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Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

晩秋の常磐線の旅 ⑥ 代行バスにて新地町へ

2015-12-06 15:19:09 | Travel
原ノ町から相馬へ。



この先に線路が続いているのに、ここが終点・・・


2016年12月にはこの先も鉄路で運行再開するとの見通しのようです。


いまはまだ相馬から先は津波の影響で、常磐線は代行バスによる運行です。


駒ヶ嶺駅へ。


ここは別に壊れてはいないし、移設とかもしないんんだけど、
乗降客数の問題なのか、鉄路運休中。


新地駅へ。


駅といっても市役所前のバス停が代行バスの駅(停留所)になってます。
いつものように、ここで途中下車して復旧の様子をみてみましょう。
1年半ぶりかな。

海のほうに向かって歩いていくと・・・

わー、ずっと向こうになんか橋みたいなのができている!
あれ、線路かなあ・・・。


通行止め


日曜日で工事も休みなので入っていく
かさ上げ、進んだなあ・・・。


あ、やっぱり線路だ。
少し高くして津波が下を通るようにしたんだ・・・。
山側に少し移設もされています。


もっと行きたかったけど、
向こうで重機の音と人の声がしたので引き返す


かさ上げされた市街地に続く道。
どんな町になるんでしょうね・・・。

さて、これまたいつものように、こちらでティータイム。

アジュールさん。


コーヒーとモンブランのセット。
豆乳を使ったクリームのモンブランで、すっごくおいしかった


店内から新しい市街地方面が見えます・・・。

さて、ぼちぼちバスの時間です。
市役所前のバス停へ。


バス停近くには復興フラッグが。


震災当初、捜索活動を行っていた自衛隊隊員が、
瓦礫の中から日の丸の旗を見つけて掲げたのが始まりで、
何代か引き継がれて、今はここに復興のシンボルとして掲げられています。

さて、代行バスに乗って宮城県に入ります。

つづく。






晩秋の常磐線の旅 ③ 南相馬・原ノ町散策

2015-12-05 17:14:52 | Travel

さて、1年半ぶりの原ノ町。
どこから歩こうかな・・・。
実は東京から常磐線で福島へってこと以外はほとんど予定立てていなかった今回の旅

近くの喫茶店に入って予定を立てることにしました

珈琲亭いこいさん。
震災後早期から営業再開している憩いの場。
以前にもお邪魔したことあります。






コーヒーとポパイトーストをいただきました。

海のほうに行って、かつてボランティアで清掃したあたりを見て回るのもいいけど、
なんか原ノ町の市街地散策とか普通に観光みたいなのしたいなーって思って、
観光情報をおもむろに調べ、
なんとなく歩く行程を決めて出かけました。

まずは、「桜井古墳」に行ってみることにしました。
結構福島は歴史的な遺跡が多いんですよね・・・。

駅から国道6号を超えて海の方向へ。


ああ、こっちね。


なんかむっちゃ住宅街で、観光スポットがある感じがしないんですけど・・・


わ!あった!


古墳の周囲は素敵な公園になっているのですね。




ほほう・・・。




上ってみよう!






眺めがいいですね。
この近くまで津波が来たんですけど古墳は浸水を免れました。
やはり昔の人はどこが安全かわかっていたんですね・・・。

周辺にも小さなお墓がありました。




野馬追馬の放し飼い牧場の土手、「野馬土手」もありました。


さて、また国道を超えて、
駅方面を抜けて市街地方向へ向かいましょう。


その前に道の駅によってお買い物。


お土産購入とともに、
南相馬名物よつわりパンで小腹満たし



餡とクリームとジャムが入ってます。

さて、市役所方面に向かいましょう。


放射能測定センター。
市民による放射能測定所で、検体(測定品)は、食品・飲料水・土壌です。

市の除染業務車両。





こういう繁みなんかに放射性物質がたまっているんで、
伐採して除染するんですよね。
こうして汚染ごみが増えてそれを保管する場所がないから
フレコンバック山積み状態になっちゃいます・・・

