 
味 アタックはマイルド カシス、土や岩のニュアンス
  タンニン 軽~中等度うっすら張り付きアルコールの揮発と共にすっと消える
  アルコール14%くらいか (実際13・5%)
  酸 中等度 やさしくじわっと口内に広がり、余韻が残る
    余韻は長く、カシス、優しい酸味、アルコールの温かみが口内に残る。

今までの経験上、ネレッロマスカレーゼ種から作られるワインは比較的ブルゴーニュ的で、
赤果実とミネラル感が魚介にも合わせやすい印象だったので開けてみたのですが、
このエトナは黒果実や土のニュアンスがあり、想像とは違っていました。

魚介とは微妙でしたが山菜とは相性が良かったと思います。
自然派だからっていうのもあるかしら・・・。

晩御飯 春の食材をイタリアンで楽しむ@おウチ

2012-04-19 23:52:51 | Food
春の食材がたくさん出てきて料理が楽しくなるのと同時に
体調も戻ってきたので、
最近とても食欲が旺盛です。

旬のものをいただきたいのももちろんですが
春は山菜とか季節限定の食材が多いので、
ちょっとずつ料理していたらスーパーから食材が消えてしまいますから、
いつも春は焦ります(笑)

ということで、
この日は平日にもかかわらず、
大好きな春の食材満載でイタリアンフルコース作って食べました。

ホントは和食にしたかったんですが、
和食は仕込みが時間かかるんでね。
出汁から取らなきゃならんし(笑)

はい、では前菜からスタート。


ホタルイカと菜の花とトマトのサラダ。
美味し。


マグロと山ウドのカルパッチョ。
ほんとはカツオにしたかったんだけどいいのがなかったんで。
ウドはホントにおいしいな。


ふきのとうと生ハムのスパゲッティ。
前にふきのとうをピザにして激ウマだったのでパスタにしてみましたが、
やっぱりピザのほうがよかった。
生ハムとふきのとうは相性よいと思います。

しっかし、どんだけがっついていたんか知らんけど、
これアップするまで麺が一本ペロンと目立っているのに気が付かなかった


桜鯛のアクアパッツァ。
あー、真鯛って本当においしい魚ですね。
身が締まっていてきめが細かくて肉厚で。
ほんとにおいしいアクアパッツァだった…。


道産牛のタリアータ 葉ワサビのマリネ添え。
火入れもうまくいき、葉ワサビと牛肉の相性も良く、
とってもおいしくいただきました。

デザートは桜のパンナコッタ。

これはこの季節によく作るウチの定番。
見た目かわいいから大好きなんです。
美味し!


はい以上です。
たくさん食べましたねー。
とってもおいしく楽しいディナーでした。

近々和食もやります!