原題 Volver
製作 スペイン 2006年
アルモドバル監督の女性を描いた作品シリーズ。
オール・アバウト・マイ・マザー、
トーク・トゥー・ハー、
これらの2作品は男の視点からもものを見ることができたけど、
このボルベールという作品は
どっぷり女性・母性の観点でしたね。
死んだと思っていたお母さんが実は生きてて突然現れた。
その裏に隠された真実と
娘やそのまた娘が背負った運命は
悲しいほどにリンクしていて、
でも女たちはそれを乗り越えて強く生きてく。
前2作品は見る人によっては
意味不明な感じもするだろうなって感じましたが、
今回の作品はより多くの人が共感できる内容だった気がします。
ペネロペ・クルス、
ハリウッド映画なんかよりスペインの映画のほうが
ラテン系のヴィヴィットな魅力爆発してていい感じです。