市民会館(ゆめハット)。



前からここに神戸から分けられた「希望の灯り」があるってわかっていたんですけど、
やっと来れました。

近くにある銘醸館へ。

歴史的建造物である旧松本銘醸の建築物を再生させたもので、
写真や絵画の展示のほか、明治・大正・昭和の生活の様子の展示があります。






すごいね、これ






かっこいいね、これ


江戸時代後期からの老舗旧松本銘醸の展示。




ガラス張りで中には入れない


反対側の入り口。
物品販売ありました。
あと、レンタサイクルもあって、次に原町を観光するときは利用しようっと

さて、日も傾いてきたんで、隣の相馬市にとった宿にチェックインしましょうか。


駅に向かう途中の公園ではやはり除染作業がおこなわれてました。

さっきの繁みの時も思ったけど、
森林だけではなく、こんな街中の公園の除染もまだ必要なんだなーって、
原町は避難指示解除になって何年も経つし、今まで何回も来てるのに、
この現実に愕然としてしまいます・・・


さて、常磐線に乗って北隣の相馬に向かいましょう。


つづく。



晩秋の常磐線の旅 ② 代行バスで竜田から南相馬へ

2015-12-05 12:13:17 | Travel
上野から常磐線各駅停車を乗り継いで、ようやく竜田駅到着。





ここから先はノンストップの代行バスにて南相馬・原ノ町に向かいます。




バスの発車までまだ時間があったので、駅前をくるりと見学。



線量はこんな感じ・・・。


バスはまあまあ席が埋まってます。


それでは、立ち入り制限地区を通り抜けて行く、
途中下車なしの国道6号線代行バスの旅、出発です。

ほどなくして、楢葉町から富岡町に入りました。


あれは福島第二原発かな・・・・。


向こうに富岡駅があるはず・・・。

富岡町を通り抜け、福島第一原発(1‐4号機)がある大熊町へ。


大熊町は、
2012年12月9日までは「警戒区域」(作業員以外の町民の立ち入りが全面禁止)、
同12月10日からは、以下のように避難区域再編成されました。
「帰還困難区域」
  ・・・(住民の立ち入り禁止。指定日や予約により日中の一時帰宅(宿泊不可)が可能な場合あり。
      全人口の96%の元居住地にあたる)
「居住制限区域」「避難指示準備解除区域」
  ・・・(日中のみ町からの許可を得ることを前提に立ち入り・一時帰宅可能で宿泊不可。
      全人口の4%の元居住地)

2014年9月からこの国道6号線のみ一般車両も通行可能となっていますが、
そこから側道に入っていくことはできず、
バリケードが張られています。






ガソリンスタンドも荒れ放題・・・・。


おそらくあの林の向こうに福島第一原発があると思われます・・・。

そして双葉町へ。
双葉町には、福島第一原発5号機、6号機があります。
現在もほぼ全域が「帰還困難区域」です。














荒れ果てた商店やガソリンスタンド、
張り巡らされたバリケードに胸が傷みます・・・・。

そして浪江町。
町内は全域が避難指示区域となっており居住はできません。
国道6号線が通っているあたりは「避難指示解除準備区域」「居住制限区域」で、日中の立ち入りのみ可能、
町の大半にあたる内陸の山間部は「帰還困難区域」に指定されています。


ここは作業員が宿泊なんかで使っているのかな・・・。


屋根瓦が吹き飛ばないようにするためか、
重しがのせてありますね・・・。



そして南相馬市へ。
浪江町と隣接する小高区は福島第一原発から20キロ圏内にあります。
2012年4月に大半が「避難指示準備解除区域」となり、除染作業が行われてきました。









ものすごい量のフレコンバック・・・。




2016年4月に避難指示解除を目指し、
さらなる除染作業やインフラ整備などが進められていますが、
まだまだここで生活するっていうイメージがわかないですよね・・・。

そして南相馬市原町区へ。
2011年9月に緊急時避難準備区域解除されており、
私もこれまで何度かボランティアだったりマラソンだったりで訪れているので
なじみのある風景です。





