クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

天下の名車も

2013-03-31 22:53:00 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
今週末まで預かっていた車両はP車。
最近この車を手に入れたオーナー氏は、少しずつ手を入れて直していこうと思っていると話されていた。
とは言え乗り心地が悪い(あまりにも)。
ということで、オリジナルボックスに相談に見えた。
一目見て、これでは!とわかる程、車高がガックリと下げられている。
P車の正しい車高に対して、数センチかそれ以上下がっている。
ここまで下がると、当然サスペンションストロークの残りが少ないか、
すでにバンプラバーがつぶれているというのも考えられる。
オーナーさんと相談して、純正戻し方向に車高もダンパーも考えましょう、ということになった。
サスペンションチューニングの範疇ではあるが、元のコンディションに戻すのだから、
修正と呼んだほうがいいのかもしれない。
前オーナーがこの車を手離した理由が乗り心地の悪さだったら、改造が裏目に出たことになる。
ちょい悪オヤジなる言葉に近いかもしれないが、少しだけイジッテいるのがわかるチューニングを
施すことで、ノーマルで乗っているんじゃないよ、を自分にも人にも見せているところがある。
目的があれば良いが、やみくもは残念な結果を招くことになりかねません。
冷静に行きたいですね。


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