この辺りも以前は重機やフレコンバックのほか、
津波で流された車やいろんな瓦礫が散乱していましたが、
だいぶきれいになりましたね・・・。

と思いきや・・・

まだまだ除染作業が必要なところも多いという現実・・・。






火力発電所から煙が上がっています。
あれは東北電力の施設です。

ということで、朝5時からJRやバスを乗り継いで6時間弱、
10時50分に原ノ町駅到着です

お久しぶり。
1年半ぶりかな。

少し原町を散策しましょうか。

つづく。


晩秋の常磐線の旅 ① 上野から福島へ

2015-12-05 10:07:42 | Travel
12月1週目、
福島県の南相馬の原町でハーフマラソン大会があって、エントリーしました。

今年(2015年)の1月に、常磐線の竜田~原町間の代行バスが運行開始され、
年内にそれに乗りたいと思っていたところだったので、
南相馬までのアクセスは、札幌→東京→常磐線で福島へ、ということに

金曜日、仕事終わってからLCCにて成田へ。




雪で出発遅れたので、日付が変わってから上野着

上野駅の目の前のホテルで数時間の仮眠をとり、朝3時半起床でまた上野駅へ


常磐線下りの始発、勝田行きに乗り込みました。
まだ暗いし、しばらくは千葉と茨城の内陸部の横断なので、爆睡

日の出のころパチッと目が覚めました




茨城県の水戸駅にて、いわき行きに乗り換え。



東海原発があるところ。


ほどなく海が見えてきました。


大津港を過ぎたら茨城にさよなら、福島に入ります。


地図を片手に・・・


勿来(なこそ)海岸を眺めつつ・・・


勿来駅。
ここから線路はやや内陸へ。


晩秋の福島を行く・・・。


仮設住宅・・・。


湯本駅。
フラガールの常磐ハワイアンセンターがあるところね。


いわき。
2012年にいわきサンシャインマラソンを走りに来て以来です。


ここで、竜田行きに乗り換え。

またまた海が見えてきました・・・。



線路は続くよどこまでも・・・。


左を見れば山里の風景、


右をを見ればキラキラ光る海・・・。


山と海を交互に眺めつつの鈍行列車の旅。
お天気に恵まれてよかった・・・


広野。
ここから双葉郡。
福島第一原発から25キロぐらいでしょうか。

福島原発事故により一時、町全域が緊急時避難準備区域に指定され町民が避難。
2012年3月31日に避難指示が解除され、町は町民に帰還を促すが戻って来たのは約半分程度。

そのかわり、プレハブなどの宿舎で暮らす原発などの作業員の数は住民の倍近くとか。




海岸のほうで復旧作業が今も続いている様子がうかがえました・・・。


広野には東京電力の火力発電所があります・・・。

楢葉町に入りました。福島第一から20キロ圏内です。



フレコンバッグがやたら目立つようになりますね・・・。

楢葉町の北東端には東京電力福島第二原子力発電所の1‐4号機があります。
20キロ先にある福島第一原子力発電所事故の影響により、
町域の大半(居住者のいる場所の全域)が警戒区域に指定されましたが、
2012年8月10日に避難指示解除準備区域(立入可、宿泊不可)となったのち、
つい3か月前の2015年9月5日に避難指示が解除されました。
これから帰還する住民が増えるのかどうか・・・ってところでしょうか。


楢葉町の木戸駅。


そして同町の竜田駅。
ここから先は放射能の影響で鉄路は運行休止となっており、
代行バス(1日2往復)に乗り換えです。

つづく。

晩秋、気仙の旅 ⑥ 気仙川を見ながらドライブ

2015-11-15 16:33:56 | Travel
陸前高田から、国道340号を内陸方面に向かいます。


340号は、気仙川に沿って走っています。

岩手は県土が大きいので、内陸の幹線から沿岸まで、
だいたいどこも2時間ぐらいかかります。
そしてだいたいどの道も川に沿って走っているんですが、
その川を見るのがけっこう好きなんです、わたくし
とくに下流から上流に向かうのが好き。
だんだんに川幅が狭くなってごろごろとした岩が出てきて、
流れが荒々しくなっていく様をみるのがね。
前世は鮭とか鮎とかだったのかもしれません、なんて

ということで、
しばし川の画像をお楽しみください


すっかり晴れましたね


岩が多くなってきましたね・・・。

この道沿いに道の駅ならぬ「川の駅よこた」というのがあって、
一度行ってみたいと思ってるんですが、
今回は時間の都合でスルーしました


山が深くなり、
陸前高田から住田町へ。
住田町も気仙地方でその昔は伊達藩だったところです。

秋の日はつるべ落とし。
このあとストンと暗くなってしまい、
あまり写真も取れませんでしたが、無事盛岡に到着。

移動中、盛岡のコーヒー店の話とか冷麺の話で妹と盛り上がり、
晩ごはんは冷麺食べに行こうと突如話がまとまりまして、
番外編へ

つづく。




晩秋、気仙の旅 ⑤ 箱根山

2015-11-15 14:33:00 | Travel
「復興の道しるべ陸前高田応援マラソン」が終わり、
シャトルバスにて、車を置いてある駐車場へ。

なんか空が明るくなってきましたね

ちょっとお買い物がてら一本松方面へ。

建設中の堤防を眺めつつ・・・

解体中の土砂運搬ベルトコンベアを眺める・・・。



周囲の山を切り崩して高台の宅地を造成し、
そこで出た土砂を地盤沈下した土地のかさ上げに使うため、
陸前高田の市街地に張り巡らされていたベルトコンベア。
昨年3月の稼働以来、東京ドーム4杯分の約504万立方メートルの土砂を搬出したそうです。
10トントラックなら9年かかるといわれた工程を1年半で終え、
解体作業が始まるとニュースで知ったのはひと月前。
今回来たらもうすっかりなくなっているんだと思っていたら、
まだまだ解体途中でした
あとで調べたら、解体は来年の秋ぐらいまでに終了だって
それだけ大きなものなんですね・・・。

八木澤カフェでお買いもの&いつものこれ。

八木澤醤油ソフト


次に高田に来るのはGWぐらいかなあ・・・。
その時はどんなふうになっているのかな・・・。

さて、このまま国道340号に乗って内陸に戻ろうかと思っていたら、
すっかり空が晴れてきたので、
昨日あきらめた箱根山からの眺望を今日なら見ることができるかも・・・と
再チャレンジすることにしました








ぐいぐい上って行きます。
今年からツールド三陸で、この道を上るマウンテンコースというのができたのですが、
こりゃいまの私にはちょっと無理だな・・・なんて思いつつ

そして展望台到着!

上ってみましょう

わあ!リアス式海岸!

広田半島、まる見え


こちらは碁石海岸のほう。


あちらは唐桑半島、
そのずっと向こうの牡鹿半島の先端、金華山までよく見えます


そして、陸前高田の市街地方面。

すごーい!
もっとお日様がキラキラしている日だったら
どんなにきれいだったことか・・・。
またぜひ訪れたい場所です

すばらしい眺望のあとは、コーヒータイム

昨日もお邪魔しました箱根山テラスさんへ。


昨日と違って、ここからでも海が見えますね


昨日マフィンだったから今度はスコーンで

のんびりさせていただき、山を下りました。

わー、海がキラキラしてるー

もう一軒寄り道

産直はまなすでリンゴ購入。
ここのスタッフさんたちもマラソン大会出てましたね。

さて、今度こそほんとに内陸に内陸向けて、国道340号にのります。

つづく。


晩秋、気仙の旅 ② 気仙大工伝承館

2015-11-14 17:31:47 | Travel
妹と合流後、あいにくの雨模様ですが、
今まで行きたかったけど行ってなかった箱根山へ。

もうちょっと早い時期、晴れてたらきれいだっただろうな・・・。

雲が低かったので眺望はあきらめて、
まずは、内陸からずっと運転してきた妹さんの休憩タイム。

箱根山テラス。
箱根山の中腹にある宿泊施設兼カフェです。


カフェの内装、ステキです。


フードはマフィンかスコーンのみ。
コーヒー、おいしかった。
この日4杯目のコーヒー

そして、すぐ近くのこちらへ。

気仙大工伝承館。
ここもようやく来ることができました
気仙大工集団は、江戸時代初期に市内小友町で発祥。
家大工でありながら神社仏閣、建具や彫刻までこなすほど技量は高かったそうです。
この伝承館は、その優れた建築技法を後世に伝える施設です。
明治初期の気仙地方の民家を想定して作られた家屋、土蔵からなり、
内部の造りやの展示を見学します。


まずは、敷地内にある「希望の灯り」へ。
神戸の阪神淡路大震災のモニュメント「1.17希望の灯り」が分灯されたもの。
大槌町と福島の南相馬にもあります。

そして見学へ。

まずは蔵のほうから。


昔ながらの大工道具がずらり。


そして家のほうへ。


囲炉裏と土間。
座敷の方では細かい細工が施された欄間など見ることができました。

受付のある建物にも展示がありました。

各地の気仙大工の仕事を紹介する展示など、見ごたえありました
大船渡の長安寺は見に行ったことあるんですが、
そのほかはまだなのでいろいろな気仙大工の仕事、見に行きたいですね

さて、そろそろ暗くなってきましたので、
宿にチェックインしましょう。

今回は、こちら、陸前高田のキャピタルホテル1000に泊まりました。

震災前は海のそばにあった7階建てのホテルでしたが、
4階まで津波をかぶり、解体されました。
2013年に海から2キロほど内陸に場所を移して再オープンしました。

以来ずっと、泊まってみたいなーと思っていたのですが、
なんせ、周囲ほとんど工事中でなーんにもないこんな感じのところにあるのです・・・。

ふだん車を使わない私は、
キャピタルに泊まるならいったんチェックインしたら朝までどこにも行かない・・・
っていう覚悟が必要だったのでなかなか予約に踏み切れず、
しかもいつもすぐに満室になっちゃうので
これまで泊まる機会を持てず、
隣の大船渡に泊まることが多かったのです

でも今回は、
陸前高田で第1回のマラソン大会だし、
BRTの駅も増えたから移動もなんとかなりそうだし、
ってことで、
予約のサイトにアクセスしたら、すんなりと予約完了
その後、妹も合流することになったので結局車移動でしたけどね

お部屋はこんな感じ。

きれいです
大浴場もあります。

さて、ひと休みしたら、
ドライバー付きで晩ごはん食べに外に出かけますか

つづく。







晩秋の北リアス旅 ⑥ 三陸鉄道で久慈へ

2015-11-08 23:10:21 | Travel
宮古でハーフマラソン、楽しく終了しまして、
三鉄で久慈に向かいます。


たぶん久慈に着く前に真っ暗で何にも見えなくなっちゃうだろうな・・・


田老。


あれ?前からこんな建物あったっけ?


小本。


あ、小本駅の建物、もうすぐ完成かな・・・。


島越。


田野畑。


普代。夏ばっぱが大漁旗振ってた浜。


野田。安家大橋。
あーもう電車内の灯が反射しちゃうからこれ以上は撮影困難
陸中野田の十府ヶ浦あたりは肉眼でももう見えなかった・・・。
まあ仕方ない

ということで、久慈到着。

雨降ってますが、いつものようにくるりと町歩きしてみます


駅前の噴水、色がついてキレイ


道の駅でちょこっとお買いもの。


秋祭りの山車も久しぶりに見学

そして喫茶モカへ。

「あまちゃん」スタッフ・キャストが撮影当時足しげく通った店です。


サインとかいっぱい貼ってまーす


生ビールとキムチサンド、いただきました。
卵とキムチ、合うよね。うまーい

駅の近くなので、ギリギリまでお店の方といろいろお話してました。
ごちそうさまでしたー。


そしてJR久慈駅へ。


八戸線で2時間、真っ暗で何にも見えないんで、ほぼ全行程爆睡


八戸から青森まで、青い森鉄道にて。
約1時間半、これまたほぼ全行程爆睡


そして青森から急行はまなすにて札幌へ。
ここでも当然のごとくほぼ全行程爆睡でした

ということで、土日で北リアスの旅、終了です
実はは翌週も土日で岩手、今度は南リアスです

おわり。



晩秋の北リアス旅 ⑤ 宮古散策

2015-11-08 15:31:30 | Travel
宮古サーモンハーフマラソン終了しまして、
銭湯で体を清め温めようと、会場から商店街方面に歩いていましたら、
ふと目に入ったお店・・・・

まず「本日マカロンあります」っていう張り紙が目に入りました。
よくみると「フランスのパンとお菓子」って書いてある・・・。
うわー、こんなお店あったんだ・・・ノーマークでした
Tamiser(タミゼ)っていうんだ・・・フランス語で「粉を篩う」って意味ね。
なんかすごく本格的っぽいネーミング!
さっそくお店に入ると、
小さな店内にクロワッサンやその他パン、焼き菓子が並んでいる。
ほんとにフランスの田舎の小さなブランジェリーみたい
大きな男の人が出てきて「決まったら呼んでくださいね」と。
ガラス越しに奥の厨房で作業してるのが見えます。
旅行中だしどうしようか悩んだんですが、
結局クロワッサン、マカロン他何種類か買っちゃいました
食べるの楽しみだー

さて、また少し歩きます。

宮古ってこういう小さな水路があるんですよね。
なんか本州の暖かいところによくあるイメージだったから、
なんか不思議な気分になっちゃいました

さて、目的地の銭湯に着きました。

福島湯。
これがまた、
こんなのいまどき営業してるんだ!ってちょっと衝撃の外装と内装
でも昭和感満載のレトロ銭湯で、なかなかよかった!
マラソン参加者は入浴券もらってたんでタダで入れたんですが、
なんか申し訳なくて、瓶のコーヒー牛乳買って飲んじゃいました

まだ少し時間あったんでどこかでお茶したかったんですが、
いつものお気に入りカフェはシャッター閉まってた・・・
どうしようかなーって思ってたら、
こちらがなんだか開いていそうな雰囲気だったんで入ってみることにしました・・・。

カフェ・ド・ステーション。
駅前にあっていつもなんとなく気になっていたんですが、
いつも開いているんだか閉まっているんだかわからない雰囲気でね・・・。
怖いもの見たさでそーっとドアを開けてみました。
いらっしゃいませ、どうぞ、と女性に言われたので、
あ・・・開いてた・・・よかった・・・と一番入口に近い席へ。
お客さんは私一人で、
あとは近所のおじさんとかがなんかの用事で頻繁に出入りしてました。


中はこんな感じ。

ざっくした手書きのメニュー出てきて、
思いのほか、
ブレンドから数種類のストレートコーヒー、ラテやウインナなどのアレンジやココアなど、
豊富なドリンク提供しているようでした。

間違いが少ないであろうマンデリンをお願いして、しばし待つ・・・。

そして来た。

ほほう・・・。
食器はなんだか雰囲気あるものを使ってますね。
でも・・・
ここまで運ばれてきても全くコーヒーの香りがしないのよね・・・。
飲んでみる。
んー?
これはほんとにマンデリン?
ちょっとよくわからないな・・・。
もしマンデリンだとしたら、浅煎りだとか、もしくはちょっと古い豆だとか・・・
とにかく私の知らないマンデリンでした
まあ、気になっていたところに1回入ることができてよかったっ
ごちそうさまでした。

ということで、そろそろ三鉄に乗って北に向かうお時間となりました。

前日は内陸の盛岡経由で宮古入りしたので、
帰りは北リアスの風景を眺めつつ久慈→八戸→青森→北海道と進むことにしました


それでは久慈に向けて、しゅっぱーつ!

つづく。






晩秋の北リアス旅 ② かさ上げ進む山田町

2015-11-07 16:57:14 | Travel
盛岡散歩のあと、JR山田線で宮古へ。

閉伊川と終りかけの紅葉を眺めつつ・・・。

2時間ほどで宮古着。


おー、これこれ。

翌日これ走ります
マラソン申し込んだのと同時にホテルも検索したんだけど、
全然空きがなくて、
お隣の山田町に宿を予約しました。
ということで、JR山田線は宮古―山田間が運休中なので、
バスにて移動です。

土曜の午後なんで、高校生(?)さん達むっちゃ乗ってて激混みでした
山田の山間部も結構紅葉きれいだったんですが、
バス込んでて写真撮れる感じじゃなかった・・・残念

1時間弱で山田町市街地に到着。


海にはたかーい堤防建設中。

国道は、従来の道を通行止めにして、かさ上げ工事してからまた通すということで、
現在は仮道路に移設されています。

国道45号線、びはんプラザ前。
お店があるから、ここだけ旧国道は残されていますが
この手前は・・・

アスファルト剥がされて・・・、


向こう側もアスファルト剥がされています・・・。


さて、町役場方面に行ってみましょう。 




役場横の八幡神社へ。



お詣りして、


境内からの眺め。
かさ上げされて復興住宅建設待ちのあそこに行ってみましょうか。


これこれ。上ってみましょう。


前回、ゴールデンウィークの時はここでなんかお祭りやってたっけ


かさ上げ地から、町の南方を望む・・・。


基本的にどこもかしこも工事現場だらけです・・・

さて下におりて少し歩いてみましょうか。

あ・・・

JR山田線の線路。


こっちは線路流されちゃったところ。駅があったほうね・・・

住宅街へ・・・。

かさ上げは進んでも、こうしてまだまだ当時のまま残っているところもあり・・・


かさ上げされたところとそうでないところの境目。
土地の権利の問題も絡んで、
どんどんかさ上げするにはいろいろむずかしいこともあったりするらしい・・・。


撤収された標識やマンホールのふたが転がってる。
山田町のマンホールってホタテの模様だったんだ・・・。


以前商店街があった辺り。
これらの建物が残っているからどこ歩いてるかわかったけど、
そのうち壊されるんだろうから
もう次来たら、陸前高田みたいに、どこ歩いてるかわかんなくなっちゃうだろうな・・・。
それどころか、もう工事始まっちゃってここを歩くことができないかも・・・


こんなふうに、通行止めとか・・・


かさ上げ工事の合間を、矢印に翻弄されながら歩くのです・・・


仮設の道路を作って、


既存の道路のアスファルトを剥がしてをかさ上げして・・・って感じで、
ちょっと回りくどい感じの工事が延々続いています・・・。


仮国道は旧国道のひとつ海側、新しい堤防のすぐそばを走っています。


傍らには古い堤防の名残が・・・。


新しい水路ができています。

仮国道からまた、通行止めの旧国道に戻ってみましょう。


アスファルト剥がされてる部分と・・・


まだ残ってる部分。
ここもそろそろ剥がされるかな。
このアベエイさんの建物もそろそろ壊されるのかな・・・。

ここから少し南、境田町あたりに仮設商店街があります。







この日晩ごはんいただくことになっている竹松やさんも発見。

以前はあちこちに点在していた仮設店舗が、
かさ上げ工事のためここに集められたって感じです。


案内図ありました


カラオケボックスも健在

そしてカラオケボックスの横に復興事業案内所があったのでお邪魔しました。





震災後の山田町のこれまでとこれからを知ることができます。
ついでに、
ちょっと前にSMAPがここ山田町のNHKのど自慢に来たときの話も
きかせていただきました
お茶まで出していただいてのんびりさせていただき、
そろそろバスでホテルに向かう時間となりました。

陸前高田でも活躍した、土を運ぶベルトコンベアが稼働していました。

結構前から設置されてはいたんだけど、
いろいろな事情があって稼働し始めたのはつい最近だとのこと
これからまたかさ上げが一気に進むのかな・・・。

さて、バスに乗って国道45号線を船越方面へ南下します。
仮国道は薬王堂のあたりで旧国道とつながってました(わかる人にはわかる




織笠大橋から山田湾を臨む・・・。

ホテル付近でバスを降りて、
真っ暗になってしまう前に、船越半島方面をちらっと見に駆け足で



山田湾側。
防潮林再生のため松の苗が育てられています。


道路の反対側は家族村だったところと「鯨と海の科学館」、
そして向うには船越湾も見えます。

まだ4時台なんですけど結構暗くなっちゃいました・・・。
盛岡で寄り道しないでまっすぐ山田に来ていれば
船越のほうも少し見てまわれたのに・・・とちょっと反省

また駆け足で国道に戻り、道の駅でお買いもの。


道の駅を出たときにはもうすっかり真っ暗になってました
さて、ホテルにチェックインしますか。

つづく。